中野笑理子のブログ

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なんとかなるか

2017年07月31日 | 日記

人間の脳というのは、案外騙され易いそうです。
例えば悲しいことがあったり落ち込んでいるときでも、鏡に向かってにっこり笑ったり、ヤッター! とバンザイをしたりするだけでも気持ちが上向きになるらしい。
という以前読んだコラムを思い出したんです。

いや昨夜までは正直、も~これからどうすりゃいいのよ(オロオロ)、もしや私の人生詰みかけているのか(ドヨーン)、と後ろ向きのネガティブ思考でした。
でもね、朝起きて会社に行って笑顔で仕事しているうちに不思議となんとなく、なんとかなるんでねぇの? という気になってきたんです。

辛い時こそ笑おう、というのはこういうことなのかもしれません。
別に首から「介護人ふたりをかかえていっぱいいっぱいです」という札を下げて歩いている訳でなし、24時間絶え間なく疲れ続けている訳でなし(お風呂と寝ている間はしゃーわせ)、ご飯を食べれば美味しいし、面白いことがあれば笑えるし。
また、顔で笑って心で泣いていたとしてもいいと思うんです。
笑おうと思っても、どうにも笑えない時もあるわけで。
そんな時は、無理に笑わなくてもいいから声に出してある言葉を言えばいいのだ。

『にっこり』

これは夜廻り猫の遠藤平蔵さんに教えてもらいました。
にっこり。

いろいろ残念

2017年07月30日 | 日記

昨日今日と地元の自治会主宰の夏祭りが行われておりました。
出店も全て自治会の婦人会や地元の酒店のお店で、いわゆるテキヤの屋台はないけれど、たこ焼き、イカ焼き、かき氷、綿あめ、焼きそば、焼き鳥、ポップコーンにカレー、フランクフルトなど盛りだくさん。
それぞれ長蛇の列ができていました。
そんなお祭りを横目に素通り。

母の介護に加え、先週またもや慢性哽膜下血腫が発見され緊急手術を受けた夫が帰ってきたので、いろいろといっぱいいっぱいなのです。
会社には介護時短申請をしたけれど、これからのことに不安がいっぱいでクーラーの効いた部屋でも脂汗がにじみ出そう。

ずっと欠席中の塾も創作落語の会も、怪談ライブもまだしばらくおあずけ状態。
せめて何かひとつでも参加したかったのに。
ままならぬ夏。

買い替え時?

2017年07月29日 | 日記

ここ3日程前からスマホの調子が悪い。
充電時間が長くかかるようになり、特定の文字がフリックしにくい。
まだ2年しか経ってないのにな。

もしかしてある期間が過ぎたら壊れるマルウェアが仕込んでいるんじゃないかと疑ってしまうほど。
前に使っていた機種も、分割が終わるなり壊れたし。

パソコンもそうだけれど、機種変更後のカスタマイズが手間なんです。
こうしてブログを書いていても、文字入力がままならずイライラ。
ショップまで出向いても、修理よりも機種変更を勧められるのはわかっているので、気が向かない。

便利なモノほど不便。
簡単に手に入るモノほど簡単に手から離れてしまう。

通るたびにせつなくって

2017年07月28日 | 日記

よく通る舗道の街路樹が大きく育って、もはや大木となっている。
今の季節、暑い昼間も木陰のおかげで涼しく歩くことができ、とても有難い。

ただひとつ気になるのは、舗道のコンクリートが変形するほどに根っこが大きく育っているということ。
コンクリートに根っこの形が浮き出ている。

その上を歩くたび、自転車で通るたびに痛くはないだろうか、苦しくはないだろうかと申し訳ない気持ちになってしまう。
このままほったらかしにしていても良いものなのだろうか。
行政に訴えるべきかと悩んでしまう。

なるべく根っこの上を踏まないように歩くのだけれど、夜なんかは少し危ない。
今日もそうして歩いていると何かを蹴ってしまい、それはセミの亡骸だった。
踏まれないように樹の根元に置いたけれども、なんともせつない道なのである。

雨の中のふたり

2017年07月27日 | 日記

実家で母の介護をしていると、急にものすごい雨。
実家を出る頃には雨脚も弱まっていたものの、傘なし自転車でずぶ濡れ。

住んでいる建物の外壁にはデザインなのか小さな窪みがあり、よく子供が入って遊んでいるのを見かける。
その窪みから視線を感じてふと目をやると、カップルとおぼしき男女が窪みいっぱいにスッポリ嵌まっていた。

雨宿り?

ふたりは呆けたように無言で、それぞれ違う方向へ目を向けていた。
壁の窪みから出られないんじゃないかと思うほど、ギュウギュウ詰めのふたり。
前を通る時、ちょっとゾクッとした。

果たしてあのふたりは、この世のものだったのだろうか。