スペースノイズ

α宇宙域「地球」からの素粒子ストリングス変調波ノイズを受信!彼らの歴史、科学、娯楽、秘密など全てが含まれていた。

ネット・デマで歪められた民意 第2部。公益通報者保護法の明確な違反に気づいた斎藤。これまで7回も欠席していたのに全国知事会出席を理由に、百条委員会への出頭を拒否。

2024-11-22 03:29:19 | 社会
●過去にはワインをおねだりするために、全国知事会を欠席した前科をもつ斎藤。なぜ、百条委から逃げるのか

地方自治法第100条(百条)には地方議会の権限が規定されている。

100条3項:
正当な理由がなく、出頭又は証言拒否した場合は、禁固6か月以下、または罰金10万円以下、に処する

100条7項:
虚偽の陳述を行った場合は、3か月以上、5年以下の禁固、に処する

100条8項:
「前項の罪を犯した者が、調査終了前に自白した場合、罪を軽減又は免除できる」

100条9項:
「3項または7項の罪を犯したと認めた場合は、議会は告発しなければならない」


(過去7回も欠席したくせに。YAHOO.JAPAN!ニュース2024.11.21)



●公益通報者保護法違反は明らか。どういう言い訳をするかが焦点

2024年8月23日の百条委員会の証人尋問では、4月に複数の職員が「公益通報の結果が出るまで処分を待ったほうがいい」と県幹部に進言したと証言している。だが斎藤は、その進言に耳をかさず、5月にA局長を懲戒処分にした。

通報者の保護をせず、告発内容の真偽調査もせず、告発者探しを優先し、懲戒処分を断行した理由は?
「告発をもみ消そうとしたのではない」という、相当な理由があったのか?

<斎藤の焦る心のうちを推測>

これまでは選挙に勝つことだけを優先して、百条委の罪に問われないための言い逃れのストーリーを考える暇がなかった。もう少し穴のないストーリーを考える時間が欲しい。それが無理なら、斎藤新党をぶち上げて議会を入れ替え、百条委員会を潰す方法がないか。あるいはコロッと斎藤シンパになった騙しやすい県民の圧力を扇動して反対派県議を陰から脅すか。既に1人は議員辞職した実績がある。立花は劇薬過ぎるが最終手段で使えるかも。吉村は再選でコロッと変わり笑顔で秋波を送って来たから、維新と連携した方策の可能性もあるかもしれない。
とにかく時間だ。時間がほしい。

(どう言い逃れするのか。サンデーモーニング2024.8.25)



ネット・デマで歪められた知事選の民意。死者を出しても道義的責任を感じない斎藤を再選した兵庫県民。ロクデナシばかりを生み出す扇動者・立花の話を信じ込んだ兵庫県民

2024-11-19 18:47:56 | 社会
●売名のために手段を選ばない扇動者、立花孝志

兵庫県議会において全会一致で不信任決議案が突き付けられて、失職を選択し出直し選挙に出ることを表明した斎藤元彦兵庫県知事。2024年9月26日。記者会見でその理由を聞かれ、
「文書問題の解明は必要だが、県知事が職を辞すべきことなのか、」

この鉄面皮男は、自身が知事として下した行為で3人の関係者が死んでいる事実に対し、道義的責任を感じていないのである。

(報道ステーション2024.9.26)


そして2024年11月17日の出直し選挙の投票の結果、驚くべきことに、斎藤が2位の稲村候補に約14万票の差をつけて再選されたのだ。

そしてこの異様な結果を誘導したのが、SNSによるデマの拡散だ。
デマを信じて、斎藤に投票した人たちのコメント。

「斎藤さんは県政改革を進めたために既得権益者から嵌められた犠牲者」、
「疑ってごめんね、斎藤さん」
「斎藤さんは違法行為も不正行為もパワハラもしていない」、
「TVメディアは信用できない。SNSで事実を知って、斎藤さんに投票した」
「既得権益側の稲村候補は、外国人参政権の導入や、県庁建て替え1000億円を承認しようとしている」
・・・

このデマ拡散の主導人物がデマゴーグ立花孝志という政治ゴロだ。

立花が斎藤を応援すると言い出したころから、「斎藤を支持」(赤線)のSNS拡散数が急激に上昇した。

(Mr.サンデー2024.11.17)


<立花のデマに騙された人のコメント>
朝日新聞DIGITAL2024.11.20から抜粋。

・立花氏の演説を聞いていた神戸市長田区の会社役員の男性(49)は、「斎藤さんのイメージは悪かったが、立花さんのユーチューブを見て考えが変わった

・西宮市の女性(76)も「立花さんは正義感が強いし、勇気をもって主張しているってわかる」とし、斎藤氏の支持を決めたと語った。



立花が一人でこのデマ拡散をやったのかどうかは不明だ。斎藤側の支援デジタルボランティア、立花に供託金を出した支援者、デマを信じた斎藤支援者も共犯かもしれない。

これは非常に危険な現象だ。
金が潤沢にあり、組織力のある政党が、デジタルサポーター多く雇って、自陣営に有利なデマ、他候補に不利なデマを
拡散させれば、選挙結果を左右することができる。
今後の選挙で「裏金問題は嘘だった」、「統一教会との癒着もなかった」などとデマが飛びかうことを恐れる。

