新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

きさらぎマラソン完走記-その2

2025-02-04 22:20:49 | マラソン大会
2月4日(火) 曇りときどき晴れ一時雨

きさらぎマラソンの完走記のその2です。15kmからフィニッシュまで。

***きさらぎマラソン30km完走記-その2***

16km 1h20m06s 5m00s
17km 1h25m00s 4m54s
18km 1h30m02s 5m02s
19km 1h34m58s 4m56s
20km 1h40m04s 5m06s 24m58s

4周目に入ると速いハーフのランナーはすでにフィニッシュしているため抜かれることはなくなった。まだコース上にいるランナーも適当にばらけてきたのかストレスを感じずに走れるようになった。

そして、集団走からポツポツ離脱する人も出てきた。当初の15人ほどの集団がその半分くらいになっていたが、必ずしも落ちていくばかりではなく先に行ってしまう人もいた。

私自身は身体にまだ余裕はあるのだが、どこでロングスパートをかけるべきか悩んでいた。早過ぎるスパートは失速の危険があり遅すぎるともったいない。悩んだ結果やはり最終周回に入ってからが無難との結論になった。

よってこの4周目はとにかくキロ5分を維持するのみ。あまり無駄なことを考えずにエネルギーを節約した。あれこれ考えると意外に脳でのエネルギー消費量が多いので(これ、ホント)。

21km 1h44m59s 4m55s
22km 1h49m55s 4m56s
23km 1h54m50s 4m55s
24km 1h59m45s 4m55s
25km 2h04m55s 5m10s 24m51s

5周目に入ってから集団の中のわだちゃんが遅れだして、後方の私にも抜かれてしまった。一杯一杯だったのかもしれない。サブスリーを目指しているらしいが、こんなところで落ちて大丈夫なのだろうか。まあ、若いから何とでもなるか。

コース内に残るランナーが少なくなって走りやすいが少し寂しい。私も離脱してしまったら単独走になるのだが、ペースが乱れてしまうかもしれないと思った。

意外にも身体の方はそれほどの苦しさはない。約一年前に30kmの練習会のときのペースより速いにもかかわらず楽なのはこの一年で走力がアップしたためだろうか。前期高齢者でも進化することはあるのかはよくわからんが、今年の別大で山中教授が62歳で自己ベストを出したらしいので、わずかかもしれないが可能性はあるとしておこう。

ペースメーカーはどうやら多少ペースアップしたらしい。終盤なので、2時間半ジャストではなく多少の余裕を持つつもりなのかと思う。この5km、24分51秒と9秒の貯金ができた。

26km 2h09m53s 4m58s
27km 2h14m33s 4m40s
28km 2h19m13s 4m40s
29km 2h23m49s 4m36s
30km 2h28m32s 4m43s 23m37s

さて、最終周回に入った。集団は5,6人に絞られてしかも縦長になってきた。その最後方に私がいるわけだ。

最終周では、いつスパートをかけるべきかを考えていた。余裕はあるのだが仕掛けが早すぎて後で追いつかれると格好悪いではないか。まあ、残り3km辺りでかなと思って走っていたのだが、残り4km付近で何となく集団に追いついてしまったため、このタイミングで前へ出ることにした。

集団を抜くときにペースメークの御礼を言うべきか迷ったが、社交性に欠ける私、無言で前へ出てしまった。申し訳なし。

前へ出たからにはそのままのペースで集団を離すのが礼儀というものである(そうなの?)。ちょっと苦しいがペースアップして後ろの足音が聞こえなくなるまで力を抜かなかった。

こうなるとあとは単独走である。とにかくスパートをかけたときのペースを維持すべく努力した。残り3kmではキロ20秒ほどペースアップしたのを確認、これならば2時間28分台も狙えそうだ。

さすがにここまで来ると全身が苦しくなってくるが何故か脚だけはよく動き、コース取りもうまくできた。ほぼ単独走なのでホエールズ・平松並みの剃刀シュートでインコース攻めだ。この例え、古すぎですな。

残り2km通過、ハイペースを維持できているのを確認してホッとしたが、残りを緩めちゃいかんと気合を入れた。最後のアップダウンも果敢に攻めなきゃプロランナー(自称だが)失格というものだ。最終周は給水も全てパス。

右折急カーブを過ぎて、曲がりくねった道を行くと残り1km。時計を見ると体感通りにペース維持できている。28分台でのフィニッシュを確信した。転倒しなければ…

最後のアップダウンを難なく(と言いたいが実は結構苦しく)通過して、細い道から銀杏並木に出るとフィニッシュのゲートが見えて、最後の直線をスパートしてフィニッシュできた。

