雨の中、歯科医へ

3月に予約していた勤務先の近くの歯科医での検診をコロナ禍でキャンセルしたまま、今に至っておりました。

もしも歯科治療でコロナ感染というニュースが出たら、この先当分歯科医へは行けないなぁと思いながら、行きたくない理由がもうひとつありました。

通っていた歯医者さんは入口で靴を脱いでスリッパに履き替えるのですが、一度使ったスリッパは元に戻さずに使用済み専用の箱に入れるので衛生的だなぁと思っていたところ、最後の診察に行った時に患者が増えたせいなのか、今まで一足ずつ並べてあったスリッパが重ねて置いてあったのでした。

つまり足の裏が触れる足底部分に、もう片方の床につく外側の底がくっついた状態で、神経質かもしれませんが履くことを躊躇してしまい、その時は申し訳ないと思いながら上側のスリッパだけを取って履き診察を受けたのですが。

たかがスリッパひとつですが、一事が万事と衛生面において不安を感じてしまい、どうしても行く気になれなくなってしまったのです。

そうこうする間に知覚過敏になってしまい他の歯科医を探して今朝、自宅近くの子供の頃に通っていた歯科医へ意を決して行ってきました。

場所は同じながら建物は新しく建て替えられて先生も代替わりしており、以前は靴を脱いでスリッパに履き替えるタイプだった玄関は靴のままで入れるようになっており、知覚過敏の原因も虫歯ではなく摩耗によるもので他に虫歯もなく歯茎の状態は最高ですと言われて一安心。

次は検診のお知らせハガキが来る一年後まで何もなければ大丈夫、と太鼓判をもらって帰ってきました。

あぁ疲れたけれど行ってきて良かった、この半年間ずっと頭の隅っこにあった悩みが解消しました。

こんなことなら、もっと早く行っておけば良かったなぁ。

昨日のお昼、いつもの猫食堂で可愛いバスケットを発見。

昭和30年代に作られた、ヴィンテージピクニックバスケットだそうです。

来年の春には、こんなピクニックバスケットを持って外へ出られる日が来ることを祈って。