●スキルについて
スキルは種族別(Haven系、Necropolis系・・)が7つ、魔法別(火、水、風・・)が8つ、その他(攻撃、防御、運命・・)が9つある。
それぞれのスキル内には7つのアビリティがあり、HEROのレベルが1つ上がると、アビリティを1つ選択できる。
アビリティはNovice(初心者)クラスは3つ、Expertクラスは2つ、Masterクラスは1つ、さらにもう一つ最上級クラスが1つある。
レベル30Maxまでに習得できるスキル・アビリティは、スキルでは3つ位、アビリティでは21〜24ぐらいなので、HEROの特性(取得魔法、種族など)に応じた選択が必要だ。
種族別スキル名は、Haven界は「Ritheousness(理性)」、Stornghold界は「Bloodrage(血祭り)」、Dungeon界はShroud of Malassa(マラッサの覆い)、Academy界はMetamagic(高次魔法)、Necropolis界はNecromancy(降霊術)、Sylvan界はNature’s Revenge(自然の復讐)、Fortress界はRune magic(ルーン魔法)といった独自の呼び名がある。
●「Ritheousness」(理性)のアビリティ
・Holy Falcon Empire(聖ファルコン帝国)、バトルエンジェル、ナイト、Abbot(修道院長)、石弓射撃手・・・
・イニシアチブ:ユニットの行動順序を左右する。高ければ先制攻撃やサポート魔法を発動したりする。
・モラル:士気が高いと攻撃後に再度追加行動する場合がある。
<Novice>
・Sisters of Mercy:慈悲のシスター
ヒーリングシスターは毎ターン2回ヒールを行う。2回目のヒールの対象は新たに選ばれる。(HEROレベルが低いと1回)
・Coordinated Effort:連携努力
敵クリーチャーのスタックが死亡した場合、次の友軍クリーチャーは士気が上がる。(イニシアチブが変化したために)より早く活動状態になる可能性のある別の友軍クリーチャーは、この能力の影響を受けない。
・United We Stand:団結
隣接する友好クリーチャーの防御力を+1する。
<Expert>
・Blessed Words:祝福された言葉
友軍クリーチャーが正攻法の呪文の対象になるたび、それが良い士気になるまで士気+10を得る。この効果は積み重ねることができる。
・Rightful Justice:正当なる正義
味方のクリーチャーは+6攻撃で報復する。
<Master>
・Brothers in Arms:戦友
友軍クリーチャーが良い士気を持つたび、そのクリーチャーの隣にいる他のすべての友軍クリーチャーは、そのクリーチャーが良い士気を持つまで士気+10を得る。この効果は積み重ねることができる。
<最上級>
・Victorious Streak:勝利の連打
友軍クリーチャーは士気ターンの間、75%のダメージを与え、75%の移動力を持つ。代わりにダメージと移動力が半分になる。
●「Bloodrage」(血祭り)のアビリティ
・オーク族、サイクロップス、ベヒーモス、バシリスク、ワイバーン、ケンタウロス射手・・
・ブラッドレージ:友軍の攻撃力を強化する。待機や防御をとると減少するが積極的に攻撃すると増加する。特定のクラス(バーバリアン、チーフテン、アースシェイパー、シャーマン、ストームコーラー、ウォーモンガー)専用のスキル。スキルレベルが上がると、Bloodrageの初期値や効果が強化され、エキスパートレベルでは、友軍のイニシアティブが+5され、マスターではモラルが2倍になる。
<Novice>
・Bursting Rage:炸裂する怒り
すべての友軍クリーチャーは、Bloodrage終了時に周囲の敵軍ユニットにダメージを与える。ダメージはBloodrageが継続した戦闘ラウンド数の70倍である。
・Warlord's Fury:ウォーロードの怒り
ヒーローの基本ダメージに現在のBloodrageの7倍のダメージを与える。
・Rush:突進
Bloodrage中の友軍クリーチャーは移動力+1を得る。
<Expert>
・Fiery Rage:炎の憤怒
Bloodrage中の友軍クリーチャーは、イニシアチブ+5を得る。
・Might Over Magic:魔法抑制