筆者と友人は、2014年1月頃から、安倍が籾井をNHK会長に押し込み、森友問題発覚後、御用ジャーナリストのスシローや山口某などをTVに出し続けて、世論を操作し始めた頃からマスゴミ・TVは信用できないと言い続けてきた。
だからと言って、「SNSの方が信用出来る」といった単純な真贋判断はしていない。

情報の信頼性判断の目安の1つは、「発信者・人物が信頼できるか?」そして「何を狙っての動機か?」をまず疑う。

立花孝志の話を信じるなんて、失礼だが、「アホか」。

2022年7月の参院選で当選していながら、国会にいちども出席せず、UAEに逃亡し、2023年6月4日に有名人への常習的脅迫で逮捕された、ガーシー議員を生んだのも立花。

(サンデーモーニング2023.3.23)


2019年7月の参院選では、ふざけた候補者をNHKの政見放送に出して、最後には候補者全員が「NHKをぶっこわーす」と笑いながら出演。比例得票数96万票を獲得して、立花が議員に当選。
仲間の候補者はただ踏み台に利用されただけ。ちなみに掲げた政策、NHKをぶっ壊すことはできたのか?

この男が売名のためなら、手段を選ばないのはこれで分かるだろう。

(サンデージャポン2019.8.4)



●斎藤は明確な法令違反を犯した。イエスマンだらけの側近を動かし告発をもみ消そうとした足跡

<斎藤等が犯した法令違反>  (公益通報者保護法、以下「同法」とする)

・通報順序について
  外部通報から先に行っても正しい行為。また外部通報先には報道機関も含まれる。
  立花孝志は公示ポスターで、告発したA氏が「後から内部通報した」ことをもって、「同法を悪用した」、「A氏は卑怯者」と暴言、誹謗中傷、デマを拡散させた。選管はこのようなデマ・ポスターの掲示を許した。
  公平中立な選挙が行われたとするには疑義がある。

消費者庁HP 通報先に関するQ&Aから)

  今回のように事業体のトップ(県知事)を告発する場合、内部通報窓口に通報すれば、通報がもみ消され、場合によっては報復を受ける恐れがある。(まさに斎藤はこれを行った)

・公益通報者の告発内容の調査をせず、かつ保護もせず、真偽の結果が出る前に懲戒処分を行った
  ・懲戒処分は無効(同法3条)
  ・公益通報をしたことを理由に懲戒処分をすることは違反行為。(同法5条1項、不利益取扱いの禁止違反)

・県の井ノ本前総務部長が、公益通報者の私的情報を漏洩し、告発者の信用性が低いことを強調する狙いがあった疑惑。
  ・公益通報対応関係者が公益通報者を特定させる情報を漏らすことは義務違反行為(同法12条)

   斎藤の側近であった井ノ本が、自身の判断で独自で行ったのか、あるいはイエスマンだらけの斎藤の側近であるから、斎藤からの指示があった可能性も捨てきれない。

(私的情報漏洩疑惑を報じた産経新聞2024.8.29。当新聞のほかに、複数の県議が、私的情報を触れ回っていたことをTVで証言)


・兵庫県警の怠慢。外部通報を県警は3月12日に受領しながら、いまも放置
  ・告発文の6番目は、「阪神・オリックス優勝パレードの寄付金集めがうまくいかず、県からの補助金供与をちらつかせ、その見返りに企業からキックバックさせた。司令塔は斎藤側近の片山副知事。実務担当者は産業労働部地域経済課長。一連の不正行為と大阪府との困難な調整で、精神を病み、うつ病を発症。現在、病休中」
  ・件の担当課長は4/12に死亡。自殺とみられている。斎藤は7月24日の記者会見まで、死亡の件を隠していた。
   森友事件の赤木さん自殺と同じパターン。
 
  ・税金は全て予算科目があり、この事業にはこの科目の予算をこれだけ使う、として予算を積み上げ、議会で承認されて次年度予算案が可決・執行される。だが補助金の見返りに、その分を企業側から寄付金としてキックバックさせるのは、税金の洗浄であり、補助金の不正流用、不正使用が疑われる。また補助金受け取り側との癒着、贈収賄の有無も含んでいるかもしれない。
  
  ・この告発は、主に「補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律」の33条2項「国又は地方公共団体において29条から31条(補助金等の不正使用や不正流用に関わった場合の罰則)までの違反行為があった時は、その行為をした各省各庁の長その他の職員又は地方公共団体の長その他の職員に対し、各本条の刑を科する」に該当するのではないか。
 ・兵庫県警が当該告発案件の捜査担当行政機関に該当しないなら、検察か然るべき関係担当行政機関等について、公益通報者に「教示しなければならない」(同法14条)のではなかったのか。それを怠った兵庫県警はA氏自死の責任についておおいに反省すべきである。
  
 
●政治ゴロ・立花孝志のデマと脅迫を暴く。歪められた民意。ネット脅迫等で百条委の兵庫県議2人が家族を避難

今回の知事選、立花は、

「自分は当選するつもりはなく、無実の斎藤さんが迫害されているのを黙って見ておれなかった。真実を知らせるために立候補した」

ニコニコ動画2024.11.2に出演して、正義の味方ぶって語っている。

こんな当選を目的としないおかしな動機で立候補した時点で、何か企んでいるなと気づくべきなのだが。
この動画を見るとその動機は売名であり、うまくいけばこれだけサポートすれば、お礼に副知事になってくれと言ってくるかもしれない(斎藤さんの恩返し期待)と厚かましい催促も吐露している。
11月18日現在、その気配がなさそうなので、南あわじ市長選にでることを表明した。
これだけデマでコロッと騙せる兵庫市民だから、うまくいくと判断したのだろう。

ではこの政治ゴロの言い分とデマを紹介しよう。

司会者「立候補した理由は?

