遠藤雷太のうろうろブログ

何かを観たら、とにかく400字または1000字以内で感想を書きつづるブログ。

井上ひさし「天保十二年のシェイクスピア」

2010-04-12 23:37:50 | 読書感想文
2010/4/12

井上ひさし「天保十二年のシェイクスピア」を読む。
これを読むためにBBCシェイクスピアシリーズ全37作品を見たといっても過言ではない。
ただ、「このシーンはこの作品!」ってわかったのは1/3くらいかなあ。
「ベローナの二紳士」とか「ジョン王」とかどこに入っていたんだろう。
あと「紺屋高尾」とか落語のネタが入っていたような気がするんだけどどうなんでしょう。
落語と言えば、立川談志もいろんな落語をコラージュ風に組み合わせて語ったりすることがある。
落語という補助線が頭にあると、腑に落ちやすい話。落語とシェイクスピアは親和性が高いみたい。
3時間のシェイクスピア芝居でも3時間面白いわけじゃないから、面白いとこだけ抽出して並べなおすと(ものすごくセンスを問われるけど)濃厚でスピード感も出る。
シェイクスピア知らなくても面白いんじゃないだろうか。
コメント
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