手元の時計を見ると2時間28分30秒だった。スタート時に時計を押すのが数秒遅れたため、おそらく32,3秒だと思ったが、余裕で目標の2時間半を切れたのはかなりうれしかった。

***番外編に続く***

寒かったのですが、久しぶりに14km走れました。途中で雨が降ってきて、そんな予報ではなかったためかなり焦ったのですが、キロ6分12秒程度で何とか最後まで走り切りました。神奈川でも山の方は雪だったんじゃないかな。

ラン資金    -133870円
月間走行距離         54km
年間走行距離        363km
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きさらぎマラソン完走記-その1

2025-02-03 22:08:29 | マラソン大会
2月3日(月) 曇り

さて、土曜日のきさらぎマラソンの完走記を続けます。スタートから15kmまでです。それにしても周回コースはネタが少なくて書くことがないですな。

***きさらぎマラソン30km完走記-その1***

以下、1km毎にタイムを書く。左から、距離、スプリットタイム、1kmラップタイム、5kmラップタイムの順である。例によってこれらは手元計時を公式計時で補正したものである。なお、今回の計測はグロスタイムのみである。

1km 5m10s
2km 10m11s 5m01s
3km 15m16s 5m05s
4km 20m12s 4m56s
5km 25m18s 5m06s 25m18s

人数が少ない上に細かいペースメーカーが設定され、ほとんどのランナーがペースメーカーを意識せざるを得ないため、スタート直後からいくつかの集団に分かれて走ることになった。それはそれで走りやすいのだが、集団走に馴染めない私はすぐに集団の後ろに移動して前を伺いながら走ることにした。周りに人がいるとコース取りも自由にできないし、ともすれば接触、転倒の危険もあるので。昨日の別大マラソンを見ればその危険性はわかるはず。

ただし、ズルズル遅れることのないようにだいたい20mほど後方からペースメーカーの位置を常にチェックしていた。ストーカーみたいだな。

最初の1kmのタイムは5分10秒ほど。スタートロスがあるので予定通りのいいペースである。といってもペースメーカーに付いているだけだから当たり前なのだが。集団走の嫌いなひねくれ者ながら、ペースメーカーの利点に気づいて、ある意味複雑な心境なのであった。

ここの5km周回コースは昨年の東日本マスターズとほぼ同じなので完全に熟知し、全くストレスなく走れて、しかもペースの心配もないので超楽ちんである。ここはインコース攻めでとかこの先右折なので右に寄っておくとかノウハウがわかるのはなかなかよろしい。

2km、3kmを過ぎたときには、一応時計を押したもののタイム確認はやめた。楽ちんだから付いて行きさえすればいいのだ。周回毎にタイムチェックすればいいや。

3kmを過ぎて3.5km付近にある急カーブも織り込み済みなので、最短距離を狙って走れた。集団走ならば外側はかなり損なのだが、その点後ろから付いているだけのストーカー走は楽だ。

4km以降はアップダウンがかなり多くなる。カーブも多くてこの周回の中では難所なので、あとで周回タイムを見てもここの1kmは他よりも10秒ほど遅い。ただ、難所といってもたいしたものではなくて鎌倉のマイコースに比べれば鼻歌気分であり苦労はなかった。

というわけで最初の1周5kmが終わってタイムを確認すると25分15秒ほど、キロ5分よりも少し遅いが、この誤差ならばペースメーカーもがんばっている方と思った。でも二人でこそこそ相談していたので、おそらく正確にキロ5分に合わせようと修正しているようだった。頭が下がる思いであり、協調性ゼロの私にはとてもペースメーカーは務まらないとも思った。

6km 30m10s 4m52s
7km 35m00s 4m50s
8km 40m00s 5m00s
9km 44m54s 4m54s
10km 50m09s 5m04s 24m51s

さて2周目だ。2周目を少し過ぎて6km付近で、マイク付自転車が後ろから来て「右に寄ってください」と声掛けがあり、ほどなくしてハーフの先頭ランナーにぶち抜かれた。ホント、「ぶち抜かれ」の表現がピタリとハマるほどのスピードであった。

ハーフは30kmの10分後のスタートなので、こちらが6kmで約30分なのを20分ほどで走っているわけだ。ストライドも私の倍くらいあって、「こいつらは人間の着ぐるみを着たダチョウかよ」(表現に不適切な部分があれば改めます)と思った。我々2時間30分集団は、それ以降、左を空けて右側走行を心掛けた。

その頃だろうか、後ろから女子ランナーが追い付いてきて集団に合流した。背中に「わだちゃん」と書いてあるのでゲストランナーのわだちゃんだ。この人、レース前の紹介の時に「鎌倉なんちゃらのわだちゃん」と紹介されていた人だ。鎌倉在住の私もよく知らない人だったので聞き間違いかなとも思ったのだが、後日調べると鎌倉の治療院に勤める和田有稀奈さんだった。元サッカー選手ながら故障のためサッカーを断念してトレーナーになった人らしく、現在はマラソンにハマってサブスリーを目指しているのだとか。

同じ鎌倉在住なのであいさつでもすればよかったが、知っていたとしても小心者の私には若い女子に声をかけるなんて不可能なのであった。

そのわだちゃんは周りのランナーに声を掛けながらキロ5分ペースで集団走に加わった。また、後ろから来る速いハーフ組が通るたびに「左開けて」などと指示を出して、とにかく大活躍なのであった。そういう集団を約20m後方から見ながらぽつんと走っているのが私であった。暗いなぁ…

この周回ではスタート付近及び2.5km付近に給水所があって、水とスポドリ(メダリスト)が提供された。メダリストが思いのほか不味くてほとんど水摂取であった。

例の3.5km右折鋭角カーブと4km以降のアップダウンを過ぎて2周目終了。10kmのタイムは50分をわずかに上回るだけの見事なペースメーキング。

11km 55m07s 4m58s
12km 1h00m06s 4m59s
13km 1h05m04s 4m59s
14km 1h09m57s 4m53s
15km 1h15m06s 5m09s 24m57s

3周目。スタート地点のすぐ後に和太鼓チームの声援があって、なんとこのチーム、最終ランナーまでたたき続けていたようだ。4時間近くの長丁場、お疲れさまでした。当方もここを通るたびに手を振って応え、元気をいただきました。

3周目に入ると、ハーフのランナーに加えて5km、10kmのランナーもビューンと追い越して行き、周回遅れのランナーもそこそこ現れるので、いろいろと気を遣うようになった。抜くには左に寄らなければならず抜かれるには左を空けなければならないためだ。ここでもペースメーカーやわだちゃんが指示を出して集団をコントロールしていた。

その点、私は集団からやや後ろに外れてフリー走行しているため全然気を遣わなくてよかった。前を走る集団のシューズを見て、このクラスのランナーの流行をチェック。今回はNIKEがやや多かったが、ASICS、ADDIDASも健闘していた。そんな中にBROOKSのハイペリオンエリート3(4かも)を発見。現在はエリート4PBが最新だが、エリートシリーズは明らかにテンポよりも優れており、私の所有欲をかき立ててしまう。ただ35200円ととても買える価格ではないのだ。

3.5kmの右折鋭角カーブを通過してアップダウンをクリア、細い道に入って左折すると銀杏並木に入ってフィニッシュゲートが見える。15kmを通過して時計を押すと1時間15分ちょっとと予定通りだ。ありがたやペースメーカー。

***続く***

今日の午後からランニングを再開しました。14kmをタラタラ走るつもりでしたが、10km手前でトイレに行きたくなってピットイン。そしてそのまま終了。

10kmだけでしたが、寒かったし、まあいいやということで。

ラン資金    -133912円
月間走行距離         40km
年間走行距離        349km
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きさらぎマラソン30km完走記-そのゼロ

2025-02-02 22:05:29 | マラソン大会
2月2日(日) 雨のち曇り

今日の別大マラソンはすごかったですな。思い出作りで出た若林君が2時間6分7秒とは驚きです。本当に引退するのかな。日本生命が、来なくていいから日本マラソン界のためにがんばれと言ったらどうするのでしょう(言うわけないか)。

転倒が多かったのも壮絶でした。私の一推し、デレセ選手も転倒しましたが、根性でトップ集団に食らいついて2時間7分台の5位とは大健闘かと思います。この選手は本当に人格者なので応援してあげたくなるのです。

丸亀ハーフでも太田、篠原が60分を切って日本記録を大幅更新とエポックメーキングな一日でした。

それらの話題から見るとゴミみたいな記事ですが、以下、昨日のきさらぎマラソンの完走記です。まずは、スタートまでの「そのゼロ」から。

***きさらぎマラソン30km完走記-そのゼロ***

当日の朝は7時に起床、いつも通りトーストとヨーグルトで朝食を済ませた。前日に用意しておいたランウェアに着替えて準備完了したのが7時半、下調べで7:58七里ヶ浜駅発の江ノ電に乗ればよいとわかっていたのだが1本前に間に合いそうなので急いで出発。後で考えるとこれが功を奏した。

