前回はわたし達がなぜ、他人と自分を比べてしまうのか?ということを書きました。
ここで、宇宙の真理は美そのものですから、その「美」を基準にこのことを考えて見ます。
どうでしょう?
他人と自分を比べて、自分が優れていると喜ぶ姿。
自分よりも幸せそうな友人に、嫉妬する姿。
自分が優れていると感じたいがために、高価なブランド品で着飾る姿。
美しいでしょうか?
そもそも、「優」でい続ける。あるいは勝ち続けても、比較対象が多すぎて、それこそ
上を向いたらキリがない。
下を向いたら後がない。
ということになり、勝ち続けるためには永久に走り続けなければなりません。
大変なことです。
でも、いくら努力を続け、他人と比べて自分が優れていると証明し続けても、自分と全く同じ人間なんてイヤしないのだから、そんなことするだけムダ。な、わけです
。
そして、どんなに努力をし、走り続けてもその姿は美しくありません。
だって、真理からは程遠いのですから。
その上、努力をして勝ち続け、その結果、地位や名誉、財産を築いても満足を得ることはできません。
なぜなら、本当に欲しいものとは違うから。。。
だって、「他人と比較して自分が優れている」なんてこと、もともと最初から自分が望んだことではないから。
でしょ?
大人(親)に他の子と比べて劣らないように望まれて、だから、がんばってきただけ。
本当は別に他人のことなんて、どうでもいいのに。
でも、いつの間にか他人と比べることでしか、自分の価値がわからなくなってしまう。
だから、他人と比べずにはいられない。。。
なぜ、そうなるのか?
答えは簡単。
自分以外の周りに答えを求めるから。
だよ
他人と自分を比べることを止められないことも、他の問題も、ほとんどは
自分の外に答えを求めるから。
自分と同じ人間なんて他にイヤしないのだから、自分の外に答えを求めても、本当の答えは返ってこないんだよ。
だって、みんな自分とは違うのだから。
それでも、外に答えを求めてしまうのはひとえに、
自信がないから
自信とは自己への信頼。
つまり、自分自身への信頼。
自信がないから、他人と比べて自分がどうかを確認する。
自信がないから、他人の言うことに右往左往し、疲弊してしまう。
自信がないから他人に対してパワーを誇示したくなる。
自信がないから何かにすがり、依存してしまう。
本当は他人と比べても仕方ないとわかっているのに。
本当の答えは自分しかわからないのに。
本当に必要なものは全て自分がすでに持っているのに。
自分を救えるのは自分しかいないのに
ね。
だから、まずは自信を持とうよ。
そんなこと簡単に言わないでよ
って、そこのアナタ
自信を持つのは案外そう難しいことじゃないんだよ。
ってことで、次回へ