Bloodrage中の友軍クリーチャーは、呪文による直接ダメージの半分しか受けない。
<Master>
・Bloodlust:血の欲望
すべての友軍クリーチャーの士気(モラル)に、現在のブラッドレイジの2倍を加える。
<最上級>
・Father Sky's Fury:父なる空の怒り
ヒーローのBloodrageが1増える。Bloodrageはクリーチャースタックが殺されるたびに1増える。
●「Shroud of Malassa」(マラッサの覆い)のアビリティ
・マラッサ(闇のドラゴン)、Faceless(ダンジョン界の支援戦闘員。「Death Cloak」をまとい攻撃されるとDarkダメージ)を敵に与える古代の種族)、ミノタウロス、Soulless(魂無し)、アサシン、メデューサ、
・Shroud状態:敵から見えず通り抜け可能。攻撃すると暴露。Noviceレベルで全友軍がShroud状態になる。Expertレベルで移動力が+1。Masterレベルで攻撃力+4、運+10のボーナスが与えられる。
<Novice>
・Mephitic Scent:悪臭
Shroudedを持つ友軍クリーチャーは、敵のクリーチャーを通り抜けた時、スタックにあるクリーチャー1体につき闇ダメージを1与える。
・Smoke Bomb:煙爆弾
友軍クリーチャーがShroudedを失ったとき、次の戦闘ラウンド終了時まで、隣接するすべての敵クリーチャーは25のイニシアティブを喪失する。
・Confusion:混乱
ヒーローの攻撃はさらに、現在アクティブなクリーチャーのターン終了時まで、対象の敵クリーチャーの報復を抑制する。
<Expert>
・Dead Angle:死角
敵クリーチャーは、味方クリーチャーに側面いっぱいに攻撃された場合、O攻撃で報復する。
・Weak Spot:弱点
敵クリーチャーのスタックは近接攻撃を受けると攻撃力が3、防御力3低下する。戦闘ラウンド終了時まで持続する。
<Master>
・Hide:隠れる
・友軍クリーチャーは、この戦闘ラウンドにダメージを受けなかった場合、戦闘ラウンド終了時にShroudedになる。
<最上級>
・Coordination:連携
友軍クリーチャーが最初の近接攻撃で報復されなかった場合、それは即座に同じ対象に2回目のフリーヒットを得る(1戦闘ラウンドにつき1回)。
●休題:名作であるこのゲームの評価がなぜ悪いのか?
STEAMのレビューアの全評価平均は「賛否両論」。個別の各レビューも「おすすめしません」がズラーッと並び圧倒的。このゲームの販売開始が2015.9.29、約9年前。否定的レビューコメントをよく見ると、多くが2015年〜2016年。
実は筆者にも心当たりがある。おそらく否定的な理由は次の2つだろう。
①発売開始からしばらく、Ubisoftのスタート開始アプリ、Uplayが酷かった。
②低スペックのPCでは、目を見張る感動的な3D戦闘シーンや魔法発動シーン、Largeマップでは不具合が出る。
①について
最初のころ、STEAMからゲームを起動した後、Uplayが表示されて再びゲーム起動の操作が必要だった。ところがこのUplayアプリの不具合が多く、ゲームがなかなか起動できなかった。しばらくこのような状態が続いたので評判を大きく落とした。今は全く問題なくつながりゲームが堪能できる。
②について
このゲームをプレイし始めていた時の筆者のPCのスペックが低かった。Largeマップで冒険・探索範囲が広がるにつれ、HEROの移動がカクカクとコマ落ちのような動きになり、スムーズな動きをしなくなった。画面移動も反応が遅くなり、残像が重なったりしてプレイが困難になった。
今は、Core i9-10850K、メモリー32GB、GeForceRTX3080に変えたので、何の問題もなくビジュアルな魔法戦闘を楽しんでいる。
このゲームは筆者のプレイ歴史の中でも、名作の1つとなっている。プレイしていて感じることだが、ゲームシナリオが実にしっかりしていて、重厚な各キャンペーンの深みと構成、魔法のデザインや効果映像、戦闘時の複雑な優先行動や追加行動の発動、スキルやアビリティ・魔法習得の絡みなど、実によく計算されている。HOMM5が出てきたとき以上のワクワク感をもたらしてくれる。もちろんUbisoftから宣伝料はもらっていない。
