「人命救助と授業、どっちが大事なのか?」を問われる大事件が中国で発生。中国の病院のイメージ画像。(VCG/VCG via Getty Images)
先月10日、急患への手当により大学での担当講義に遅刻した女医が、ボーナスカットをはじめ、様々な処分を受けたことがわかり、中国の世論に火を付けることになった。
中国広東省広州市にある「南方医科大学・南方医院」の小児科の女医・俞莉医師は5月10日、「南方医科大学」で担当することになっていた授業に遅刻した。
理由は、俞医師が脳出血の疑いのある児童の緊急処置を行うために、病院に留まったためだ。
「講師が時間通りに来なかった」と生徒から苦情が寄せられた大学側は俞医師の当月のボーナス2千元(約4万円)の支給を中止し、彼女への「批判書」を病院全体に流した。さらには、今年の「優秀職員」へのエントリー資格もはく奪した。
【続きはこちら】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます