当記事は「違う法門の修煉(1)」の続きです。
ボビーは練功と座禅を始めました。どのように練功して、どんなことをするのか、ボビーは師から受けた注意を守り、誰にも教えません。しかし、暫くすると、「座禅する時、もし良くない物や光景を見たら、どう対処したらいいのかしら」と私に聞いてきました。
私は「あなたの師は、どのように説明していたの?」と聞きました。
「私の師は、病気に罹ってしまったわ」と彼女は心配そうに言いました。
私は、「私の師は、何も考えずに、心を動じないようにと教えているわ」と答えました。
暫くして、ボビーの師は亡くなりました。亡くなる前に、彼は「自分はある三十~五十歳くらいの人の体に生まれ変わる」と言い残したそうです。そして、「自分こそ、その師父の生まれ変わりだ」と自称する男性が二~三人出てきました。誰もが生前の師と似たような特徴を備えているので、誰を選ぶかについて弟子たちは戸惑っているというのです。
困惑しているボビーを見て、私は彼女に一冊の『転法輪』を渡しました。彼女は、大切に受け取りました。本を読んだ後、疑問があれば一緒に話し合おうと彼女に言いました。
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