スキルは種族別(Haven系、Necropolis系・・)が7つ、魔法別(火、水、風・・)が8つ、その他(攻撃、防御、運命・・)が9つある。
それぞれのスキル内には7つのアビリティがあり、HEROのレベルが1つ上がると、アビリティを1つ選択できる。
アビリティはNovice(初心者)クラスは3つ、Expertクラスは2つ、Masterクラスは1つ、さらにもう一つ最上級クラスが1つある。
レベル30Maxまでに習得できるスキル・アビリティは、スキルでは3つ位、アビリティでは21〜24ぐらいなので、HEROの特性(取得魔法、種族など)に応じた選択が必要だ。
種族別スキル名は、Haven界は「Ritheousness(理性)」、Stornghold界は「Bloodrage(血祭り)」、Dungeon界はShroud of Malassa(マラッサの覆い)、Academy界はMetamagic(高次魔法)、Necropolis界はNecromancy(降霊術)、Sylvan界はNature’s Revenge(自然の復讐)、Fortress界はRune magic(ルーン魔法)といった独自の呼び名がある。
●「Ritheousness」(理性)のアビリティ
・Holy Falcon Empire(聖ファルコン帝国)、バトルエンジェル、ナイト、Abbot(修道院長)、石弓射撃手・・・
・イニシアチブ:ユニットの行動順序を左右する。高ければ先制攻撃やサポート魔法を発動したりする。
・モラル:士気が高いと攻撃後に再度追加行動する場合がある。
<Novice>
・Sisters of Mercy:慈悲のシスター
ヒーリングシスターは毎ターン2回ヒールを行う。2回目のヒールの対象は新たに選ばれる。(HEROレベルが低いと1回)
・Coordinated Effort:連携努力
敵クリーチャーのスタックが死亡した場合、次の友軍クリーチャーは士気が上がる。(イニシアチブが変化したために)より早く活動状態になる可能性のある別の友軍クリーチャーは、この能力の影響を受けない。
・United We Stand:団結
隣接する友好クリーチャーの防御力を+1する。
<Expert>
・Blessed Words:祝福された言葉
友軍クリーチャーが正攻法の呪文の対象になるたび、それが良い士気になるまで士気+10を得る。この効果は積み重ねることができる。
・Rightful Justice:正当なる正義
味方のクリーチャーは+6攻撃で報復する。
<Master>
・Brothers in Arms:戦友
友軍クリーチャーが良い士気を持つたび、そのクリーチャーの隣にいる他のすべての友軍クリーチャーは、そのクリーチャーが良い士気を持つまで士気+10を得る。この効果は積み重ねることができる。
<最上級>
・Victorious Streak:勝利の連打
友軍クリーチャーは士気ターンの間、75%のダメージを与え、75%の移動力を持つ。代わりにダメージと移動力が半分になる。
●「Bloodrage」(血祭り)のアビリティ
・オーク族、サイクロップス、ベヒーモス、バシリスク、ワイバーン、ケンタウロス射手・・
・ブラッドレージ:友軍の攻撃力を強化する。待機や防御をとると減少するが積極的に攻撃すると増加する。特定のクラス(バーバリアン、チーフテン、アースシェイパー、シャーマン、ストームコーラー、ウォーモンガー)専用のスキル。スキルレベルが上がると、Bloodrageの初期値や効果が強化され、エキスパートレベルでは、友軍のイニシアティブが+5され、マスターではモラルが2倍になる。
<Novice>
・Bursting Rage:炸裂する怒り
すべての友軍クリーチャーは、Bloodrage終了時に周囲の敵軍ユニットにダメージを与える。ダメージはBloodrageが継続した戦闘ラウンド数の70倍である。
・Warlord's Fury:ウォーロードの怒り
ヒーローの基本ダメージに現在のBloodrageの7倍のダメージを与える。
・Rush:突進
Bloodrage中の友軍クリーチャーは移動力+1を得る。
<Expert>
・Fiery Rage:炎の憤怒
Bloodrage中の友軍クリーチャーは、イニシアチブ+5を得る。
・Might Over Magic:魔法抑制
