今日は1ヶ月に一度の母の通院で、近所のお医者さんへ行ってきました。
内科的な持病は特にありませんが、血圧が少し高いのと、認知症の薬を処方していただく為です。
診察が終わり、母がインフルエンザの予防接種を今年はまだ受けていなかったので、母の分だけ予約しようとしました。
すると、なぜか熱心に娘さんも一緒に是非! と勧められました。
私がインフルエンザにかかったのは、約25年程前。
以来一度も、インフルエンザにはなっていないのです。
一昨年、
会社でインフルエンザとノロウィルスの人に挟まれた時も、昨年
主人がインフルエンザになった時でさえ、発症しなかったのです。
なので、『私、免疫持ってます』と断ったのです。
だいたい余計なものを身体の中に入れるのは、イヤなのです。
正直に白状します。
注射怖い。
なのに、なのに、『イヤイヤイヤイヤ、それは~』と先生が苦笑い。
そこへ受付の人が『お母さんだけだと、予約が必要でまた来てもらわないといけないけれど、二人一緒なら今すぐできます』とかぶせてきます。
バナナの叩き売りのように、先生・看護師・受付の人までが一丸となって勧めるのです。
ほたら、ナニか?
インフルエンザの予防注射は2本セットで、一度開封したらその日のうちに使わないとダメになるのか?
そんな疑問を抱く程、執拗に勧めてくるのです。
とうとう、根負けした形で打ってしまいました。
母が先に受け、そのあと私も打たれたのですが、母は眉ひとつ動かさず極めて平然としています。
私の番です。
左の上腕部の肉をつままれ、『今から針が入りますからチクッとしますよ』
実況中継いらんから、 ひと思いにやってくれ。
『今から薬入りますから、ちょっと痛いですよ』
だから、余計なこと言わんとチャッチャとやったって!
薬が入る時、思わず3オクターブ位高い声で『イーーーっ!!』と言ってしまった。
笑顔で先生が、『イーーーっ!! ってなりますよね~』
やかましいわ!
嗚呼、サッサと会計を済ませて家に帰ってから電話で予約すれば良かった。
診察料とは別に予防接種代金3000円(母は1500円)也を支払い、帰りました。
受付の人の笑顔が、いつもより多かった気がします。
かの寂聴先生が、エッセイにお書きになっておられました。
インフルエンザの予防接種を受けた後、同じ日に会食へ行き、お酒も入って、その後カラオケまで行ったそうです。
そして夜中から、激しく発熱し寝込まれたそうです。
今晩から40度超えの熱とかでたら、もう二度と予防接種はせんからなッ!