江ノ電で藤沢に向かった。今までは、横須賀線で武蔵小杉に行き南武線に乗り換えて立川まで行ったのだが、今回はジョルダン(乗換アプリ)の指示に従って藤沢から小田急利用にしたのだ。

ところがいきなりアクシデント発生。江ノ電の車内放送があり、小田急が人身事故で止まっているというではないか、うへ~。

あわててジョルダン先生にお伺いして対策を考えた。私の直感では武蔵小杉ルートがよさそうだったが、先生は品川→新宿→立川を勧めるので素直にそれを選択。

藤沢から東海道線に乗って品川着、そこから山手線で新宿へ。品川、新宿の構内でダッシュして1本前に乗れたこともあり立川には10時前に、公園最寄りの西立川駅にも余裕で到着。一時は遅刻も心配したのだが、取り越し苦労であった。もっとも小田急利用の方がコスパはよかったのだが。

あらかじめ送られたチケットで国営昭和記念公園に入場、勝手知りたる通路をズンズン進んで会場の広場へ。受付を済ませた時点でスタートまでまだ30分はあった。小田急不通の影響がなくてよかった。

自由に使える椅子などが設置されていて、ありがたくそこでランナー姿に変身した。この頃にはすっかり晴れて日差しが心地よかった。変身後、最近のスタート前ルーティンに従ってキレートレモンのゼリーを投入。

そのあと手荷物を所定の場所に預けた。もらった袋に荷物を入れ、自分でゼッケン番号を書いてブルーシート上に置いておくシステム。管理の人がいるので盗難の心配はない。

ゲストの紹介や準備運動などを横目に見ながらトイレに行き小問題を解決した。スタート地点のすぐ近くでストレッチ。

30kmの参加者はそれほど多くなく、スタート地点でも混雑なし。2時間30分のペースメーカー2人がいたので私はそのすぐ後ろに並んだ。私は、通常ペースメーカーに頼らない孤高の(要するに協調性のない)ランナーなのだが、少し遅れて走れば集団走に加わらないからまあいいだろうとの判断である。

スタート時間が近づき少し前の方へ詰められてから号砲が鳴った。ペースメーカーの後ろをおずおずとスタートしてラインをロスタイム5秒ほどで通過した。

天候:晴れ、気温10℃弱、ほぼ無風の好条件である。私のいで立ちは、長袖T(富士マラソンフェスタの参加賞)、安物ひざ上タイツ、ランキャップ、太ももとふくらはぎにサポーター、シューズはハイペリオンテンポである。

なお、今回は(も)真面目に走ったのでスマホなどを所持せず、よって写真はほぼない。お許しくだされ。ブログとしてどーなのよとのご批判は甘んじてお受けします。

***続く***

降雪の予報でしたが当地は雨のみでした。早いうちに雨は上がりましたが結構寒くてランオフにしました。昨日がんばったからまあいいや、てなわけです。

さて、明日からまた走ることにしましょう。今回好走できたので、今後の目標も上方修正しようではないかと意気込んでおります。

ラン資金    -133942円
月間走行距離         30km
年間走行距離        339km
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きさらぎマラソン完走

2025-02-01 13:47:20 | マラソン大会
2月1日(土) 晴れときどき曇り

きさらぎマラソン30km完走しました。
手元計時で2時間28分30秒くらい、目標達成です。
詳細はあとで。

以下、帰宅後に追記。

HPに結果の詳細が出ておりましたので転載します。


正式タイムは2時間28分32秒でした。ラップタイムを見ておわかりの通り、25kmまではキロ5分のペースメーカーさんをストーカーして、最後の5kmでロングスパートをかけたというわけです。我ながらせこい作戦でしたが、まあ、結果オーライということで。

60歳台で3位とは望外の順位です。とはいえ1位、2位とはかなり離れているため修行が足りません。来年開催されるならば70歳以上の部を作ってくれると1位になれそうですが。

よい天気のままでいてくれて助かりました。運営事務局の行いがよかったのでしょう。運営に抜かりなく、スタッフも充実、ゲストランナーも多彩でなかなか素晴らしい大会でした。ありがとうございました。

明日から完走記を書き始めます。さすがに疲れた…

ラン資金    -131186円(あとで精算します)
月間走行距離         30km
年間走行距離        339km

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