中野笑理子のブログ

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東京オリンピックに想う

2013年09月09日 | 日記
2020年のオリンピック開催地が東京に決まりました。一国民として、これから2020年に向けて東京だけでなく、日本の国全体がプラスパワーで良い方向に向かってゆく事を願ってやみません。安部首相のスピーチが100%真実であるならば、1964年の東京オリンピック以上の素晴らしい式典を開催できるのではないでしょうか。
以前ニューズウィーク誌のコラムTOKYOEYEの中で歌舞伎町案内人の李小牧さんが、オリンピックの開催地に東京だけでなく広島と長崎を加え、平和五輪を訴えてはどうかと書いていました。とても良い考えだと思いました。けれど何故、日本人の著名人からそういう意見が出ないのでしょうか。記事を読んだ時、悲しくまた情けない気持ちになりました。
そして何よりも、東日本大震災の被災者救済にオリンピック景気の良い影響を反映して欲しい。テレビや新聞に出る一部だけでなく、全ての被災者全員に。
大阪のオリンピック開催は叶いませんでしたが、東京オリンピックの開催決定をだだ喜ぶだけでなく、どう行動すべきなのか、改めて考えなければいけないと思いました。

世界が平和になって欲しいBGM♪世界の国からこんにちはby三波春夫♪


魔法にかかった

2013年09月06日 | 日記
作劇塾に入って一年ちょっとが経ちました。
実は一年少し前、入塾するにあたって何が何でも小説家になりたい!とか、私はこれがしたいんですっ!という確固としたものは、な~んにも持っていなかった。とんでもないバカヤローですね。
ただ漠然と何か肚の底から笑えるような面白いスカッとした事がしたいなぁ~とか、モノを書いてお金儲けができるといいなぁ~と、ぼ~んやり、のほほ~んと思っていただけで、じゃあその面白い事って何やねん?と聞かれても、え……?……ワカラヘン……てな状態だったのです。
ところが塾に入って、自分はトンデモナイ世界に入ろうとしているだゾ、と思わず怖じけづいてしまった。
このまま続けても大丈夫なんだろうか?
悩みました。
このまま行ったらドエライ所に行ってしまうかもしれないと思いながらも、足が止まらない。赤い靴を履いてしまって、勝手に前に進んでしまう童話の女の子のようです。
ええい、ままよ!
とんでもない道だろうが、行ける所まで行ってしまえ!
そんな心境でしょうか。
昨日の授業で、改めて自分のやりたい事は何なのか、それをするためには何をすればよいのかについて話し合いました。
私はこれがしたかったんだなぁと、やっと気づいた自分のやりたい事。
いろんな仕掛けを考えて、創り上げていきたい。考え出すと、途方もないことのようにも思えてくるけれど、考える事自体が楽しい。
まるで、魔法にかかったみたいです。
昨夜は新月でした。
本当に魔法にかかったのかもしれません。

乙女座の新月のBGM♪Fly me to the Moon by Perry Como♪


因果は巡るよどこまでも

2013年09月01日 | 日記
怪談和尚でお馴染みの、京都連久寺のご住職、三木大雲さんの怖くてタメになる話を聴きに京都へ行って来ました。連久寺はちょうど最近、我が塾長中山先生が取材に行かれたお寺でもあります。
二年前の冬、作劇塾の存在もまだ知らなかった頃、私は新耳袋を一巻から十巻までとり憑かれたように読んでいました。その流れで三木ご住職の御本、怪談和尚の京都怪談奇譚を読み、そこで連久寺の事を知りました。
その後作劇塾へ入塾し、今回中山塾長が取材に行ったお寺が連久寺、その直後に塾生である私が連久寺のご住職のお話を聞きに行く、というこの一連の出来事が、なんとなく単なる偶然ではないような気がしました。
そんな不思議なご縁に導かれて行って来た京都。
初めてお目にかかる三木ご住職のお話は、水が大地に沁み込むように心の中に行きわたりました。怪談を聴いて良い気持ちになるというのもおかしな話ですが、拝聴している間もその後も、とても良い心持ちというか精神が安定するというか、物凄く安心した状態が続きました。それはまさに怪談であり快談でした。
中山先生が日頃仰っているように、怪談というとすぐ霊がどうのこうのと霊能者が出てきていたずらに不安を煽ったり、オカルトだの下らないだのと言われたり、スピリチュアルだの前世だのと、まだまだ誤解の多い解釈がまかり通っています。
けれど決して、そんなものではないと思うのです。
これはあくまでも私の解釈ですが、それは人や物の魂というか想念ではないかと思うのです。この世に生きているもの、そうでないもの、形があるもの、形のないもの、あらゆるものの想念が、何かを伝えたくて場所や時空を越えて起こしている現象ではないか。
今の人間は、この世で全知全能であるかのように少し驕りた高ぶっているような気がします。霊現象だ何だといわれる現代科学をもってしても解明出来ない現象は、それは間違いだと教えてくれているのではないでしょうか。
さてお話の後は、京都へ行くならと頼まれていた物を買いに行きました。
そのお店は伏見稲荷にあるのですが、行ってみると何と閉まっています。隣のお店のおばさんが言うには、ついさっき店を閉めておじさんは出かけて行ってしまったらしいのです。仕方なくまた祇園四条まで戻りました。地上に出ると、空は明るく晴れているのに雨が降っている。狐の嫁入りです。さてはさっき行ったお店のおじさんは実はお狐さんで、婚礼に駆けつける為に慌ててお店を閉めて出かけたのかも……。などと楽しい想像をしながらこれまた頼まれ物のお買い物をして、京極スタンドで一休みして帰途に着いたのでありました。
いい一日だったなぁ。

京都の休日のBGM♪なのにあなたは京都へゆくのbyチェリッシュ♪