Bloodrage中の友軍クリーチャーは、呪文による直接ダメージの半分しか受けない。
<Master>
・Bloodlust:血の欲望
すべての友軍クリーチャーの士気(モラル)に、現在のブラッドレイジの2倍を加える。
<最上級>
・Father Sky's Fury:父なる空の怒り
ヒーローのBloodrageが1増える。Bloodrageはクリーチャースタックが殺されるたびに1増える。
●「Shroud of Malassa」(マラッサの覆い)のアビリティ
・マラッサ(闇のドラゴン)、Faceless(ダンジョン界の支援戦闘員。「Death Cloak」をまとい攻撃されるとDarkダメージ)を敵に与える古代の種族)、ミノタウロス、Soulless(魂無し)、アサシン、メデューサ、
・Shroud状態:敵から見えず通り抜け可能。攻撃すると暴露。Noviceレベルで全友軍がShroud状態になる。Expertレベルで移動力が+1。Masterレベルで攻撃力+4、運+10のボーナスが与えられる。
<Novice>
・Mephitic Scent:悪臭
Shroudedを持つ友軍クリーチャーは、敵のクリーチャーを通り抜けた時、スタックにあるクリーチャー1体につき闇ダメージを1与える。
・Smoke Bomb:煙爆弾
友軍クリーチャーがShroudedを失ったとき、次の戦闘ラウンド終了時まで、隣接するすべての敵クリーチャーは25のイニシアティブを喪失する。
・Confusion:混乱
ヒーローの攻撃はさらに、現在アクティブなクリーチャーのターン終了時まで、対象の敵クリーチャーの報復を抑制する。
<Expert>
・Dead Angle:死角
敵クリーチャーは、味方クリーチャーに側面いっぱいに攻撃された場合、O攻撃で報復する。
・Weak Spot:弱点
敵クリーチャーのスタックは近接攻撃を受けると攻撃力が3、防御力3低下する。戦闘ラウンド終了時まで持続する。
<Master>
・Hide:隠れる
・友軍クリーチャーは、この戦闘ラウンドにダメージを受けなかった場合、戦闘ラウンド終了時にShroudedになる。
<最上級>
・Coordination:連携
友軍クリーチャーが最初の近接攻撃で報復されなかった場合、それは即座に同じ対象に2回目のフリーヒットを得る(1戦闘ラウンドにつき1回)。
●休題:名作であるこのゲームの評価がなぜ悪いのか?
STEAMのレビューアの全評価平均は「賛否両論」。個別の各レビューも「おすすめしません」がズラーッと並び圧倒的。このゲームの販売開始が2015.9.29、約9年前。否定的レビューコメントをよく見ると、多くが2015年〜2016年。
実は筆者にも心当たりがある。おそらく否定的な理由は次の2つだろう。
①発売開始からしばらく、Ubisoftのスタート開始アプリ、Uplayが酷かった。
②低スペックのPCでは、目を見張る感動的な3D戦闘シーンや魔法発動シーン、Largeマップでは不具合が出る。
①について
最初のころ、STEAMからゲームを起動した後、Uplayが表示されて再びゲーム起動の操作が必要だった。ところがこのUplayアプリの不具合が多く、ゲームがなかなか起動できなかった。しばらくこのような状態が続いたので評判を大きく落とした。今は全く問題なくつながりゲームが堪能できる。
②について
このゲームをプレイし始めていた時の筆者のPCのスペックが低かった。Largeマップで冒険・探索範囲が広がるにつれ、HEROの移動がカクカクとコマ落ちのような動きになり、スムーズな動きをしなくなった。画面移動も反応が遅くなり、残像が重なったりしてプレイが困難になった。
今は、Core i9-10850K、メモリー32GB、GeForceRTX3080に変えたので、何の問題もなくビジュアルな魔法戦闘を楽しんでいる。
このゲームは筆者のプレイ歴史の中でも、名作の1つとなっている。プレイしていて感じることだが、ゲームシナリオが実にしっかりしていて、重厚な各キャンペーンの深みと構成、魔法のデザインや効果映像、戦闘時の複雑な優先行動や追加行動の発動、スキルやアビリティ・魔法習得の絡みなど、実によく計算されている。HOMM5が出てきたとき以上のワクワク感をもたらしてくれる。もちろんUbisoftから宣伝料はもらっていない。