わたしの履歴書⑰

人の出会いが人生を変える、ということは案外よく言われている。

それは、良くも悪くもだけど。。。

わたしのその出会いは・・・

自分ではもぅ、どうしようもないくらいコントロールの効かない、唯々感情の暴発に振りまわされ、自己嫌悪に深～く沈み続ける・・・

出口のないトンネルに入り込んでしまったような・・・深い闇に落ちてしまったような・・・

自分自身をすでに見失い、壊れる寸前だったわたしを一気に光へと引き上げてくれる。。。

そんな出会いでした

それが、『フェイシャルサロン』のオーナー先生である、島田先生との出会い。

最初はなんとな～く、顔のむくみがとれればいいなぁ～くらいの軽い気持ちで行った体験で、お肌のことをイロイロ聞いて、即座に通うことを決め、以降、通い続けるのですが、通い始めて１０ヶ月ほど過ぎた頃、なんのきっかけだったかは覚えていないのですが、島田先生は随分とスピ系のいろんな勉強をしてこられた方と、判明

特に透視に至っては、遠方からわざわざ習いに来られる方もいて、サロンのお客さんでも要望があれば個人セッションをしていることを耳にし、わたしも話のノリで個人セッションを申し込んだのでした。

その頃のわたしは、精神世界に興味を持ち始めたばかりで、『透視』というのも実は、どういったものか、あまりよく分かっていなくて・・・なにやら前世がわかるらしい・・・くらいの認識でした。

そして、家庭では・・・精神世界に興味を持ち始めたといっても、まだ、

天使達はどんな人でも温かく添い、見守っていてくれて、助けを求めれば、よろこんで力を貸してくれる。。。

という、ことぐらいしか知らず、なんというか・・・まぁ、ボロボロに痛んだ心には温かく、心地いいのだけど、慰めどまりで、その先の本当に大切な真理の部分を理解するにはまだまだ程遠い状態でしたので、

家庭内では相変わらずの内戦状態が続いておりました。。。

話を戻すと、わたしにとって人生初の個人セッションは、サロンの営業が終わった閉店後の店内で、ということになりまして。。。

当日、ず～っとドキドキしながら『その時』を待ちました。。。

そして・・・サロンの営業が終わり、スタッフの方たちも帰って島田先生と２人だけになってソファーに向かい合い、いよいよセッション開始

はじめに先生が簡単な注意事項を説明して、そして本題

何について聞きたい

と、言われたとき、その時までは自分の前世ってナンデスかというくらいの質問しか思いつかなかったのに、とっさに出た言葉が

わたし・・・自分以外の他人を愛せないんです・・・旦那も含めて・・・

と。。。

自分でもえ”ぇぇ～～～って驚いて、でもその後、涙がどゎ～～～っっと溢れ出し。。。

溢れ出したら、もぅ止まらず。。。エグッ、エグッってしゃくりあげていたら、先生が一言

それはね、仕方ないわよ。だって、あなた自分自身のこと好きじゃないでしょ

自分のことが好きになれないのに、まして自分以外の他人のことを好きになんてなれっこないわよ。

（＠。＠）/エッ

って、驚きでしたね。

だって、いままで生きてきて、他人を大切にとか、他人を愛しなさいって当たり前のように教わってきたけど、自分を好きに・・・なんてことダ～レも一っ言も言っていなかったし。。。

だから、他人を好きになるとか、愛するのに、自分のことは関係ないのでわ

と、にわかにはその言葉の意味がわからず。。。

でも、先生のその言葉は静かに深く、枯れて荒れ果てたわたしの心に染み渡って。。。

だから、まず、自分自身を好きになりましょう

優しく話しかけられるその言葉に涙が止まらない。。。

でも。。。どうすればこんな自分が好きになんてなれるのか。。。

簡単よ。毎朝、起きたら顔を洗うときに、鏡に映る自分に向かって『わたしってかわいい』っていい続けてごらんなさい。

　・・・　でも・・・

声に出さなくていいから。それならできるでしょ

ええ・・・まぁ・・・・・・でも・・・それだけ

そう。それだけ。でも、ちゃんと続ければ変わるわよ。

 

さぁ、お気づきでしょうか

これこそ、著書『美人塾』でも一番最初のレッスンにして、最も基本中の基本

ブログでも何度も書いている、『鏡のワーク』

この『鏡のワーク』は何を隠そうこのとき、島田先生から教わったものなんです(・ω・)/

親からも、学校の先生からも・・・どの大人からも教わったことのない、『自己愛』

でも、この『自己愛』こそが本当は最も大切なこと。

 

自分を愛せない者が自分以外の他人を愛することなんて、どうしてできる

自分すら、好きになれない者に、どうして他人を好きになることなんてできる

自分を尊重できないものが、どうして他人を尊重することができる

全ては、自分自身ができてこそ、初めて他人様にできること。。。

だから、まずは自分から。。。

そこからはじめよう。。。

 

やっと、長い長いトンネルに光が見え、出口を認識できた瞬間。。。