●3人の人間を死に追いやっていながら、県政を進めることが免罪符になると言い張る鉄面皮、計算高さ、非道の権化。
兵庫県議会から全会一致で不信任決議案が突き付けられて1週間の斎藤兵庫県知事。TV各局に露出しまくって事前選挙運動を展開したのちに、2024年9月26日の今日、失職して県民に信を問うとして、出直し選挙にでることを表明した。
<出直し選挙は不信任決議が出る前から決めていた疑い>
不信任案決議案が出ることは相当前から確実視されていたことである。9.19に不信任案決議案が決議された翌日から、複数のTVに出演した斎藤。自身の3年間の実績を強調。だが辞職か失職か県議会解散か、進退については「しっかり考える」と明言しなかった。県関係者の間では「出直し選挙の準備では」と憶測を呼んでいた。
(斎藤の計算された言動だが、関係者にはバレていた。gooニュース 2024.9.20)
<失職を決めたのは、昨日9.25の朝、高校生からのお涙頂戴の励ましの手紙だ、と理由を披露>
この高校生は、維新か斎藤が仕掛けたサクラではないかと筆者は疑っている。
斎藤は記者会見でこう言っている。
① 「高校生が私のところに来られて、手紙を渡して頂いたんですね」
おかしな言い回しだ。普通は、「手紙を頂いたんですね」ではないだろうか?
斎藤は、この日の記者会見のために、事前に何をどう言うか相当練習していたはずだ。「いつ決めたか」という質問は、当然想定問答集(官僚が得意な文章)に項目として挙がっていたハズだ。
上記①の文言は、高校生の行動シナリオ、高校生目線のシナリオのような感じを受ける。
<今回の告発文書問題は知事が辞職しなければならないほどの問題ではない、と3人の死に責任を感じていない非道ぶり>
「今回の不信任決議に納得しているのか?」と記者から訊かれて、齊藤は、
「百条委員会とか第三者機関をやっていくと、文書問題についての調査をやって事実を解明して、あらためていくことは、すごく大事だと思うんですけど、果たしてそれが本当に、知事が(沈黙)、何ていうんですかね、職を辞すべきことなのか、(それが)根底にあるというのは正直なところですね」
<斎藤は自民県議と維新建議に恩を売った。ホッと安心した自民・維新>
県議会解散ならば、県議会選挙でボロ負けの自民と維新だったが、維新の馬場代表は「求めていたことを受け入れた」と一定評価している。何か斎藤とバーター取引でもしたのかもしれない。斎藤を製造した松井元維新代表は「反省して出直すならもう一度応援してあげたら」とバーターの臭いがする発言をしている。(2024.9.26)
●マスゴミTVがなぜか取り上げない「斎藤のパワハラ人事で憤死した政治学者・五百旗頭真氏」。
自死した兵庫県局長が告発した文書の①番目に挙げられている「五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯」。
維新に忖度したのか、なぜかマスゴミTVで取り上げられた場面を見たことがない。筆者が見落としたのかもしれないが。ことがあまりにも重大だから触れたくないのだろう。
著名な政治学者の五百旗頭真(いおきべ・まこと)氏。元防衛大学校長で神戸大学名誉教授の五百旗頭氏は、(公益財団)ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長を、井戸前県知事から懇願され精力的に任に当たっていた。
(告発文書の冒頭項目)
ところが、2024年2月29日に、前任知事の県政業務にことごとく不快感を表していた斎藤が、イエスマンの片山副知事に指示して、河田、御厨両副理事を一方的に解任する旨を五百旗頭氏に伝えた。五百旗頭氏は両副知事に全幅の信頼を寄せていたので、突然の両知事解任の話に「これはうれしくない話。私の口からは分かったと言えない。両氏に確認する必要がある」(2024.2.29 17:00-17:20 片山VGと五百旗頭氏の面談記録)
五百旗頭氏はこのことで憤慨されていたと伝えられており、6日後の3月6日に急性大動脈解離で急逝した。80才。つまり「憤慨」ストレスが原因である、斎藤、片山の心無い仕打ちが死因であると告発しているのである。
それに対し、斎藤の反論記者会見では、
「科学的根拠がない。ある種の誹謗中傷にもなる」(2024.6.20)
「それを本当に真実だと示すような診断書がなかった」(2024.8.7)
この論法でいけば、2人の県職員の自死も、「私の責任ではない。証拠がない」と思っているのだろう。だから斎藤は、裁判でも勝てると考えているフシがある。
だがマスゴミTVは、カニを持ち帰っただの、ジャンパーを欲しがっただの、つまらん話ばかりを取り上げるが、これだけ高名な学者の急逝に、斎藤の冷酷な仕打ちが関係しているかどうか報道すべきではないか。維新のケツ拭きに加担して恥ずかしくないのか。
●斎藤のマスゴミTVでの一方的な実績披露独演会を見て、それを鵜呑みにして同情するバカ県民が出始めた。
<詐欺師のレトリック>
斎藤は兵庫県政を大いに改革したと自画自賛しているが、それを鵜呑みにしたバカ県民がいる。
「公約実現率は98.8%」というデマが拡散したが、そういう風に誤解される言い回しをしたからだ。
「選挙時の公約は173項目。そのうち一定(数)達成、着手したのは171項目、98.8%」(2024.7.30)と答えている。
言い換えれば、手を付けただけのが98.8%、ほったらかしにしているのが一定数、残りが達成した分(公用車の変更、県立大学無償化など)。
(マスゴミTVの情報を、そのまま受け売りで自分の意見のように話すバカがいる。神戸新聞ホーム 2024.9.26)
斎藤に同情し、実績を高く評価するバカ県民に訊きたい。下記項目について、斎藤の責任はないのか?
