前回より続きます。
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【第367回】『怒り』の本質&怒られたときに愛と感謝で受ける~上司に烈火の如く怒鳴られた私の事例で考えるNo.8~
佐藤学長が、病気からリハビリをされている渦中の頃に、佐藤学長のインスピレーションから出てきた、真我の実践の感覚を肉体を通して掴んでいくという「真我道」というワーク。
対人でのペアワークを通して、いかに相手の愛を、愛と感謝と喜びで受けるか、自分が相手に対して愛と感謝と喜びをいかに表していくのか、それを人と体を触れ合わしながら、
体の『触感』を通して、『心と体の関係』と『愛の受け取り方&表し方』を体感していくというワークでした。
そのワークの中の一つである、
仮称「相手のげんこつを、愛と感謝の心でキャッチするワーク」
ペアになった相手から飛んできたパンチ(げんこつ)を
「この野郎、負けてたまるか。」とか「(敵味方の発想で)防御しよう。」という心持ちでげんこつをキャッチすると、
手のひらがとても痛いです。
しかし、
相手のパンチ(げんこつ)を、目の前の人の名前を思い浮かべながら「〇〇さん、ありがとう。〇〇さん大好きです。〇〇さん、感謝しています。」というような、愛と感謝の言葉を心の中で唱えながらフワッと両手でキャッチしたり、
そのげんこつ自体が、『ぐっすり寝ている赤ちゃんが飛んできた。落としたら大変!!」というような気持ちで、赤ちゃんが痛がらないように、驚いて起きないようにように、優しく優しく大切にキャッチしたりすると、
その手の皮膚感覚と、心の感覚が違うのです。
上手く表現できないのですが、何か、とても暖かい気持ちになり、相手と一つになっている感覚が来るのです。
それは、パンチをしてくる攻撃手も、同じ感覚になります。
受け手が愛と感謝で、とても大切にそのげんこつを受け取ってくれると、何とも言えない安心感に包まれるような感覚になるのです。
そしてお互いが「一つ」になっていくことを体感できるのです。
まさに、「相手から飛んできた矢を栄養ドリンクする」ような肉体を通した愛と感謝の表現のワークを、13年前、佐藤学長がリハビリ渦中の頃に、やっていたことを思い出しました。
今回、上司に烈火のごとく、怒鳴られたときは、正直なところ、私はこの境地まではできませんでした。
でも、この境地でできていたら、さらにより良き方向に行ったのではないかとふと思った次第です。
次回に続きます。
ありがとうございました。