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いまだ謎に包まれた巨大な岩の上に立つ宮殿

2024-01-19 | エンタメ

シギリヤ宮殿は、宮殿と軍事要塞の目的を併せ持つ空中複合施設で、高さ約200メートルの巨大な岩の上に建てられています(パブリックドメイン)

 

スリランカの国宝であるこの古代宮殿の遺跡は、当時のスリランカの人々の知恵を反映しているだけでなく、宮殿のクーデターという興味深い物語の題材にもなっています。

スリランカの古代史記録『マハーバーラタ』によると、紀元5世紀、アヌラーダプラ王朝のカッサパ1世(またはカシャパ、カシヤパ)が王位継承権を奪い、異母弟のモッガラーナ1世はインドに逃亡しました。

モッガラーナの報復に備え、カッサパは都を古都シギリヤに移し、長い年月をかけて巨大な山の頂上に要塞のような見事な宮殿を築きました。 防衛上の理由から、宮殿を取り囲む狭く険しい崖を上り下りする階段が作られ、岩のふもとに堀と城壁の建設を命じました。

しかし、カッサパがこの空中要塞での滞在を楽しんだのは、弟に追い詰められて殺され、モッガラーナが王位を取り戻すまでの、わずか7年間だけでした。

【続きはこちら】

 

いまだ謎に包まれた巨大な岩の上に立つ宮殿

スリランカの首都コロンボから北東へ約170キロのところに、ライオン・ロックとも呼ばれるシギリヤ宮殿があります。宮殿と軍事要塞の用途を兼ね備えた空中複合施設で、高さ約...

 

 


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