10月23日、四川省成都に住むある女性が「中国農業銀行に預けていた定期預金15万元が、銀行職員によって、勝手に何らかの商品購入に変えられていた」と訴える動画をSNSに投稿して注目されている。画像は、その女性の抗議に対し、言い逃れしようとする銀行員。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
「銀行に預けていた定期預金が、預金者に全く知らされず、銀行職員の勝手な判断で、金融商品の購入に使われていた」。
そう聞いて、一瞬こちらが理解不能になるほどの非常識であるが、これは事実である。しかも中国の銀行では、これに類するケースがすでに多発しており、今後どれほど噴出するか分からない。
- 顧客の定期預金で「金融商品を購入?」
今月23日、四川省成都に住むある女性が「中国農業銀行に預けていた定期預金15万元(約308万円)が、銀行の職員によって、全く勝手に、何らかの商品購入に変えられていた」と訴える動画をSNSに投稿して注目されている。
つまり、この女性はお金を定期預金として銀行に預けたつもりだったが、担当した銀行職員が(個人か組織ぐるみかは不明だが)不正をして、その定期預金を勝手に使い、おそらく何らかの金融商品を「購入」していたことが発覚したのだ。女性は今、その預金を引き出せなくなっている。
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