2010年1月1日ウィーンの街

美術史博物館を出るとすっかり日が暮れていました。
それもそうだ、午後からゆっくり出てきて、じっくり美術品を堪能したのだからね。

でも、幸せね～。
美術館を出ても景色が美しい。



美術史博物館からホフブルグのへ歩いてきて、
ライトアップされている宮殿は靄がかかってそれは美しかった。



遠くを見ても、近くを見ても、美しい建物と木があって、素敵。
街中は工事とかしてるけどね。
でも、綺麗に隠しているんですよ。

2010年1月1日美術史博物館３

絵画コレクションもそりゃーすごかった。
学校の美術の教科書に出てくる絵がたくさんありました。
が、私には、今回の博物館では、ローマ・ギリシャの彫刻と
壷、と装飾品が心に残りました。



この形と図柄。
手に入れたら、毎日眺めています。



それに、双頭の鷲のカメオのブローチ。
ブローチってより大きさがすごいよ、手のひらくらいあるもの。
そして、獅子がカメオになっていて周りの宝石が素晴らしい。
たくさんカメオの装飾品が並んでいましたが、これが一番私の目を引いた！！

2010年1月1日美術史博物館２

大英博物館にも劣らないくらい（大英博物館は量がすごいからね。）
古代エジプトから、ローマ、中世、ルネッサンス、バロックと見ることができました。



このおしり最高～♪♪♪
ローマ彫刻、ギリシャ彫刻が素晴らしい建物の中にあると、
美しさが一層引き立ちます。



ウィーンって、大らかなんですね、博物館の中は写真撮っても良いんです。
好きな作品を写真で持って帰れます。

2010年1月1日美術史博物館１

お正月から世界の逸品を見られるなんて、素晴らしいよね！
しかも、今年のニューイヤーコンサートのバレエの映像はこの美術史博物館が舞台になっていたの。
円形のタイルの上をピンクのチュチュで踊ったり、大階段をカップルで下りてきたり、
大理石の像の間を縫って踊ったり、廊下を駆け抜けたり。
それはそれは、絵になるし、映像だからできるロケでした！
その映像を見てすぐだったから、ここに来られたのが、異常に嬉しかった。



しかし、ハプスブルグ家すごいね～。
代々世界中の美術品をコレクションしてきたって、
ものすごいよ。



また、それを展示保管してある建物が素晴らしいのだからね。

2010年新年の朝

新年の朝は、もやがかかってあいにくのお天気。
初日の出を見ようと思ったのですが、雲が多くて残念。



でも、ここはウィーン。
素晴らしい新年の始まりです。

午前中は部屋でゆっくりして、
お隣でやっているウィーンフィルのニューイヤーコンサートを
ライブでテレビで見ていました。
テレビのコンサートは世界中に配信されてますから、
日本でも毎年見られますよね。
テレビは趣向がありますので、バレエや自然の映像が流れます。
これも素敵です。

午後になると博物館が開くというので、てくてく歩いて
美術史博物館へ行きました。



途中、ゲーテさんとモーツァルトさんの銅像に、
「おめでとう♪」