大紀元エポックタイムズ・ジャパン

「真実と伝統」をモットーに、明日を生きる上で判断材料となる有益な情報を日々発信しております。

木を彫る

2023-02-16 | 暮らし


一刀彫り(写真・大紀元)

 

夏目漱石『夢十夜』の第六夜を、ふと思い出した。

 鎌倉時代の仏師・運慶が、護国寺の山門で仁王像を彫っている。ところが語り手の「自分」も含めて、大勢の見物人はなぜか明治の人間ばかりなのである。語り手には「古くさい」と見える当時の装束に身を固め、一心不乱に木を彫り続ける運慶。すると語り手の傍で眺めていた若い男が、運慶の見事な所作を賛美し、「木の中に埋まっている仁王を鑿(のみ)と槌(つち)の力で掘り出すのだから迷いもなく正確なのだ」と解説した。

 

●続きはこちら:

 

木を彫る

夏目漱石『夢十夜』の第六夜を、ふと思い出した。 鎌倉時代の仏師・運慶が、護国寺の山門で仁王像を彫っている。ところが語り手の「自分」も含めて、大勢の見物人はなぜか...

 

 


 

●合わせて読みたい:

 

現代人ストレスの元

ストレスは生きていく上で誰でも経験するもの。しかし、ストレスはどこから来るのか?ストレスの出所、いわゆる“ストレス源”は、私たちにストレスを感じさせる出来事又は環...

 

 


 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 親の努力、子供の成績に多大... | トップ | 優れる宝 子にしかめやも »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事