ホンダと日産の統合案が注目を集めている。25日に発表された販売データによると、この統合は両社に、中国の自動車メーカーであるBYDと競争するための規模をもたらす可能性がある。
今年1月から11月まで、ホンダは世界で343万台を販売し、日産は約305万6,000台の販売実績を発表した。同期間、中国の競合企業BYDは376万台を販売しており、ホンダと日産が統合すれば、BYDに対抗して上回る規模を形成する可能性がある。
両社は中国市場で苦戦を強いられ、単独で競争するのが難しい状況に直面している。ホンダは11月、中国での販売が前年同期比で28%減、生産は38%減少。日産も同月、中国での販売が15.1%減、生産は26%減少した。
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ホンダと日産の統合案 BYDへの対抗力強化の可能性
ホンダと日産が2026年の統合を検討。統合により両社の規模は、中国のEV大手BYDに対抗できる可能性を秘める一方で、中国市場やグローバル競争の課題も浮き彫りになっている。
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