・2人の県職員の自死、五百旗頭真氏の急逝。
・阪神・オリックス優勝パレードにまつわる、県財政を、金融機関を迂回させてのマネーロンダリング(背任行為)
・上記のパレード担当課長はその調整に難航し精神が持たず病気を発症、その後自死。(森友事件の赤木さん事件と同じ)。
・公益通報者保護法に違反して、当事者の斎藤の指示で犯人捜し、人事権を振りかざしての脅し、通報者を保護せずに逆に不当な処分をした。
・犯人捜しで得た通報者のプライバシー情報を、第三者に公表して通報者の信用性を貶めようとした悪辣な行為。
これだけの犯罪行為の疑惑がある人物を、バカ県民は評価するのか?斎藤と同じメンタル、性格と言わざるを得ない。
●半年近く経っても、製造物責任のある自民と維新が関係しているので怖いのか、傍観を決め込む法執行機関。
公益通報者保護法に関係する主要な法執行機関は、
・消費者庁の公益通報・協働担当参事官
・厚労省の雇用環境・均等局雇用機会均等課
だが、問題発生から半年たっても動かない。役立たずだ。
裏金問題の対応官庁である検察庁や国税庁と同じで、政権与党が絡むと機能しなくなる国家機関。もういらないのではないか。
斎藤も忠犬・片山ものうのうと退職金を受け取るのか。すでに受け取ったのか。
不当な懲戒処分を受けて自死した局長には、退職金がでたのか?あるいはどれだけ減額されたのか?
こんな理不尽なことが許されていいのか!
●新知事は泉元明石市長が適任。本人が承諾すればだが。
筆者は、この人なら知名度、実績、性格から判断して、いい知事になると思う。
兵庫県議会から全会一致で不信任決議案が突き付けられて1週間の斎藤兵庫県知事。TV各局に露出しまくって事前選挙運動を展開したのちに、2024年9月26日の今日、失職して県民に信を問うとして、出直し選挙にでることを表明した。
<出直し選挙は不信任決議が出る前から決めていた疑い>
不信任案決議案が出ることは相当前から確実視されていたことである。9.19に不信任案決議案が決議された翌日から、複数のTVに出演した斎藤。自身の3年間の実績を強調。だが辞職か失職か県議会解散か、進退については「しっかり考える」と明言しなかった。県関係者の間では「出直し選挙の準備では」と憶測を呼んでいた。
(斎藤の計算された言動だが、関係者にはバレていた。gooニュース 2024.9.20)
<失職を決めたのは、昨日9.25の朝、高校生からのお涙頂戴の励ましの手紙だ、と理由を披露>
この高校生は、維新か斎藤が仕掛けたサクラではないかと筆者は疑っている。
斎藤は記者会見でこう言っている。
① 「高校生が私のところに来られて、手紙を渡して頂いたんですね」
おかしな言い回しだ。普通は、「手紙を頂いたんですね」ではないだろうか?
