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ブドウ栽培で一番手間の掛かる摘粒
時間は掛かりましがた袋掛け迄の間
さほど雨に降られることなく作業が
終わり一安心しました。
【摘粒】6/5~6/15(昨年の様子)
昨年の3倍位房があるので
摘粒は時間がかなり掛かりました
粒があずき大を目安に随時整形を実施
軸長は10cm(昨年8cm)
今年は長さより支梗の数を重視
肩を基準にあとは臨機応変に対応
・肩は3つ支梗が揃う所で切り詰める
1支梗、上向きな粒を5・6粒残す
・肩より下は10支梗を基準に残す
最終形をイメージし全体のバランスを
見つつ粒抜きを実施
目指せ700g
(摘粒前)
(摘粒後)
※今年は房下の粒がビックリ玉により
生育不良が多く、房下を切り詰めた
房が多数あった
<ビックリ玉>
開花が遅れ中で成長し傘が取れない粒
【二回目のジベ、カサ掛】6/9~6/15
(昨年の様子)
顆粒が大豆サイズ(1cm)以上になったら
二回目のジベレリン処理のタイミング
摘粒と作業がダブり忙しさもピーク
カップも昨年よりさらにビック
大房でも対応できます
ジベ後、房上の軸にクリップを付けて
雨除けに白いカサを掛けました
クリップの付ける位置は次の工程で
袋を掛けるため、その分を見越した
高さにグリップします
(反省点)
摘粒で房上の支梗を切る際は、根元まで
切らないとカサをずらすのに面倒である
【袋掛け】6/21~25(昨年の様子)
ブドウの最終整形も兼ね袋掛けを実施
ビックリ玉の影響か、昨年はなかった
・粒に縦の傷、割れている粒も多数
・カボチャの様な形をした粒
・房尻が小さい粒
あとは
・内向きな粒
・横へ張り出している房
等、一房一房確認しながら最後の仕上げ
そして袋掛けと茶色カサ掛け(日除け)
袋を掛ける際、出荷出来そうにない房は
昨年使用した袋を使用し、袋を開けて
確認せずに判別出来るようにしました
食べては美味しいのにこんなに手間がかかっているのに
驚いています。頑張って下さいとしか言えませんが
応援しています。経過が楽しみです。
コメントありがとうございます。
シャインマスカット栽培も収穫まで、後1ヶ月程
最後の人踏ん張り、頑張ります。
応援ありがとうございました。