中野笑理子のブログ

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水無月晦日

2018年06月30日 | 日記
今年も早、折り返し地点。
本日6月30日は夏越祓(なごしのはらえ)で茅の輪はくぐれませんでしたが、今日までの半年間の穢れを祓い、残り半年間の無病息災を願って、和菓子の水無月をいただきました。
水無月という和菓子、去年は近所で軒並み見つかりませんでしたが、今年はスーパーで普通に売っていて嬉しかったです。

実家にいる時、ゴロゴロという雷の音で洗濯物を取り込みにベランダに出ると東の空が真っ暗で、慌てて自宅の洗濯物を取りに自転車で帰り、ベランダに出て取り込み始めた途端に大粒の激しい雨。
まるで歌川広重の名所江戸百景「大はしあたけの夕立」のような雨でした。
洗濯物は少し濡れてしまいましたが、ギリギリセーフといったところで助かりました。

朝から蝉の声も聞こえ、いよいよ夏。
そんな今日は、外でも家でも汗が目に入って痛いほど汗だくの1日でした。
水出しの日本茶と水無月は、そんな今日の疲れた体に美味しかったのでありました。

夕空は晴れて

2018年06月29日 | 日記
いや~、凄い雨風でしたね。
自転車や軒先の植木鉢がたくさん倒れて、雨に打たれておりました。
長靴に大きめの傘を持って出勤して、正解でした。
それでも電車に揺られている間に小降りになって、駅を出たら殆ど降っていませんでした。
東の空には夕焼けも見えて雨は止んでいるのに、ゴロゴロと雷の音がだんだんと大きくなり家に着いてもまだ鳴っています。
ちょっとらしくない感じがもしますが、これって夕立?
ということは、梅雨明けも近いのでしょうか。

関東地方は今日、観測史上最も早い梅雨明けだそうです。

遠足に行きたい

2018年06月28日 | 日記
朝、駅に向かう途中の小学校の校庭に大型の観光バスが3台停まっていて、その横にある体育館の低い窓から色とりどりのリュックが見えました。
遠足か、いいなぁ~と思いながら、行き先はわからないけれど、どうか雨が降りませんようにと思ったのでありました。

遠足といえば小学生の時、何年生の時だったか忘れたけれど、お弁当をひとりで食べていると先生に無理やり他の子達が食べている中に連れて行かれそうになって、私はここでひとりで食べたいんですと言うと、叱られたことを思い出します。
今でも叱られるようなことをしたとは思っていないのですが、今日の遠足の小学生の中には、ひとりでお弁当を食べる子はいるのかしら。
それとも今は先生が先回りして、お弁当を食べるグループもあらかじめ決められていたりするのかな。

お弁当はひとりで食べても遠足は楽しかったという記憶があって、遠足の数日前から心が弾んでいたような気がします。
最後に遠足に行ったのはいつで、行き先はどこだったのかは思い出せないけれど、お弁当をひとりで食べた遠足は奈良だったような気がします。
中学高校の校歌はまったく思い出せないけれど、小学校の校歌は今でも歌える。
そんな小学校も少子化で今はなく、学校のあった場所は今は老人介護施設になっています。

小中高いつの時代に戻りたいかと聞かれれば、いつの時代にも戻りたくはないけれど、小学生の頃が一番楽しかったかもしれない。
教室の窓からは海が見えて、授業をまるごと教室を出て海でしてくれるような先生もいたのです。
のどかな時代であったのだなぁと、小学校を通りすぎながら思ったのでありました。

寒い夏

2018年06月27日 | 日記
今年も猛暑となりそうな夏。
梅雨明け前の今でさえ気温は朝から28度を超えて湿度も高く、外に出ると背中に首筋にじっとりと汗が滲みます。
けれどそれも家を出て会社に着くまでの我慢で、一歩社内に入ればひんやりと心地好くカラッと爽やかな空調の恩恵を受けることができます。
外出の用事もあるけれど基本的にデスクワークが主なので、暑い夏も涼しい社内で快適に仕事ができる。

と思いきや、実際はそうではないのです。
昨日も今日も暑い1日でしたが、女子社員は皆、寒さに震えておりました。
制服の上から冬用のカーディガン、足はパンストの上からハイソックス、そしてひざ掛け。
それでも足は冷たく寒いので、足元の温風ヒーターをつけて熱いお茶を飲んでいました。

お昼休みに外へ出ると、暑いはずの日射しもちょうど良い暖かさに感じます。
しかし食堂に入ってビックリ、昨日まで扇風機だけだった店内に冷房が入っています。
汗だくの男性客は気持ち良さげですが、カーディガンもひざ掛けも足元温風ヒーターもない冷房の食堂に冷たいお茶でまた体が震えだす。
せめて何か温かい食べ物をと思いましたが、冷たいうどんやおそばはあっても熱いのは今日はやってませんと言われ、定食の御御御汁で暖をとりました。

私にとって、猛暑で暑い夏が来るということは、社内で寒さに震える夏が来るということなのでありました。
今年の夏も体調管理に気をつけなければ。

誰にも知られない旅

2018年06月26日 | 日記
会社には前もって休暇申請を出して、家族には会社に行くと言って家を出た。
スマホもキャッシュカードも健康保険証も、身元が解るようなものは全部、初めて降りた駅のコインロッカーに入れた。
ロッカーの鍵を知らない橋の上から投げ捨てた時から、私はもう名無しの権兵衛だ。
事故に遭ったり、事件に巻き込まれたとしても、私の身元はちょっとやそっとじゃあ割れない。
発作的にふっとそんなことをしたくなってしまうけれど、この国は平和で日本の警察は優秀なので、少し遠くの島に旅行へ行ってきます。

とは言っても、本の中。
隣の乗客がどんな本を読んでいるかなんて、誰も気にしない。
けれど電車の中にいる私は今、本の中を歩いている。
本の中の私は今、東京にいる。
この旅ではきっと、今までしたことのない体験がたくさんできるだろう。
では行って参ります。

今はなかったことになっているけれど、ばっちり今も実在するうかれ女島に行ってきます。