●感染症ムラの本音「今更アビガン、イベルメクチンを承認して、治療効果があると分かったら、なぜもっと早く承認しなかったのだ!と責任を問われる。だからもう承認するつもりはない」
<感染者、過去最多11万人超!>
2022年7月16日、ついに感染者数が過去最多の11万人超となった。当然の結果だ。
(サタデーステーション 2022.7.16)
<検査数を減らせば感染者数が減るのは当たり前>
過去記事「
イベルメクチン使用記 驚きの効き目!」でも書いたが、どうしても3月6日(今年2022年)にまん延防止を解除したいという岸田内閣。厚労省から1/27頃に無理やり検査数を抑えるよう通達を出した。抑えなければ交付金を減らすと脅しをつけて。(
日刊ゲンダイ2022.2.20)
交付金を減らされると脅された各地方自治体は検査数を減らした。当然、2月に入ると感染者数は減っていった。だが陽性率は高止まりで推移。ある県の陽性率は60%と異常な数値のままだった。
つまり隔離、入院、自宅待機して社会接触を減らさないといけない感染者が感染を知らされず、放置されて野放し状態が続いたのだ。コロナにとっては安心して変異と感染を繰り返すことができる全国的培養状態が続いたのだ。
<繰り返される「自宅療養」という「自宅放置」>
「自宅療養」と聞こえはいいが「自宅放置」と変わらない。肺炎で高熱が出ていても受け入れ先病院がない。運が良ければファストドクターか訪問看護師が来てくれて、カロナール(解熱剤)を処方してくれる。点滴や酸素吸入もしてくれる場合もある。だが訪問診療宅で2時間も3時間も付き添ってくれるドクターや看護師は場合はまれだ。次の診療訪問先が待っているからだ。そしてかなり重篤であっても入院先は見つからず自宅で自力の回復を待つしかない。
多くは自力回復するが、中には急激に悪化して若い人でも死に至るのがこのコロナである。軽症で回復しても、不完全な回復だとコロナ後遺症が残る。もし発症後すぐに
アビガンかイベルメクチンを投与すれば、自宅で安心して療養できるだろうに。
2022年7月12日現在、全国の自宅放置者等、44万人超
(「
都道府県の医療提供体制等の状況(2022.7.15)」 厚労省HPから 2022.7.16)
●軽症では入院も飲み薬も高いハードル
軽症者用のコロナ経口薬として特例承認された「モルヌピラビル」(米メルク社製)と「パキロビッド・パック」(米ファイザー社製)があるじゃないか。国も「飲み薬も用意されている」と安心神話を振りまくが、その安心は幻想である。
<問題の多い軽症者用の米・コロナ経口薬>
・「モルヌピラビル」
抗寄生虫薬として、イベルメクチンという世界各国で長年使用され、有効性、安全性、実績がある薬を、大村智博士(後にノーベル賞受賞)と共に開発した米・メルク社。だが特許切れで製造販売しても単価が安く儲けにならない。
そこでメルクは軽症者用コロナ新経口薬「モルヌピラビル」を開発。治験中で、新薬で実績が少なく安全性が不確かであっても、なぜか米国製の薬剤はすぐ特例承認する厚労省は、2021年12月24日にこれを承認した。
まさかコロナ対応で実績を急ぎたい岸田政権からのクリスマス・プレゼント、を狙ったと疑うのは邪推だろうか。
だが米国では期待外れ、他の軽症患者用の薬剤に比べて有効性と安全性に懸念が出ていて、「最後の選択肢」と情けない称号を贈られたと、ロイター発「
AnswersNews 2022.2.10」が報じている。
・「パキロビッド・パック」
2022年1月31日、興和㈱は、北里大学との共同研究の結果、第Ⅲ相臨床試験の成果も踏まえて、「
イベルメクチンがコロナの変異株α、β、γ、Δ(デルタ)、そしてο(オミクロン)株に対する抗ウィルス効果があることを確認した」とする
プレス記事(2022.1.31)を発表した。
だが厚労省はこのことを無視するかのように、2022年2月10日にファイザー社から申請のあった新型コ ロナの経口治療薬「パキロビッドパック」の特例承認を発表した。
ところがこの薬は、各種薬物酵素のブースター作用や薬物トランスポーターの強力な阻害作用を起こす「リトナビル」を含有しているため、高血圧や高脂血、不眠症などの薬剤と併用すると、それらの濃度を上昇させ重大な副作用を発現させる危険性があるとされている。
つまり厚労省が「コロナ飲み薬もあるので安心」と安心神話を流布するために特例承認した当の2薬は、アビガンやイベルメクチンに比べ、長年の使用実績、有効性、安全性では遙かに劣るものである。
特例承認とは、①コロナまん延防止のため緊急に使用が必要、②この薬以外に適切な経口薬がない、③海外で販売等が認められている、という要件を満たすもの。臨床試験以外の申請書類は後で提出してもいいという安全性、有効性の面で底抜けのザルのような制度。つまり当該2薬は、アビガン、イベルメクチンを無視している点で②は該当しない。
