キオスクの書店で見つけた「怪と幽vol.005」。
おお、そうじゃった、そうじゃった、と慌てて購入。
すっかり発売日を忘れて、買い忘れていることすら忘れておりました。
危ない、危ない。
小さな時から不思議な話や怖い話が好きでしたが、未だに好きなのは何故なのか、考えてみると3つか4つの頃に読んでもらった「やまんばのにしき」という絵本が原体験だったように思います。
やまんばのお話は2種類ありましたが、お産のお祝いの大きなお餅を村人代表として山を登って届けたおばあさんにお礼として切っても切っても無くならない錦の巻物を送った優しいやまんばも、牛飼いを後ろから追って来て、牛飼いの背負う干鱈、連れていた牛を順に食べてしまい、最後に牛飼いも食べてしまおうとしたところで牛飼いに竈で焼き殺されてしまうやまんばも、子供心にはインパクト大で、どちらの話も好きでした。
毎晩読んでもらっても飽きず、ひとりの時も絵本を眺めるほど好きで、いつの間にか失くなってしまった絵本を大人になってまた買ったほどです。
そんな昔の出来事を思い出した「怪と幽vol.005」。
今夜も宵っ張りになりそうです。
久しぶりに会えたサビちゃん。
黒ちゃんにはあの夜以来、まだ少し警戒されています。
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