河北省保定市の涿州市に入る武装警察部隊。民間ボランティアを排除して、軍が「救助」に入る真意は、被災地の実状を伝える映像などを外部に漏らさないためである。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)
『三国志』の英雄のひとり劉備の出身地として古くから知られていた涿州(たくしゅう)は、大洪水の被災地として再び有名になってしまった。
河北省保定市の県級市の一つである涿州市は、当局による事前通告なしのダム放水により、住民が避難する間もなく市のほぼ全域が水没した。その涿州市は、水没から数日が過ぎた今、中国軍に所属する武装警察(武警)の部隊が市内の救助活動を全面的に引き継いでいる。
民間の有志の救援隊は、悲惨な被害の実態を映像で外部に漏らす恐れがあるため、半ば強制的に「撤退」させられた。代わって武警が投入されたのは、その理由による。つまり、被災民の救援が第一義ではなく、情報封鎖が主要な目的といってよい。
その涿州市において......
- 「市長は、どこへ行った?」
- 「軍隊が引き継ぐ」の真意は何か
- すさまじい情報統制で「ドローンを撃墜」
- 被災地に蔓延する「役人がらみの不正」
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