国家政権転覆罪に問われ服役した人権派弁護士、王全璋氏に対する中国当局による嫌がらせが続いている。画像は王氏がSNSに投稿したもので、嫌がらせ場面の1つ。当局の回し者が王氏宅の玄関前に横たわっている。(王氏のSNSより)
中国で国家政権転覆罪に問われ服役した人権派弁護士、王全璋氏。しかし王氏一家に対する中国当局による嫌がらせは、今も続いている。米政府系放送局のラジオ・フリー・アジア(RFA)16日付などが報じた。
北京に住む王氏と妻、今年10歳の息子の一家3人はここ数カ月間で、地元公安による嫌がらせなどにより十数回も引っ越しを余儀なくされてきた。
4月には、当局の指示により、アパートの家主は王氏の家の電気やガスを止めたうえ、家主ら十数人が王氏の家に押し入って、家の中のものを破壊したり王氏を罵るなどした。
この場面を目撃した王氏の息子は恐怖で震えが止まらず、大声で泣いた。その結果、王氏の妻と息子は心労のあまり病に倒れた。
- 延々と続く「当局の執拗な嫌がらせ」
- 「怪しい男3人」が玄関を塞いだ
- 引っ越し後「10日間に5回、電気を断たれる」
- 「弱者の味方」を信条とする人権派弁護士
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「出所後」も続く人権派弁護士への弾圧 執拗な嫌がらせに、数カ月間で十数回の転居=中国
中国で国家政権転覆罪に問われ4年以上服役した人権派弁護士、王全璋氏。出所後も警察当局からの執拗な嫌がらせが続く。王氏は、その嫌がらせを公開している。
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