① 04:32「ちょっとまて。内部告発制度を悪用して、(A局長)あんたのやっていること犯罪やないか。公益通報者保護制度を悪用するな。それによって知事が苛められて、メディアも信じて言わない。だから立候補して真実を明かさないといけない。それが主な理由」

司会者「公益通報者保護法を悪用しているという理由は?

② 05:29「亡くなったA局長が、3月12日に嘘の情報をいっぱいマスコミにバラまいた。これは名誉棄損なんですよ」
③ 05:44「バラまいたのは、ほとんど嘘だったんですよ」
④ 06:00:「名誉棄損された方は、当然犯人探しをする。ところがバラマキがバレたので、最初からそうすればいいのに後から内部通報した
⑤ 06:40:「内部通報には、2つある。根拠のない内部通報。・・(だらだら事例説明)。噂をバラまかれた当人は当然犯人探しをする。嘘かどうかは本人(斎藤)が一番よくわかる。誰やこんなことするのは・・ バレたので懲戒処分を恐れて、後から内部通報した。それが悪用するな、という事」


(デマを吐き続ける立花。ニコニコ動画2024.11.2)


おそらくこのデマゴーグの政治ゴロは公益通報者保護法を理解していないのだろう。
しかも、「死をもって抗議する」と悲痛な覚悟で告発し自死したA局長を、物事の判断がつかない犯罪者扱いしている。
死者への冒涜である。

<立花の論点の間違い>

・A氏の告発内容は嘘と断定したうえで、それを前提にした話の展開をしている
  告発文の内容の真偽はまだ結論が出ていない。11/19現在、百条委員会で審議中である。

・組織体トップの告発であるから、危険を判断して外部通報を先にしたA氏は犯罪者でもなければ、悪用もしていない。
同法で、内部通報を先にせよとする優先適用条項はない。


<立花が百条委・県議へ脅し>


選挙期間中に、立花が百条委員会の奥谷委員長の自宅前で、街頭演説と称して、脅迫。
「引きこもってないで出て来いよ!これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく」と脅迫。
その後、奥谷氏は危険を感じ、母親を非難させた。

また別の県議の竹内県議も、ネットの暴力で家族が狂乱状態になり、家族から「政治の道をやめてほしい」と懇願され辞職願を提出。

(百条委・奥谷委員長の自宅前で脅迫を行った立花。斎藤の反対派を脅して、斎藤有利の雰囲気を醸し出すためにあらゆる手段を実行。斎藤からの副知事のイスのプレゼントを期待(ニコニコ動画ご参照)。FNNプライムオンライン2024.11.18)



<立花が非公開の百条委の音声データを街頭演説やユーチューブで公開>

「百条委はデタラメ」と印象付けるために利用。
この音声データを立花に提供した県議(おそらく)をプライバシー保護法、秘密守秘義務違反で調査すべき。

神戸経済ニュース2024.11.06)


<立花のデマ・ポスターがそこら中に貼られた。こんなことを選管は許すのか!>

この選挙は無効である。立花の嘘のデマ・ポスターが兵庫県中に貼られたのだ。公平中立な選挙を管理すべき選管のミス、審査ミスである。今回の選挙は公平中立な選挙が担保されていなかった。


問題だらけのポスター。明確な嘘、デマ部分を抜粋すると、

・・ウワサ話を集めてウソ話を拡散した元県民局長はなぜ自殺を選んだのでしょうか?・・」 

繰り返すが、告発文書の内容の真偽結果はまだ出ていない。百条委で今審議途中である。だがこの立花のポスターでは、告発文書は「ウソ話」と断定している。完全な「デマ」である。

「・・前知事(斎藤)は、犯罪も違法行為もしていませんでした

公益通報をしたことを理由に懲戒処分をすることは違法行為である。(同法5条1項、不利益取扱いの禁止違反)
公益通報者保護法違反の結論はまだ出ていないが、真偽調査もせず、告発者探しをして、告発文を「嘘、八百」と一方的に切り捨てて懲戒処分を行った斎藤の行為は、法律の専門家も認める「ほとんど真っ黒な違法行為
こんなデマを多くの人に信じ込ませるために、XY情報源(X=元ツイッター、Y=ユーチューブ)から拡散させたのである。これによって、斎藤は「正義の人」、「既得権益者に嵌められた」といった陰謀論を加速させたのだ。

もっと酷いのは、

「・・公益通報者保護制度は正義の人間を守る制度であり、前知事(斎藤)の足をひっぱるウワサ話を集めてウソ話を拡散する卑怯者を守る制度ではありません 

A氏を「卑怯者」と呼んでいる!「死をもって抗議する」と義憤のなかで旅立ったA氏への名誉棄損であり、死者を冒涜するものである。繰り返すが、「内部通報後に外部通報しなさい」という条文はない。A氏の行動は、悪用でもなく、ましてや「卑怯者」呼ばわりされるものでもない。むしろ、今回のケースのように、組織体のトップを告発する場合、先に内部通報していれば、告発が握りつぶされ、報復される恐れがある。斎藤はまさにこれを行ったのだ。3月20日の記者会見の時、「嘘八百」と告発内容を打ち消そうとした。6番目の告発(犯罪行為の告発)関係の担当課長がうつ病を発症し病休中であること(その後4月12日に自死)も隠された。
しかも通報者を保護しようとせず、懲戒処分にした。同法11条2項(事業者がとるべき措置)違反、同法5条1項(不利益取扱いの禁止)違反である。

こんなポスターをよく選管は許したものだ。日本の地方選挙史上、最悪の事例。選管は全員、責任を取って辞めろ!