斎藤は、この日の記者会見のために、事前に何をどう言うか相当練習していたはずだ。「いつ決めたか」という質問は、当然想定問答集(官僚が得意な文章)に項目として挙がっていたハズだ。
上記①の文言は、高校生の行動シナリオ、高校生目線のシナリオのような感じを受ける。
<今回の告発文書問題は知事が辞職しなければならないほどの問題ではない、と3人の死に責任を感じていない非道ぶり>
「今回の不信任決議に納得しているのか?」と記者から訊かれて、齊藤は、
「百条委員会とか第三者機関をやっていくと、文書問題についての調査をやって事実を解明して、あらためていくことは、すごく大事だと思うんですけど、果たしてそれが本当に、知事が(沈黙)、何ていうんですかね、職を辞すべきことなのか、(それが)根底にあるというのは正直なところですね」
<斎藤は自民県議と維新建議に恩を売った。ホッと安心した自民・維新>
県議会解散ならば、県議会選挙でボロ負けの自民と維新だったが、維新の馬場代表は「求めていたことを受け入れた」と一定評価している。何か斎藤とバーター取引でもしたのかもしれない。斎藤を製造した松井元維新代表は「反省して出直すならもう一度応援してあげたら」とバーターの臭いがする発言をしている。(2024.9.26)
●マスゴミTVがなぜか取り上げない「斎藤のパワハラ人事で憤死した政治学者・五百旗頭真氏」。
自死した兵庫県局長が告発した文書の①番目に挙げられている「五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯」。
維新に忖度したのか、なぜかマスゴミTVで取り上げられた場面を見たことがない。筆者が見落としたのかもしれないが。ことがあまりにも重大だから触れたくないのだろう。
著名な政治学者の五百旗頭真(いおきべ・まこと)氏。元防衛大学校長で神戸大学名誉教授の五百旗頭氏は、(公益財団)ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長を、井戸前県知事から懇願され精力的に任に当たっていた。
(告発文書の冒頭項目)
ところが、2024年2月29日に、前任知事の県政業務にことごとく不快感を表していた斎藤が、イエスマンの片山副知事に指示して、河田、御厨両副理事を一方的に解任する旨を五百旗頭氏に伝えた。五百旗頭氏は両副知事に全幅の信頼を寄せていたので、突然の両知事解任の話に「これはうれしくない話。私の口からは分かったと言えない。両氏に確認する必要がある」(2024.2.29 17:00-17:20 片山VGと五百旗頭氏の面談記録)
五百旗頭氏はこのことで憤慨されていたと伝えられており、6日後の3月6日に急性大動脈解離で急逝した。80才。つまり「憤慨」ストレスが原因である、斎藤、片山の心無い仕打ちが死因であると告発しているのである。
それに対し、斎藤の反論記者会見では、
「科学的根拠がない。ある種の誹謗中傷にもなる」(2024.6.20)
「それを本当に真実だと示すような診断書がなかった」(2024.8.7)
この論法でいけば、2人の県職員の自死も、「私の責任ではない。証拠がない」と思っているのだろう。だから斎藤は、裁判でも勝てると考えているフシがある。
だがマスゴミTVは、カニを持ち帰っただの、ジャンパーを欲しがっただの、つまらん話ばかりを取り上げるが、これだけ高名な学者の急逝に、斎藤の冷酷な仕打ちが関係しているかどうか報道すべきではないか。維新のケツ拭きに加担して恥ずかしくないのか。
●斎藤のマスゴミTVでの一方的な実績披露独演会を見て、それを鵜呑みにして同情するバカ県民が出始めた。
<詐欺師のレトリック>
斎藤は兵庫県政を大いに改革したと自画自賛しているが、それを鵜呑みにしたバカ県民がいる。
「公約実現率は98.8%」というデマが拡散したが、そういう風に誤解される言い回しをしたからだ。
「選挙時の公約は173項目。そのうち一定(数)達成、着手したのは171項目、98.8%」(2024.7.30)と答えている。
言い換えれば、手を付けただけのが98.8%、ほったらかしにしているのが一定数、残りが達成した分(公用車の変更、県立大学無償化など)。
(マスゴミTVの情報を、そのまま受け売りで自分の意見のように話すバカがいる。神戸新聞ホーム 2024.9.26)
斎藤に同情し、実績を高く評価するバカ県民に訊きたい。下記項目について、斎藤の責任はないのか?
・2人の県職員の自死、五百旗頭真氏の急逝。
・阪神・オリックス優勝パレードにまつわる、県財政を、金融機関を迂回させてのマネーロンダリング(背任行為)
・上記のパレード担当課長はその調整に難航し精神が持たず病気を発症、その後自死。(森友事件の赤木さん事件と同じ)。
・公益通報者保護法に違反して、当事者の斎藤の指示で犯人捜し、人事権を振りかざしての脅し、通報者を保護せずに逆に不当な処分をした。
・犯人捜しで得た通報者のプライバシー情報を、第三者に公表して通報者の信用性を貶めようとした悪辣な行為。
これだけの犯罪行為の疑惑がある人物を、バカ県民は評価するのか?斎藤と同じメンタル、性格と言わざるを得ない。
●半年近く経っても、製造物責任のある自民と維新が関係しているので怖いのか、傍観を決め込む法執行機関。
公益通報者保護法に関係する主要な法執行機関は、
・消費者庁の公益通報・協働担当参事官
・厚労省の雇用環境・均等局雇用機会均等課
だが、問題発生から半年たっても動かない。役立たずだ。
裏金問題の対応官庁である検察庁や国税庁と同じで、政権与党が絡むと機能しなくなる国家機関。もういらないのではないか。
斎藤も忠犬・片山ものうのうと退職金を受け取るのか。すでに受け取ったのか。
不当な懲戒処分を受けて自死した局長には、退職金がでたのか?あるいはどれだけ減額されたのか?
こんな理不尽なことが許されていいのか!
●新知事は泉元明石市長が適任。本人が承諾すればだが。
筆者は、この人なら知名度、実績、性格から判断して、いい知事になると思う。