ドイツ最大の新聞社「ビルト(Bild)」では、抜本的な改革の一環として、人工知能が編集業務の大部分を担当することになった。
タブロイド紙は、出版社のマティアス・デプフナー(Mathias Döpfner)氏がブランドを 「デジタル専用 」にすると宣言したことを受けて、大幅な業務改革が行われている。
ビルトを所有する出版社アクセル・スプリンガーは、6月19日にスタッフに対して、数百人規模の余剰人員削減が行われることを告げた。
ドイツの新聞「フランクフルター・アルゲマイネ」が入手した電子メールによると、同社は「AIや自動化プロセスによって仕事が置き換えられる可能性がある人々と、現在のスキルでは新しい体制に馴染めない人々とは別れる」と述べた。
「編集者、印刷、プロダクション、記者、校正者、写真編集者、アシスタントなどの役割は、今日のように存在しなくなる」
この動きは、地方のメディアの削減や小規模なニュースルームの閉鎖と共に行われている。
アクセル・シュプリンガーは欧州最大の出版社で......
- AIがメディアや社会全体に与える影響
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます