中野笑理子のブログ

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夏越しの大祓

2013年06月30日 | 日記
今日で6月もおしまい。
梅雨明けも近づいて来ているのでしょうか。
そして今日、30日は夏越しの大祓でした。
神社で茅の輪をくぐって、半年の間に溜まった罪や穢れを祓います。京都では、この日に水無月という和菓子を頂く風習があります。
大阪ではあまり見かける事のない水無月。近所の和菓子屋さんには置いてありませんで、ちょっとガッカリ。
今は季節の行事としても、あまりポピュラーではなくなったこれらの神事ですが、やはり大いに意味のある事だと思うのです。
日本人として、それぞれの歴史や意味をもっと知りたい。
そして日本という国の素晴らしさを、国内外に知らしめたい。
日本て、戦後からいまだにずっと世界の苛められっ子みたいな気がするんですよね。
経済とか外国交渉も大事だとは思いますが、それをする日本人が自国についての知識認識がないとダメなんじゃないかしら?と思うんです。
やっぱりお店屋さんに行っても、商品知識とサービス精神のある店員さんのお店だと、購買意欲も俄然違ってきますもん。
そんな事を考えている水無月晦日の夜でした。

水無月晦日下弦の月の夜のBGM♪杏子 JOHNNY MOON DOGの行方に関する仮説♪


眠れない夜

2013年06月26日 | 日記
風が冷たい……。
また風邪をひくかも……。
寝返りをうつ。
掛け布団を引っ張り上げる。
……暑い………。
両手を上に思いっきり伸びをしてみる。
布団をのける。
寝返りをうつ。
今、何時か見たい。
でも見たら見たで余計に眠れなくなりそうなので我慢する。
……眠れない……。
このまま眠れず、朝方眠気に襲われるのだけは御免だ。
原因はわかっている。
でもどうしようもない。
今は真夜中で、ここは寝床の中。
考えてもみても始まらない。
やるしかないのだ。
やるんだよ!
良い事も悪い事も、来るなら来い。
受けてたつしかないのだ。
頭の中で呪文を唱える。
大丈夫……大丈夫…だいじょうぶ……ダイジョウブ……。
だ……、い……
欠伸が出た。
眠い……。
大丈夫だ!

宥める夜のBGM♪PERSONZ PRECIOUS LOVE♪




二十四の瞳

2013年06月23日 | 日記
テレビで『二十四の瞳』を見ました。
冒頭の部分で、高峰秀子扮する大石先生がスカートをなびかせながら自転車に乗って登校するシーンがあるのですが、女が洋服を着て自転車に乗っているというだけで、島の人々がびっくりしているのです。
昭和3年の小豆島が舞台のこの作品、こんな時代があったということを今の日本人はどう思っているのでしょう。
さて、小豆島といえば小学生の夏休みに、一度連れて行ってもらったことがあるのですが、今なお忘れられない恐怖体験をしました。
『お猿の国』という自然動物園での出来事です。
園内では、当時エサとして南京豆だったと思うのですが、袋を手に持っていると猿がかっぱらうので、ポケットの中に入れてあげて下さいという指示があり、私もポケットに豆を入れていました。
すると猿の中でも一番大きな猿が、まっすぐ私に近づいて来て、私の足によじ登り、ポケットの中に手を入れて豆を食べ出しました。
追い払おうと手を振り上げると、園の人が飛んで来て「そのまま!そのままッ!」と叫びます。
抵抗したり、叩いたりすると、反対に猿にケガを負わされるので、そのままじっと我慢して下さいと言われて、約30分間、私は人間餌場と化していました。
重いし臭いし、何だか痒いし、
外国人観光客にはバンバン写真を撮られるし、家族は先へ行ってしまうし、泣きたい気持ちを堪えて耐えました。
豆がなくなると、私に労いの一言もなく、猿は何事もなかったように群れへ戻って行きました。
それ以来、小豆島には行っておりませんが、大人になった今リベンジを考えております。
『お猿の国』の後、『孔雀園』という所に行きました。
何百羽という孔雀が羽を広げて坂を駆け下りて来るのが見事だとパンフレットにはありましたが、実際には羽を閉じたまま、ただ孔雀が坂を下りてきただけでした。
このように悲しい思い出しかない小豆島でしたが、映画の中の小豆島は美しく、また行ってみたいなと思った土曜の夜でありました。

映画の中で泣いたBGM♪七つの子♪



アメマ

2013年06月18日 | 日記
雨の降りしきる早朝の宿場町。
雨雲のたれこめる空から朝日の光は届かない。
「梅雨とはいえ、こうも降り続かれては何ともかないませぬな」
「左様、拙者は5日間の足止めじゃ」
「こう降られちゃ、さっぱり商売にならねぇ」
「まったくだ」
旅籠の客も、駕籠かきも、全ての者が長雨に弱り切っていたその時、ザアザアと煩く響いていた雨音が静かになり、やがて雨が止んで太陽の光が差し始めた。
「おっ、陽が差してきやしたぜ」
「嬉しいねぇ、これでやっと稼げる」
「助さん、格さん、我々も出立しましょうかな」
人々の顔も、先程とはうって変わって明るくなり、漸く町は活気づき始めた。
「今日中には、何とか峠を越えたいもんだの」
「え~かごぉ~、駕籠はいらんかぇ~」
「どいた、どいたぁ、飛脚が通るよッ」
皆それぞれが、足止めを食らった分を取り戻そうとにわかに動き出した。
と、そこへ痩せこけた体に襤褸を纏った一人の老人が杖をつきながら歩いてきた。
ブツブツと何かを唱えながら歩む老人の面相はまるでましらのようであった。
「誰がじゃあ~」
「どうしてじゃあ~」
「何がじゃあ~」
「誰がえてこじゃあ~」
老人は不意に立ち止まり、天に向かって杖を振り上げ叫んだ。
「ア~メ~マァ~!」
とたんに大雨が降りだし、宿場の人々は皆、大変に困ったそうじゃ。
どんとはれ。

梅雨の晴れ間という言葉はあるけれど、今年は雨がチョッピリで、これじゃあ、まるで梅雨の雨間だよ、と思ったら、こんなんできました。
雨よ降れーッ!の意味を込めて書きました。
さぁ皆さん御一緒に!
ア~メ~マァ~!

梅雨の雨間のBGM♪間寛平 なめくじ君♪

感謝!

2013年06月14日 | 日記
朝起きたら、左右両頬骨の辺りに筋肉痛のような痛みが。
何でだろう……と、考えるけれど、原因がわからない。
しっかし昨夜は楽しかったなぁ~と、思い出し笑いで気がついた。
そう、原因は笑い過ぎ!
笑い過ぎで顔が筋肉痛になるなんて、久しぶりだと思ったら、また笑いがこみ上げてきた。
笑い合える仲間がいるって、すんばらしく嬉しい事だと思う。
そして物凄く有難いです。
作劇塾に入塾して漸く一年。
塾長をはじめ諸兄姉に感謝です。
ありがとうございました!
不肖中野ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いします。

嬉しくて理由もなく走り出しそうなBGM♪Mötley Crüe Kickstart My Heart(live version)♪