今日も東京の空は黒い雲で覆われている所と、入道雲モクモクのこれぞ夏の空という所があって、お天気は不安定のようです。
さて、3回に渡って書いた『「他人と比べること」を手放す』シリーズですが、結局のところ、自分自身への信頼、すなわち『自信』ですね。この、自信をしっかりと築く、と、いうことがキーとなります。
そして、自信は自分への愛(自己愛)とイコールで結ばれます。
自分を愛せなければ、自分を信じることなんてできません
ということ。
自己愛と自信は何をするのも一番の基本中の基本
最大の要となりますから、くどいようだけど、ここで改めて書いていこうと思います。
と、いうことで、今回は自己愛について。
わたしたちは小さいときから、「自分のために」ということはタブーのように育てられてきました。
自分よりも他人のことを考えましょう。
そうしないと自分勝手な人間になってしまって社会で抹殺されてしまいますよ、と。
だから、自分のことを褒めることはとても抵抗があるし、そんなこと、してはいけないよう感じてしまいます。そのせいか、自分の長所を挙げることよりも短所を挙げるほうがずっと得意。
つまり、自分へのダメだしはいくらでもできるけど、自分の良い部分を認めること、はとても苦手。
そんなことだから、自分を愛し、認めましょうと、言われても、
わたしの○○なところが直ればもっと自分のこと好きになるのに。。。
と、ある条件を満たさないと、つまり、そのままの自分のことは愛せない、認められない。そんな人、多いのでは?
でも、本当の自己愛とは、
自分の○○が直れば、という条件をまったく付けずに、今のありのままの自分をそのまま愛せる、認めることができる
こと。
ありのままの自分を愛せないから、そのままの自分を認めることができないから、他人の目に映る自分が気になってしまって、いつも周囲の顔色を伺ってしまうのです。
そんなこと続けていたら、疲れてしまいますよね。
そして、疲れてしまって、なんとか今の状況を変えようとするのだけど、どう変えていいのかわからない。。。
なにもかもがイヤになってしまって、そんな自分がもっと嫌いになってしまう
ループですね。
負のスパイラル。ドツボにハマりまくりです
このループから脱出する方法は
ただ、ありのままの自分を認め、愛すること。
そのための第一歩、それが魔法の言葉を毎朝、鏡に向かって唱えること。
その言葉は
わたしってかわいい
最初のうちは抵抗があるかもしれません。
でも、そのうち慣れるから大丈夫
そして、朝だけでなく鏡を見るたびに言うように意識するといいでしょう。
結局のところ、自分のことが好きになれない、ありのままの自分を愛せない、そんな自分のことを一体、誰が好きになってくれるのか?
素敵な人に惚れられたいなら、まずは
自分が惚れる自分になること
だれかに大切にされたいなら、まずは
自分で自分のことを大切にすること
ありのままの自分を認めて受け入れてもらいたいなら、まずは
自分でありのままの自分を認め、受け入れること
自分を愛する、大切にする自己愛とは、けっして自分さえ良ければ他人のことはどうでも良い、という自分勝手なエゴではありません。
なぜなら、
自分を大切にすればするほど、同じように他人も大切に思えるようになるから。
たとえ、欠点だらけでも、ありのままの自分を認めることができれば、他人の欠点が目に付いても、同じように他人を認めることができるから。
全ては自分で始まり、自分で終わる。
自給自足だね
次回は『自信』について