観劇三昧:南山大学演劇部「HI-SECO」企画『絶頂終劇(テクノブレイク)で完全犯罪』(全国学生演劇祭) 無料
2017/4/7
父親を殺した男が法廷のような場所で経緯を追求される話。
テクノブレイクで検索してみたら、自慰のやり過ぎで死んでしまうことだった。
自慰をやりすぎると神に怒られる。ここで言う神はギリシアのほうだと思われる。
古代ギリシアは性に寛大なイメージあるけど、自慰はダメなのかな。
息子は失踪した母親の面影があったために、父親から犯されたという。
息子は計画的に父親を腹上死させることで殺人の罪を問われる。
父親は母の代用品と性交しているわけだから自慰と同じ。要するにオナホ扱いされたということか。
自慰と腹上死と同性間の性行為と近親相姦とがごっちゃになっていて、理解が追いつかない。
生きていること、転じて母への呪詛という結論は作り手が心配になるくらい暗かった。
================メモ===============
公演時期:2017/02/26
脚本/演出:長谷川ゆうと
配役:
M:光起
法廷A:中村祐太
法廷B:奥谷大樹
法廷C:今村拓哉
布袋D:青木香保里
第2回全国学生演劇祭 Aブロック上演作品
名古屋学生演劇祭 推薦:南山大学演劇部「HI-SECO」企画(南山大学)