 
●マスゴミTVは底の浅い切り口で斎藤を持ち上げるな!民意が示されたと拡散すると、また地金が出る

「民意が示された!斎藤知事のネット戦略の勝利」。馬鹿を言うな。投票率51%のうちの半数弱が斎藤に投票しただけだ。つまり1/2×1/2=1/4の民意。しかも、ネット・デマの熱狂に騙されて投票してしまった人が多数だろう。

おとなしそうに見える外見だが、本性は冷血で独裁志向のモンスターだ。この強烈な性格は簡単に変わるものではない。いずれ頃合いをみて、徐々に地金を出すだろう。風見鶏の伊丹市長や宝塚市長、ゴマすりのイエスマンが徐々にこのモンスターの周りに集まって来るだろう。彼の決まり文句は「民意は文書問題より、県政を前に進めることだ」と問題そらしがミエミエだ。

百条委員会や県議会は、「民意が示された」という過大に膨らんだ幻に恐れることなく、このモンスターに再び不信任を出すべきだ。
なぜなら、法令違反、3人の死者への責任感の欠如は、県知事失格である。このまま斎藤を野放しにすれば、必ず禍根を残すだろう。



県職員ほか3人を死に追いやったのに出直しを謀る驚愕の鉄面皮! その斎藤に同情するバカ県民まで出始めた!傍観を決め込む法執行機関

2024-09-27 06:45:41 | 社会
3人の人間を死に追いやっていながら、県政を進めることが免罪符になると言い張る鉄面皮、計算高さ、非道の権化

兵庫県議会から全会一致で不信任決議案が突き付けられて1週間の斎藤兵庫県知事。TV各局に露出しまくって事前選挙運動を展開したのちに、2024年9月26日の今日、失職して県民に信を問うとして、出直し選挙にでることを表明した。

<出直し選挙は不信任決議が出る前から決めていた疑い>

不信任案決議案が出ることは相当前から確実視されていたことである。9.19に不信任案決議案が決議された翌日から、複数のTVに出演した斎藤。自身の3年間の実績を強調。だが辞職か失職か県議会解散か、進退については「しっかり考える」と明言しなかった。県関係者の間では「出直し選挙の準備では」と憶測を呼んでいた


(斎藤の計算された言動だが、関係者にはバレていた。gooニュース 2024.9.20)


<失職を決めたのは、昨日9.25の朝、高校生からのお涙頂戴の励ましの手紙だ、と理由を披露>

この高校生は、維新か斎藤が仕掛けたサクラではないかと筆者は疑っている。
斎藤は記者会見でこう言っている。
① 「高校生が私のところに来られて、手紙を渡して頂いたんですね
おかしな言い回しだ。普通は、「手紙を頂いたんですね」ではないだろうか?
斎藤は、この日の記者会見のために、事前に何をどう言うか相当練習していたはずだ。「いつ決めたか」という質問は、当然想定問答集(官僚が得意な文章)に項目として挙がっていたハズだ。
上記①の文言は、高校生の行動シナリオ、高校生目線のシナリオのような感じを受ける。


<今回の告発文書問題は知事が辞職しなければならないほどの問題ではない、と3人の死に責任を感じていない非道ぶり>

「今回の不信任決議に納得しているのか?」と記者から訊かれて、齊藤は、
「百条委員会とか第三者機関をやっていくと、文書問題についての調査をやって事実を解明して、あらためていくことは、すごく大事だと思うんですけど、果たしてそれが本当に、知事が(沈黙)、何ていうんですかね、職を辞すべきことなのか、(それが)根底にあるというのは正直なところですね

<斎藤は自民県議と維新建議に恩を売った。ホッと安心した自民・維新>

県議会解散ならば、県議会選挙でボロ負けの自民と維新だったが、維新の馬場代表は「求めていたことを受け入れた」と一定評価している。何か斎藤とバーター取引でもしたのかもしれない。斎藤を製造した松井元維新代表は「反省して出直すならもう一度応援してあげたら」とバーターの臭いがする発言をしている。(2024.9.26)


マスゴミTVがなぜか取り上げない「斎藤のパワハラ人事で憤死した政治学者・五百旗頭真氏」

自死した兵庫県局長が告発した文書の①番目に挙げられている「五百旗頭真先生ご逝去に至る経緯」。
維新に忖度したのか、なぜかマスゴミTVで取り上げられた場面を見たことがない。筆者が見落としたのかもしれないが。ことがあまりにも重大だから触れたくないのだろう。

