またスゴイ本に出逢ってしまった。
ハルノ宵子さんの「猫だましい」。
楽しく強くしなやかに生きていきたいと常々思いつつ、けれどもそれはナカナカ出来そうで出来ないことで、心や体が弱った時にはつい誰かや何かに依存してしまったりするまだまだ修行の足りない自分を痛感しながら読んでいます。
「それでも猫は出かけていく」もとても良かったので飛びつくように買った「猫だましい」は、2017年に大腸がんを宣告されるところから始まるのですが、ハルノさんの全てに脱帽です。
腸は第二の脳だということも、歩けば腸が動くということさえも、この本を読むまで知らなかった私としましてはただただ脱帽なのですが、ハルノさんの医師に対する判断基準には激しく同意しました。
この5年の間に母と夫の入退院の繰り返しを経験し、救急車にも乗り慣れてしまった身としては、ハルノさんと同じくする病院や医師の判断基準は間違っていなかった! と嬉しくなりました。
しかし我が身のこととなると果たしてここまでできるのか、いやできるようになりたい、と思う「猫だましい」に出逢えて良かった。
そんなことを思いながら帰ると、今夜は家からもお月様がよく見えました。
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