春のお彼岸も今日まで。
お彼岸のお供え、春はぼた餅、秋はおはぎと言われますが、夏は夜船、冬は北窓という呼び名があることを初めて知りました。
お餅のように杵で搗かずに、もち米とお米を混ぜて炊いてすりこぎで半つぶしにするのでペッタンペッタンと音がしないことから搗き知らず。
夜の船のようにいつ着いたのかわからないことから着き知らず、そして冬の北側の窓からは月が見えないことから月知らず。
なんと風流な！
と思わずへぇ～と納得したのでありました。
沈丁花も満開になりました。
沈丁花も満開になりました。
沈丁花も満開になりました。
ミカンの季節は終わってしまいましたが、春の柑橘類が続々出てきて嬉しい今日この頃。
甘平(かんぺい)とせとかの食べ比べセットに
甘夏も美味しくいただきましたが、
甘平が一番好みでした。
皮が薄くて剥きやすく、一番好きな味！
だったんですが～
甘平は大きくて、ひとつ食べるとお腹がいっぱいになってしまうのです。
甘平の剥きやすさと味はそのままで、甘平よりも小ぶりな津の輝(つのかがやき)というのを見つけました。
どれも旬が短く、まさに一期一会。
甲乙つけがたい春の柑橘類でありました。
今夜の満月はワームムーン。
アメリカの先住民族がつけた芋虫の月だそうです。
昨日は啓蟄で二十四節気は中国から来たそうですが、古今東西人の考えることは一緒なんだなぁと納得です。
近所の沈丁花は白はまだでピンクが少し開いた程度でしたが、
職場近くの喫茶店の白い沈丁花は満開でした。
朝から良い香りに誘われてのモーニング。
駅から歩くと少し暑くて、飲み物がアイスレモンティになりました。
今日から３月。
昨日の夜なんとなく寒さが柔らかくなっているような気がしていたのですが、今朝窓を開けたら、やっぱり入ってくる風の冷たさがかなり和らいでいました。
いよいよ春だなぁ～、と思った今朝の空は青空と朝陽と雲がまるで西洋の宗教画の空のようで、なぜだか何かに祝福されているような気持ちになったのでした。
そしてお昼の暖かさといったら！
仕事で外出した際に、初めて入った食堂は好きなおかずを取るセルフサービスのお店でしたが、
とっても美味しくて大正解でした！
テーブル横の仕切りも楽しく、
タヌキさんと
キツネさんを眺めながら楽しい食事ができました。
宅急便が来るので急いで帰ると、帰宅後すぐに荷物が到着。
荷物の中身は、去年の７月以来の29 in bottigliaさんの瓶詰めで、
ボロネーゼソース、白インゲン豆とうずら豆のクリーム、独活と菊芋のオイル漬けです。
春の恵みをいただいた３月始まりの一日でありました。