著名な政治学者の五百旗頭真(いおきべ・まこと)氏。元防衛大学校長で神戸大学名誉教授の五百旗頭氏は、(公益財団)ひょうご震災記念21世紀研究機構の理事長を、井戸前県知事から懇願され精力的に任に当たっていた。

(告発文書の冒頭項目)


ところが、2024年2月29日に、前任知事の県政業務にことごとく不快感を表していた斎藤が、イエスマンの片山副知事に指示して、河田、御厨両副理事を一方的に解任する旨を五百旗頭氏に伝えた。五百旗頭氏は両副知事に全幅の信頼を寄せていたので、突然の両知事解任の話に「これはうれしくない話。私の口からは分かったと言えない。両氏に確認する必要がある」(2024.2.29 17:00-17:20 片山VGと五百旗頭氏の面談記録)

五百旗頭氏はこのことで憤慨されていたと伝えられており、6日後の3月6日に急性大動脈解離で急逝した。80才。つまり「憤慨」ストレスが原因である、斎藤、片山の心無い仕打ちが死因であると告発しているのである

それに対し、斎藤の反論記者会見では、
科学的根拠がない。ある種の誹謗中傷にもなる」(2024.6.20)
それを本当に真実だと示すような診断書がなかった」(2024.8.7)

この論法でいけば、2人の県職員の自死も、「私の責任ではない。証拠がない」と思っているのだろう。だから斎藤は、裁判でも勝てると考えているフシがある。

だがマスゴミTVは、カニを持ち帰っただの、ジャンパーを欲しがっただの、つまらん話ばかりを取り上げるが、これだけ高名な学者の急逝に、斎藤の冷酷な仕打ちが関係しているかどうか報道すべきではないか。維新のケツ拭きに加担して恥ずかしくないのか。


斎藤のマスゴミTVでの一方的な実績披露独演会を見て、それを鵜呑みにして同情するバカ県民が出始めた

<詐欺師のレトリック>

斎藤は兵庫県政を大いに改革したと自画自賛しているが、それを鵜呑みにしたバカ県民がいる。
「公約実現率は98.8%」というデマが拡散したが、そういう風に誤解される言い回しをしたからだ。
「選挙時の公約は173項目。そのうち一定(数)達成、着手したのは171項目、98.8%」(2024.7.30)と答えている。
言い換えれば、手を付けただけのが98.8%、ほったらかしにしているのが一定数、残りが達成した分(公用車の変更、県立大学無償化など)。

(マスゴミTVの情報を、そのまま受け売りで自分の意見のように話すバカがいる。神戸新聞ホーム 2024.9.26)


斎藤に同情し、実績を高く評価するバカ県民に訊きたい。下記項目について、斎藤の責任はないのか?

・2人の県職員の自死、五百旗頭真氏の急逝。
・阪神・オリックス優勝パレードにまつわる、県財政を、金融機関を迂回させてのマネーロンダリング(背任行為)
・上記のパレード担当課長はその調整に難航し精神が持たず病気を発症、その後自死。(森友事件の赤木さん事件と同じ)。
・公益通報者保護法に違反して、当事者の斎藤の指示で犯人捜し、人事権を振りかざしての脅し、通報者を保護せずに逆に不当な処分をした。
・犯人捜しで得た通報者のプライバシー情報を、第三者に公表して通報者の信用性を貶めようとした悪辣な行為。

これだけの犯罪行為の疑惑がある人物を、バカ県民は評価するのか?斎藤と同じメンタル、性格と言わざるを得ない。


半年近く経っても、製造物責任のある自民と維新が関係しているので怖いのか、傍観を決め込む法執行機関

公益通報者保護法に関係する主要な法執行機関は、
・消費者庁の公益通報・協働担当参事官
・厚労省の雇用環境・均等局雇用機会均等課
だが、問題発生から半年たっても動かない。役立たずだ。

裏金問題の対応官庁である検察庁や国税庁と同じで、政権与党が絡むと機能しなくなる国家機関。もういらないのではないか。
斎藤も忠犬・片山ものうのうと退職金を受け取るのか。すでに受け取ったのか。
不当な懲戒処分を受けて自死した局長には、退職金がでたのか?あるいはどれだけ減額されたのか?

こんな理不尽なことが許されていいのか!

新知事は泉元明石市長が適任。本人が承諾すればだが

筆者は、この人なら知名度、実績、性格から判断して、いい知事になると思う。

トランプ元大統領の狙撃未遂事件について

2024-07-16 16:02:33 | 社会
犯人は銃馴れしている。事前に入念な計画と準備をしている

2024.7.14トランプ元大統領が狙撃されたというニュースが飛び交った。

筆者も射撃経験があるが、120〜130m先から20cm四方(頭の大きさ)の的を射抜くには銃馴れしていないとできない。
今時点2024.7.15の情報では、狙撃直前に屋根に上ってきた警官に見つかり、銃を警官に向け、慌てた警官が屋根から降りたという情報がある。

犯人は動揺し興奮状態になったと考えられる。見つかってしまった、場所が知られた、警備の狙撃手から狙われる、トランプにも逃げられる、という焦りが頭の中をグルグル駆け回ったはずだ。
急いでライフルの狙いをトランプに向けたに違いない。スコープが付いてなければ、直径約3mm小さな穴の照門に片目を近づけ、その穴から銃先の照星の上に的を乗せ、ゆっくりと静かに引き金を絞り、照準がブレないように、コト(雪が綿の上に落ちるように静かに)と最後の引き金を引く。

