2015年3月、ある就職活動イベントに参加した日本の学生たち。中国の大学生は今、絶望的なほどの就職難のなかにいる。(Chris McGrath/Getty Images)
中国のSNSで最近、上海のある女性のものとされる「セクシーな下着姿の写真が添付された求職用履歴書」が拡散され、ネット上で物議を醸している。
エポックタイムズの本記事に「その写真」を添付することは、筆者の熟慮の結果、控えさせていただく。要点のみを挙げれば「肌を露出し、胸元を強調した、いかにも男性誌むけのセミヌード写真」である。
印象としては、体に対して頭部が小さめのモデル体型であるようにも見える。ただ、それが見映えよく加工された写真であるのか、もともとの体型であるのかは分からない。いずれにしても、意図的に「人目をひく写真」にしてあることは間違いないだろう。
結論から言うと、この「セクシー写真つき履歴書」が、就職を熱望する本人が作成した本物であるか、他人の作為による偽物であるかは、どちらとも言えないのだ。
また、第三の可能性として、確かに本人の写真ではあるが、通常の就職活動のためではなく、世の中に注目されたいなど「別の意図」があってこのようにした、ということも考えられる。もちろん、それも全く想像の域を出ない。
言うまでもなく、このような「セクシー写真つき履歴書」など、通常の就活ではありえないことだ。
ただ、今の中国が「大氷河期」と言われるほどの就職難であることから「ここまでしても、採用担当者の目に留まることを意図したのか?」と人々に想像させるような、おかしな時代であることは言えるかもしれない。
ネット上で「物議を醸している」というのは......
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