11月13日、欧州連合(EU)欧州議会と加盟各国は、欧州委員会が3月に提案した「重要原材料法案」について幾つかの修正を加えた内容で合意に達した。ベルギー・ブリュッセルで8日撮影(2023年 ロイター/Yves Herman)
Foo Yun Chee Philip Blenkinsop
[ブリュッセル 13日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州議会と加盟各国は13日、欧州委員会が3月に提案した「重要原材料法案」について幾つかの修正を加えた内容で合意に達した。これにより来年早々に同法案が法制化される道筋が整った。
この法案は、クリーン技術製品分野でEUが米国や中国と競争していく上で戦略的な柱になると位置づけられている。特に中国からの重要鉱物調達依存度を引き下げる狙いがある。
欧州委の当初案は、2030年までに重要な鉱物資源の域内での年間消費量の少なくとも40%を加工し、10%を採掘、15%をリサイクルすることを目標に設定。第三国への依存度を65%に以下に抑えることを目指す。
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