射撃結果の良し悪しは非常にメンタルな状態が反映する。動揺した状態で引き金を強く引くと、「ガク引き」といって銃口が下にズレる。銃口が的から1ミリ下がっただけでも、遠い先では大きく的を外すことになる。
しかし今回の事件では、動揺があった状態でも犯人は銃弾をトランプの耳に当てたということは、相当な射手であったと判断できる。
もし警官に見つかっていなかったら、トランプの運命は変わっていただろう。

ANNのニュースでノーカットの映像を見ると、
最初にパン、パン、パンと3発の銃声音の後、2秒後にダダダダダという連射音があり、1分近くして伏していたトランプと警護官が立ち上がった。おそらく警護のスナイパーによる連射射撃で犯人を制圧したという連絡があり、立ち上がったのであろう。

トランプの自作自演という陰謀論がるようだが、有り得ない話だ。耳だけをうまく撃ってくれよ、という計画を臆病者のトランプが承諾するはずがないし、そのような究極のスナイプができるのはゴルゴ13しかいない。

バイデン側の陰謀という話も荒唐無稽だ。

今のところの情報で判断すると、犯人は物静かで頭が良くあまり目立たない若者。最初は共和党支持だったが、2021年の米連邦議会襲撃事件からトランプが嫌いになり、民主党に転向。高校時代から射撃部に所属し、2023年頃に地元の射撃クラブに所属、いつも狩猟服を着ているようなだったというから、強い力(銃)への憧れ、強い力と自身の一体化を外部に誇示したい願望があったのかもしれない。

いじめがあったという同級生、無かったという同級生の情報がある。バカげた話だ。高校での酷いいじめがあったとしても、高校への復讐、乱入・乱射につながる可能性はあっても、元大統領暗殺につながるわけがない。

聡明でありながらトランプの暗殺という強い動機に走ったのは、彼なりの歪んだ政治的・歴史的な使命感・正義感が突き動かしたのだろう。実行すれば自身は必ず死ぬことは自覚していたはずだ。米国と世界を分断させる悪を排除したと歴史に名を刻みたい願望があったのかもしれない。

2022年に高校を卒業して地元の介護施設の厨房で働いていたというから、裕福な家庭ではなく、成績は良かったのに世間は認めてくれないというジレンマが鬱屈した衝動に駆り立てたかもしれない。
単独のテロかも。

(NNNニュース 2024.7.14)



第1部  珠洲原発の爆発を免れたのは天啓。能登復興の遅れは岸田による人災。

2024-02-13 21:21:27 | 社会
●岸田は震災に興味なし。初動の立ち上げもグズグズ。いまだに本部長は防災大臣

岸田は国民が嫌いなのだ。国民の声を聞いているフリを演じながらノラリクラリと震災対応や裏金問題を誤魔化している。うまいフリだ、国民は騙せるだろうと本人は思っているが、全て薄汚い本心を国民が見抜いて、支持率が上がらない。じゃ勝手にしろ、と開き直った岸田はマイペースを貫くことにしたのだ。裏金問題も適当に。能登半島震災対策も適当に。俺が総理大臣なのだと鉄面皮のエリート面にうすら笑いを隠さない。国民は舐められている。

<岸田、初動、今も含めてやる気なし>

・1/1 16:10 能登半島地震、発生

・17:30(地震発生から1時間20分後)
     特定対策本部を設置。
・20:00〜20:33
     同上、第1回会議開催。
     松村防災大臣が本部長。岸田欠席
・22:40(地震発生から6時間30分後)
 重大な災害と気づき、非常災害対策本部に格上げ。
しかし同本部の第1回会議(本部長は松村防災大臣)は、翌1/2 9:30〜から開催。実に地震発生から17時間20分後、本部設置から11時間余り後に開催されたのだ。

熊本地震(2016.4.14 21:26発生)はどうか?
・22:10(地震発生から44分後)非常災害対策本部を設置。
・23:21(本部設置から1時間11分後)、安倍総理が本部長となり、第1回会議を開催。

安倍を褒める気はサラサラないが、国賊と呼ばれた安倍より酷い。真剣に国政を執り仕切る気もない。国会にも諮らず、国民の民意も無視して、「先送りできない問題を解決する」と嘯きながら独裁の閣議決定を連発する男。

1月4日の記者会見で、能登半島地震対応についても、「陣頭指揮を私自身が執る」と臆面もなく吐いたが、嘘だ。
対策本部の設置レベルを見ればわかる。

・災害対策本部:本部長は地方の首長
特定災害対策本部:死傷者等が数十人規模を想定、本部長は防災担当大臣
非常災害対策本部:死傷者等が100人規模を想定、本部長は国務大臣
・緊急災害対策本部:大震災規模を想定、本部長は内閣総理大臣と全閣僚で構成。

