ランチを、
個室です。
雪がちらついた東京です。
keikoさんが、
雪国へ帰るまでの、楽しい時。
実家にいると、
タイムマシーン。
20年以上前に亡くなった父の本箱、
父が着ていた着物、 なんとゲートル?学生の時使っていたのか・・・
父が学校で課題で作った本立て、愛用の茶碗・・・
引越しやら、建替えやら何度もあったのに、よく目にする。
料理も好きな人だったから、気まぐれで、銅の厚焼き玉子用の道具を買ってきたり、
押しずし用の型は、大工さんに作ってもらったり、
気は移っていき、まあ色々興味のある人だった。
石を集めてみたり、・・・カフスボタンにこってみたり、・・・
ビデオ、録音、写真、釣りに、旅に、 幾つかの会も作り温泉に行ったり・・・
同窓会もよく計画していたので、、、
集めたりしたものは、 気前よくあげてしまうので、 良いものはゼロ。
名残が手元に。
そして几帳面、旅先の記録は、事細かに残しています。
これは、真似できない。 おみやげ品の裏にも、メモ書きが貼られている。
この前の地震で、何袋も処分したが、
一緒に暮らしてはいなかった、祖母のお道具なぞも、まあ丁寧に丁寧に
しまわれていたりして、物を大切にしていたことがよくわかる。
そう、もう亡くなりはや20数年、大きな本箱はもう片してしまおうかと思ったが、
置いておくことと決めた。
この家にいるだけで、何かに包まれている気持ちになる。
今、厳しい社会状況。
でも祖母、そして父たちは、命を掛けて関東大震災も、戦争も、
生き抜いてきた。
几帳面に、丁寧に、物を大切に、コツコツと積み重ねてきたんだろう。
この家は、私の教科書、母も大切に父に叱られないようにやっていこう。