ECCジュニアふなはし教室

2002年に開講し、今年で21年目を迎えます。
主に教室の事を中心に綴っていきたいと思います。

ドラマメソッド

2013年07月31日 | 英語のこと

今回は ECCが色々取り入れている指導法の一つをご紹介させてください。

 

最近、幼児さんクラスでは、

4月からずっと歌ってきた Useful Expressions の中からいくつかの表現を

ピックアップして構成したU.Eストーリーブックというコーナーが始まりました。

わかりやすく言うと、「とっさの一言」でできたショートストーリー。

4つの場面が1セットになって 1つのストーリーを作ります。

これを 毎回1場面ずつ、登場人物になってセリフをいう練習が始まったのです。

今日は Come over here こっち来て~

OK! わかった!

たった この二言の 短い場面です。

でも絵本になっていて 場面設定がしてあるので、どういう状況でのセリフかが

わかるようになっています。

素直な幼児さんたちは 絵本どおりのジェスチャーもつけて 元気よく全身で

そのセリフを言ってくれます。

 

これはドラマメソッドという教授法で 確立されています。

 

役になってセリフを言うと、言葉に感情が加わりますね。

言葉に自分の気持ちを乗せることで、よりリアルにその表現が使えるようになるんです。

英単語やターゲット表現を単に覚えておしまいではなく、

実際の場面で自分の言葉として使えるためのトレーニングにもなってます。

コミュニケーションがとれてこその英会話ですからね。

 

幼児さんたちにとっては 単なる「ごっこ遊び」かもしれませんが、

ちゃんとそれぞれのレッスンには目的があります。

 

小学生クラスになると それまでの学習表現を含んだ もう少し長いお話スキットで

役割練習をしたり、セリフのシャドーイングをしたりしますよ。 

 

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So so...

2013年06月16日 | 英語のこと

レッスンをしていて よくある場面なのですが、

Do you like...?

Can you ....?

など 特に好き嫌い、できる出来ないを話題にした時、

日本人の子供たちは 「まあまあ って何ていうの?」と聞いてきます。

同じ日本人として そう答えたい気持ちはよ~く分かります

 

Can you play the piano? ピアノ弾ける?

Can you swim? 泳げる?   といった質問でも

習っているのに「まあまあ」と答える子も少なくありません。

高学年にいけばいくほど その割合も増えます。

どこかで "So so” という言葉をすでに知って使う生徒もいます。

 

ですが、個人的には あまりSo so を使うことはお勧めしません。

 

そういう時、私の教室では

英語圏では Yes, No をはっきり伝えることが大切であるということ

せっかく相手が こちらに興味をもって聞いてくれているのに

「まあまあ」という答え方は 時として失礼にあたること、を伝え

しっかりYes か No どちらかで答えてもらうようにしています。

 

できることをできる! 好きなものを好き! といって恥ずかしいことは

何もないんだよ~ とわが生徒たちには繰り返し伝え、

今では みんな 自分が出来ることは自信をもって Yes, I can!

好きな物は はっきりYes, I do. と答えてくれるようになりました

 

言葉を話すうえでは その国の文化を知ることもとっても大切なんですよね。

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英語豆知識 その4

2013年06月16日 | 英語のこと

6/15(土)の小学生中級クラスレッスンレポートでもお伝えしましたが、

Band-Aid は 特定の商標が そのまんま絆創膏という意味で

使用されるようになった面白い単語です。

他にも 似たようなものが幾つかあるので ご紹介しますね。

 

まずティッシュ、 これは tissue という言い方もありますが、Kleenex(クリネックス)

で充分通用します。特にアメリカ人は こっち使うことが多いようですね。

あと、Jello(ゼリー) これは Jell-O という商標から来ていて ”ジェロー”と発音します。

セロハンテープは Scotch tape スコッチテープです。

日本でも 浸透している商標なので、覚えやすいですよね

 

 

 

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英語豆知識 その3

2013年05月29日 | 英語のこと

英語圏では Magic Word と呼ばれている言葉があります。

直訳すれば『魔法のことば』。  何だかわかりますか?

いくつかありますが 今日は2つ please と Thank you を紹介します。

 

英語圏では 小さな子供のうちから このMagic Wordを 徹底して

しつけられるみたいです。

学生時代に参加したホームステイでも ステイ先に可愛い5歳の坊やがいて

何度かその場面を目撃したことがあります。

たとえば 子供がお母さんにおやつをねだるとき、、、

"I want some ice cream."(アイスが欲しい~) だけでは アイスはあたりません。

かならず"What's the magic word?"(魔法のことば なんだっけ?) と親は諭し

"I want some ice cream, please." と言い直しをさせます。

お店屋さんでもそうです。店員さんに欲しいものを伝えるときには最後に必ず

please をつけます。

" Chocolate, please" "Coffee, please" 等々。

 

自分が何か人にしてほしいとき、自分の要求をかなえてほしいときには

必ず please をつけます。

そして 何かしてもらったときには これは日本でも同じですが 「ありがとう・Thank you」を言いますよね。

小さい頃の躾は 当然 大人になっても大切なマナーとして身についてます。

ぜひ、みなさんも何かお願いする機会があれば、このMagic Wordを忘れないでくださいね。。。

 

余談ですが、わたしがホームステイをしたのは20歳ごろ。

そんな私に対しても 車に乗るとき、どこかへ出かけるとき、折に触れて

ホストマザーは わずか5歳の息子に「あなたがちゃんとエスコートしてあげるのよ。」と

言い聞かせていました。

レディーファーストも 海外では小さなころから躾られてるんですね。。。

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英語豆知識 その2

2013年05月17日 | 英語のこと

今回は 英語の発音についてちょっとご紹介したいと思います。

学生時代 英語にカタカナでふり仮名ふった記憶はございませんか?

 

でも、英語の発音って 単純にカタカタ表記では表現しきれなかったりしますよね。

今日は特に その代表的な音を 2つご紹介しますね。

 

一つは アルファベット o の音、 hot dog, pop corn など海外旅行で

オーダーしたけど通じなかったというお話はよく耳にします。

多くの日本人はこれを「オ」と発音しますが、実はこれ、「ア」と「オ」の中間の音なんです。

口の形を「あ」にしたまま「お」と発音するようにすると出ます。

 

2つ目の音は i の音。 これもあいまいな音で、「イ」と「エ」の中間の音なんです。

口の形を 「イ」にしたまま 「エ」の音を出すようにすると出ます。

その逆でもいいですよ。口の形を「エ」にしたまま「イ」と言うようにしてみてください。

どちらでも 自分の言いやすいほうでトライしてみてくださいね。

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