となっているが、岸田の魂胆は見え透いている。「震災対策に金を出したくない」「煩わしい災害対策に関わりたくない」が本心なので、震災を小さく見せたいという考えが先走りした。そのため初動が遅れ対策が後手に回った。当初から、一番下の「特定対策本部」にして、海外からの支援も断り(1/4の記者会見で判明)、自衛隊の活動も小出しになったのだ。緊急災害対策本部に格上げしたくないのは、すれば予備費が多く出ていくし、法的に総理大臣が「陣頭指揮」しなければならなくなる。だが「非常災害対策本部長」は国務大臣がなることになっている。総理大臣も狭義には国務大臣である。しかし安倍は熊本地震では「国務大臣」として「非常災害対策本部長」に率先してなった。その先例があるから、岸田は最初に「特定対策本部」を設置したのだ。どこまでも計算高い自分本位のずる賢い男である。


●民意も聞かず独断で原発推進に舵を切った岸田。志賀原発も珠洲原発も危険を啓示しているのに、原発知識もなく国政のトップとしての資質もない無責任男がこの国の原発政策を仕切っている

2024.1.4に開かれた岸田の年頭記者会見。「私自身、先頭に立って被災地、そして被災者に寄り添って努力をしていかなければならない」と白々しい言葉を吐いた。そして「地震関係の公務がある」と早めに会見を打ち切った。挙手しても当てられなかった記者が、「原発について質問させてください」「地震から3日目でいまだ総理が原発について一言もコメントしないのは異常です」と迫った。

しかし岸田は薄ら笑いを浮かべただけでその記者を無視して退席した。その後の公務予定は15分程度の会議があるだけで、そのあと2時間近くは予定なし。その後、フジTVに出演し、震災関連のおざなりの話を冒頭で10分ほど語り、そのあとはゲストのスシローなどと裏金関連の政治刷新本部、世界の選挙予定、総裁選再選について熱心に語ったのだ。

地震発生から生存率が大きく下がる「72時間の壁」が過ぎているのに、岸田の頭にはそのような考えは1秒たりとも思い浮かばなかったのだろう。

(早々と記者会見を打ち切り、薄ら笑いを浮かべて立ち去る岸田。日刊ゲンダイ2024.01.06)


筆者は下記2点を天の啓示、「これでもまだ原発を進めるのか!」と日本国民に問うていると感じる。

<志賀原発>

1999年6月18日、国内初の臨界事故が発生。幸い深刻な事故に至らず、8年間隠蔽した。しかし2007年3月、事故隠しが発覚し当時の永原北陸電力社長は「知らなかった。現場内で処理・クローズしたかったのだろう」と現場に責任を押し付ける主旨の説明に終始した。

(NNNドキュメント‘14「シカとスズ 勝者なき原発の町」2014.12.22放送)


今回の地震で志賀原発内で何がおきているのか?情報開示が少ないのはなぜか?もしこれが稼働中であったら、大きな揺れが続く中で、緊急停止システムECCS(正しくは緊急炉心冷却装置)が作動したハズだ。

100本以上の制御棒がガタガタと前後左右にぶつかりながら振動し破損しながら、燃料棒の間に数秒かかって挿入されていく。途中での引っ掛かりや落下が起こらないことを祈ろう。制御棒が無事挿入されて臨界停止になっても、運転中だったなら真っ赤な炉心は高熱だ。そのため冷却水位を保ち炉心溶融を防ぐため緊急冷却水が注水される。炉心内で地震の揺れによって高温水の塊と高温高圧の蒸気の塊がザブーン、ボーンと隔壁に激しくぶつかるダンスを踊りだす。急激な冷却、不均質にかかる隔壁への圧力、長年にわたる中性子劣化による隔壁の金属変質などにより重大事故発生のリスクが急増する。また原発は配管システムの森。大きな地震では配管の落下、脱落、損傷がそこら中で起きてもおかしくない。

平時では2,3分で臨界停止、燃料棒が100℃以下になるのは1日位(状況により数週間)だとされている。災害時ではそう簡単にいくはずがない。いつも電力会社は「特に異常は確認されていない」と決まり文句を発表して、後から「実は・・」と後出しで異常があったことを発表する。無責任で危機感の欠如した連中だ。
子や孫、次世代の人々のためにも、岸田や国、規制委、電力各社が信用できない今、「原発は廃止する」という国民の意思を明確にすべきだろう。

<珠洲原発>

1975年、珠洲に原発を設置する計画が浮上。先行する志賀では1988年、原発建設が決定。翌1989年、珠洲市で関電が実地調査を開始した。高屋地区に関電、寺屋地区に中部電力がそれぞれ1基づつ原発を設置する計画だった。
志賀も珠洲も、地域住民が設置推進派と反対派とに分断され深い溝ができた。
電力会社の調査を阻止しようとする反対派住民。それに対して巨額の地元対策費をバックに推進派を取り込んで、接待、作物保管施設の建設資金の提供、土地買収を進める電力会社。



ところが2003年12月、突然の幕引きなった。電力会社側から一方的に立地中止の通告が行われた。
通告を手渡された推進派の貝蔵珠洲市長(当時)は「我々の28年間の努力は何だったのか!」と怒りを露にした。

(電力会社の通告を受け取る推進派の珠洲市長。NNNドキュメント‘14「シカとスズ 勝者なき原発の町」)


●中止の理由

北陸電力の新木社長(当時)の説明、AI(Copilot)の回答で一致した理由は次の通り。
① 住民の反対運動が強かった。
② 電力需要の低迷
③ 電力自由化(2000年3月開始)

