パウエル連邦準備制度理事会議長は、インフレが下降に転じるとの確信が以前より低くなっていると述べた(Saul Loeb/AFP via Getty Images)
FRB、「インフレリスク」持続で金利据え置き
金融政策当局者らが、中銀の2%のインフレ目標に向けて「さらなる進展が見られない」との見方を示したため、連邦準備制度理事会(FRB)は金利を23年ぶりの高水準に据え置いた。
FRB関係者らは、最大雇用と物価安定という二重の責務を達成することに対するリスクが、過去1年間で、より良いバランスに移行していると指摘した。しかし、経済の見通しには不確実性が残り、政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)はインフレのリスクに対して非常に警戒している。
今のところ、FOMCのメンバーは、インフレ率が持続的に2%に向かっているという確信が得られるまで、「目標レンジを引き下げることは、適切ではない」と考えている。
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