それに新薬で、数も少なく投与に慎重な配慮が欠かせないため、随時医師の管理が必要だ。それにメルクもファイザーも投与後の血液検査などのデータ提供を日本に求めているハズだ。だから自宅放置者に当該薬が配布されることはないだろう。
それにこれだけ感染者が増えれば、軽症患者は入院させてくれない。「医療体制を守るため」という理由のためだ。PCR検査で陽性になり、高熱が続き、咳が出て、喉が痛くて水分もとれない状態が続き、倦怠感がひどくても、酸素飽和度SpO2≧96%で呼吸困難の症状がなければ、軽症として診断して「自宅療養」になる、
下図は、厚労省が軽症者を入院させないための手順書、「コロナ診療の手引き第5.2版」の43頁「
自宅療養者に対して行う診療プロトコル(ダイジェスト版)」である。
先ほど(2022.7.18)のニュースで、東京、大阪では「必要な人に必要な医療を提供するため、入院は中等症以上にする」と報じられた。
●念仏「3回目、4回目のワクチン接種では、感染は防げない場合はあるが、重症化は防げる」。筆者は重症化を防ぐメカニズムについて、専門家の説明を聞いたことがない
変異を繰り返すウィルスに対し、最初のワクチンでは効果がない、または効きにくいというのは科学的な常識である。
<mRNAワクチンが感染を予防するメカニズムに納得>
最初にワクチンを打ち始めた2021年の初めころから、期待のワクチンがなぜ感染予防ができるのかというメカニズムについて、TVやマスコミで何度も繰り返し報じられた下図のような説明図を多くの人が覚えているだろう。
コロナの表面にあるスパイク・タンパク質は、人体の細胞の表面にある突起ACE2に結合して細胞に侵入(感染)し、侵入した細胞内で増殖する。増殖したコロナは細胞内から出て次々と感染・増殖を繰り返し、症状を悪化させていく。
mRNAワクチンは、武漢株のRNAを解析して、コロナのスパイク・タンパク質だけの設計図をワクチン化し、人体に送り込み、このスパイク・タンパク質の中和抗体だけを体内で作らせる。コロナが人体に侵入するとこの中和抗体が発動されて、コロナのスパイク・タンパク質に結合して、
「細胞内への侵入を防ぐ」、つまり「感染を予防する」と感染予防のメカニズムを説明されてと多くの人が納得したと思う。
(峰宗太郎博士の勉強会資料から)
<ワクチン打っても感染、すなわちブレークスルー感染です。そして感染しても重症化を防ぐと、ワクチン効果が感染予防から重症化予防に変わり始めた>
多くの人が2回目を打ち始めたころ、東京オリンピックのころだ。第5波が猛威を振るい、医療崩壊が起き、多くの人が自宅放置され、死者が続出した。
ワクチンを打った人たちにも感染者が出始めると「ブレークスルー感染だ」とレッテルが貼られた。わけが分からないと不安になるがレッテルが貼られると、そうなんだ!と納得する人がでてくる。
そして次に「感染しても重症化しない」と言い始め、第6波の2022年2月3日に10万人の最多感染者が出る頃には「
感染することはあっても重症化を防ぐ効果はあるので3回目ワクチンを打ちましょう」となった。
それではそのワクチンの重症化を防ぐというメカニズムは?
私はわからない。その説明をいまだに専門家から聞いた覚えがない。
●アビガンやイベルメクチンがコロナ・ウィルスの重症化を防ぐメカニズムを私は知っている。富士F富山化学や興和㈱と北里大学が既にコロナ治療に有効であると厚生省に承認申請した時に説明を聞いたからである
<アビガン 承認申請済 2020.10.16>
2020年10月16日、富士フィルム富山化学㈱が軽症者用コロナ経口治療薬として、「国内臨床第Ⅲ相試験の結果、アビガン投与により症状の改善を早めることを、統計学的有意差をもって確認。安全性上の新たな懸念も認めらず」として
製造販売承認を改めて申請した。
<イベルメクチン 承認申請済 2022.1.31>
2022年1月31日、興和㈱が軽症者用コロナ経口治療薬として、「国内臨床第Ⅲ相試験の結果、北里大学との共同研究から、既存の変異株(α、β、γ、Δ)と同様に、オミクロン株に対しても同等の抗ウィルス効果があることを確認。またWHOが30年以上にわたって抗寄生虫治療薬として配布しており、アフリカの一部ではボランティアが直接配布するほどの安全性が確認されている」として
承認申請をした。
<アビガンが重症化を防ぐメカニズム>
2020年9月26日、アビガンのコロナ治験を終え、厚労省への製造販売承認の申請を20日後に控えた共同開発者の白木公康博士がTV番組(ウェイクアップ)に出演して次のような趣旨の説明を行った。
「ウィルスが隣の細胞に感染するのに約6時間かかる。治験の結果、2.8日短縮したということは、アビガンが約10回(24h×2.8日÷6h)の増殖を止めたことになる。