だが①は、どこの原発立地地域でも言えることで理由の1つにするには弱い。
②は1991-1993年、バブルが崩壊し、日本経済は長い不況のトンネルに入ったことが影響したのだろう。理由の1つにはなる。
③も理由としては弱い。本格的な全面自由化は2016年4月からで、この頃から様々な業種が本格的参入を始まったので、2003年頃はまだ電力会社の力は強かった。

AIは4つ目の理由として、
④原発の安全性に関する国際的な事故や問題が相次いだこと

を挙げている。スリーマイル島(1979.3)、チェルノブイリ(1986.4)事故のことだ。長い伊方原発訴訟で国側が「そのような事故(炉心溶融)はECCSなどの安全装置があるので起きない」、「100万分の1以下の事故や隕石衝突の確率と同じような事故を想定するのは科学的でない」と主張していた事故が起きたのだ。だが2000年、国側勝訴となった。司法に公正さや正義を期待しない方がいい。

国や巨額の金がからむビジネスやPJとの争いでは、いまや国民側が勝つことはまずない。権力やマスゴミが腐っているからだ。

脱線ついでにもう1つ、AIも原発推進の政権側に「忖度」するので回答を鵜呑みにしてはいけない。
上記④はあまり正確ではない。「国内の原発」、稼働率の低下や、敦賀、福島、志賀の臨界事故隠しなどでわかるように、「国内でも事故や問題が相次いでいたのだ。AIが「国内でも・・」というフレーズを「忖度」してスルーした回答だ。別件でも岸田をうまく擁護するAIの忖度回答があった。AIが歪んだ「仕組み」を持ったのは、岸田とビル・ゲイツが仲良しだからだ。ビルはワクチン・ビジネスでも次世代原発ビジネスでもAIビジネスでも、各国のトップに食い込んで大金を掠め取る国際的フィクサーとしての言動が顕著だ。岸田はビルの関連団体から表彰を受けていて、ビルもコロナワクチンやAIに関係する件で日本の政権に何度も来日接触してきている。頭のいいビルは、売れなくなった在庫のワクチンでも巧妙な取引条件を出せば、岸田なら買い取ってくれるだろう、と考えているのかもしれない。

外務省HP


本題に戻ろう。では中止の強い理由は?

●中止の強い理由

1974年5月、インドが初の核実験に成功した。燃料となったプルトニウムはインド国内の原発から出た使用済核燃料から抽出したものだった。核拡散につながると慌てたのは核兵器を独占する核大国。特にアメリカは原発を多く立地する日本に厳しい目を向けた。使用済核燃料を大量に保有していたからだ。アメリカは1978年にNNPA(核不拡散法)を制定し、日本に押し付けてきた。日本は核燃料サイクル計画構想があり、抽出したプルトニウムはウランと混合されたMOX燃料にして、原発の新しい核燃料とするので不拡散性が高く、核兵器への転用は行うのは困難であると汗だくでアメリカに説明した。
日本はまだ実現していない夢の構想を評価もせず(技術的に評価できない、と言った方が正しいかもしれない)方針発表した。MOX燃料を燃やし、消費した量以上の燃料を生み出すことのできる高速増殖炉「もんじゅ」を早く完成させる必要があった。ただこの核燃料サイクル構想は、実現すればさらにプルトニウムを増産させる面があったので、アメリカは1988年、日米原子力協定でこの日本の再処理行動について監視を厳しくした。
いずれにしても核燃料サイクルで増える一方のプルトニウムに加えて、新しい原発をこれ以上増やして使用済核燃料を増やすことは、核保有の意思がある国からの、「なぜ日本だけ大量の使用済核燃料保持が許されるのか」という非難に反論できないことになった。アメリカや他国に「日本はまだプルトニウムを貯めこもうとしている」という疑念を抱かせた
日本は、原発研究予算を原子炉の稼働率低下を改良する新型炉などの研究投資と核燃料関係への研究投資を当初から並行して進めてきたが、1984年頃から核燃料サイクルに研究投資をシフトするように方針を転換し始めた。核燃料サイクル技術は未熟な技術で世界各国がまだ手探りの開発段階にあったが、日本の原子力ムラはがむしゃらに飛びついてしまった。
バブル崩壊が終わった後、1995年頃から核燃料サイクル投資に拍車がかかった。しかし、

(ETV特集「そして安全は神話になった」2011.9.25放送)



新規原発立地の機運は、使用済核燃料への厳しい国際的監視・注目を受けて以降、運営コスト高もあり、縮退していった。更に2011年の福島第1の世界最悪の原発事故により、新設原発の中止、現稼働原発の停止、全原発からの撤退廃炉の世論などが支配的になった。

●もんじゅの失敗、六ケ所村の稼働再延期で核燃料サイクルは破綻日本の原子力技術レベルのお粗末さが露呈。それでも岸田は再び核燃料サイクルに無駄金を使い始めた。

各国が既に高速増殖炉から次々と撤退する中、莫大な税金が再び投入されようとしている。知識も無いのに「先送りができない問題」とやる気を出すバカ殿様の岸田。能登半島地震の復興や、物価高で苦しむ国民には金を出し惜しみ。裏金作りや大臣給与アップは夢中になるくせに。アメリカ中古ミサイルの爆買い、無駄使い万博、バター軟弱地盤の埋め立て辺野古、など余計なことばかりに税金が消えていく。


第2部に続く予定。  ・・・・多分