写真は、北京の路上で玩具を売る若者。(Greg Baker/AFP via Getty Images)
中国では今、景気の低迷による「史上空前の就職難」が大きな社会問題になっている。そのため、これまでは中高年が中心だった露店業にも、就職先が得られない若者の姿が増えている。
結婚や出産をせず、出世もマイホームの購入もあきらめた「ねそべり主義(躺平)」がいっそう深刻化している。今夏に大学を卒業した若者は、そうした世相を反映するかのように自ら「死んだふりをする写真」を次々とSNSに投稿している。彼らは「僕たちは死人だよ」と、大学を出ても就職先がない苦境をこうした「ゾンビスタイル」で表現しているのだ。
- 週に1時間働けば「無職ではない」
- 「就職できないから日本留学を」も増加
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中国「実際の失業率は50%近い」との試算も フリマ出品すると無職にカウントされない?
未曽有の就職難に見舞われている中国。公式データは、若者の約20%が無職であるというが「実際の失業率は50%近い」との試算もある。
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