また熱が出て咳をして痰が絡むなどの症状が出ている時に、アビガンを投与してウィルスの増殖を抑えれば肺炎にいたることはない。肺炎になってからでは重症化が進んでいてサイトカインストームなども起きて効果は薄れる。軽症のうちに早期投与が肝心」
(ウェークアップ2020.9.26、城西国際大学HPを参考)
<イベルメクチンが重症化を防ぐメカニズム>
これも過去記事「
イベルメクチン使用記 驚きの効き目!」でも書いたが、再度掲載する。
下記は、興和㈱と共同研究でイベルメクチンの治験を行った北里研究所のイベルメクチン研究報告資料から抜粋した。
イベルメクチンには、抗寄生虫作用、抗菌作用、抗ガン作用、抗ウィルス作用があるとされる。
そのうちの「抗ウィルス作用」が、今回のコロナ・ウィルスの感染と増殖の阻害に有効に作用しているとされる。
下図にあるように、イベルメクチンの抗ウィルス作用機序を分かりやすくすると、3つ。
① コロナ・ウィルスの細胞内への侵入阻害(コロナ・ワクチンの感染予防作用と同じ)
② 細胞内でのコロナRNAの合成を阻害(アビガンの増殖阻害作用と同じ)
③ インポーチン(コロナ増殖用部品の運び屋)の阻害
注:「in vitro」=「試験管内で」。 「in silico」=「コンピューター解析で」。
●ワクチン接種後1762件の死亡報告。ワクチンとの因果関係は1件もないという。つまり国は賠償する気がないということ。
厚労省HP「
新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」のページに掲載されている、令和4年7月8日開催の審議会にワクチン接種後の死亡例が報告されている。
・12才以上の死亡:ファイザー1603件、モデルナ157件、アストラゼネカ1件
・12才以下の死亡:ファイザー1件
計1762件。そしていずれもワクチン接種との因果関係は1件もなかったと結論づけている。
そらそうだろう。因果関係があると認めたら、誰もワクチンを打たなくなる。
では次の2つのグラフについては、どう説明するのか。
① は、2021年5月30日放送のMrサンデーの1場面。ワクチン接種後の死亡例85件のグラフ。
② は、2021年7月21日の厚生審議会の報告資料から、
ファイザーワクチン接種後の死亡例751件を、接種後経過日毎の死者数をプロットしたグラフ。(作者不詳)
グラフでは、
接種翌日に死亡者数のピークが出て、日ごとに減衰していっている。
厚労省の言うように、ワクチン接種以外の原因の突然死がたまたま接種後数日に偏って訪れたというのだろうか?
若い人も含まれているから、偶然の突然死ならフラットなグラフになるのが統計的な解釈ではないか?
<ワクチン接種同意書、「内容を理解し接種に同意します」。何が起きても自己責任>
ワクチンを打つとき、あなたは同意書を提出しているはずだ。そこには「副反応発症に対し治療が必要な場合、健康保険は使用できますが、自己負担分は払ってください」。責任も賠償費用も負いたくないのだろう。
ワクチン接種後、死亡してもそれは偶然の出来事。アビガンやイベルメクチンを1回に100錠ぐらい飲めば、死ぬかもしれない。どちらを選択するか。
●アビガン、イベルメクチンvsワクチン
これも過去記事「
イベルメクチン使用記 驚きの効き目!」でも書いたが、幸い我が家にはファビピラビル(ジェネリック・アビガン)とイベルメクチンの備蓄がある。家族全員に配布できる数だ。既にリンダにイベルメクチン8錠を使ったが、まだ42錠あるので十分である。
ワクチンしかコロナ防衛手段がなかった東京オリンピック前の頃、「死の当たりくじ」が当たりませんようにと大規模接種センターでびくびくしながらワクチンを2回打った。死の当たりくじは引かなかったが、酷いリュウマチ症状がでた。手のこわばり、処処の筋肉痛。1年ほど経った今日この頃、ようやくもとに戻ってきた。
筆者はもうワクチンは打たない。アビガンとイベルメクチンがあるのに、わざわざワクチンの死の当たりくじのリスクを冒すほどのメリットはどこにもない。
ブレークスルー感染、自宅放置、米・コロナ経口薬の特例承認、「感染する可能性はあるが重症化は防げる、ワクチンをもう一度打ちましょう」の大合唱などの厚労省の無策ぶりをみて、これは自衛するしかないと悟った。アビガンとイベルメクチンの承認は永久に無くなったと確信した。
国富私物化、公文書改ざん・廃棄、レイプ魔逮捕の握り潰し、ジャパンライフ・統一教会の広告塔、高額の米兵器の大量購入、桜を見る会、原発・兵器輸出などなど、日本を根底から破壊した人物を国葬にすることに賛成し、献花や嘆き悲しむ、今のこの国は狂っているとしか言いようがない。
腐ったTVにコントロールされないよう、そう、自分の頭で考えて自衛するしかない。