我が国の100%エネルギー自給計画

我が国のエネルギー源を自然エネルギーで100%まかない、純国産エネルギー100%の国づくりを国家100年の計として目指す

朝日新聞が糾弾「定期テスト過去問.com」

2014-02-14 06:26:53 | 日記
朝日新聞が2014年2月14日付の1面トップで特報した「中高定期試験、ネット販売ー塾、情報公開で入手ー44自治体に請求ー無断利用、違法も」で糾弾しているサイトは
定期テスト過去問.com
http://www.testkakomon.com/
とみられる。うーん。よくできている。
 子供たちの通う学校はすべてあった。朝日新聞は「商業目的で情報公開請求するのがいかがなものか」というのが言いたいことで、それは一理ある。ただ、中高の定期試験の過去問を入手できる仕組みは便利であり、これこそ民間の自由な発想だ。民活と言える。情報公開した名古屋の塾がなんという会社なのか、いまはまだわからないが、膨大な過去問が集まったのだから、データを使ってちゃんと「調査と研究」をすればいい。そしてその分析結果を無料でホームページに上げれば、利用目的としてはウソにはならない。
 朝日の記事では、社会面に愛知県のコメントとして「問題を一部の子が手に入れれば、本来図るべき学力が測れない」と不開示を決定、とあるが、過去問を解いてテスト対策するのも重要な勉強。過去問を手に入れただけではテストができるようになるわけではなく、過去問をきっかけに、少しでもテスト勉強するのなら、それはいいことなのではないか。
だって、愛知県の行政官だって、何かやるときは「前例は」と過去を調べるじゃない。大人がやっていることだって、日々、過去問を調べながら仕事をしているようなものなのだから、子供が自発的に(親かもしれないが)、過去問の研究することは前向きにとらえてもいい。
 むしろ、そういう選択肢が増えたことを歓迎すべきではないか。データベースができれば、東大合格のコンピューターを研究する先生がいるように、中高の定期テストをコンピューターに解かせてみたり、教育方法やテスト勉強法のイノベーションにつながるかもしれない
 試験問題200円が高いか安いかは議論が分かれるが、仮に儲かるようなら、10%の「印税」のようなものを、公立高に寄付のような形で還元すれば、文句はないだろう。