11月11日、珠海市で人々に車が突っ込むという重大な事故が発生し、多くの死傷者が出た。12月27日、加害者の樊維秋(はん・いしゅう)(62歳)が死刑判決を受け、注目を集めている。
官営メディアの新華社によると、12月27日に珠海市中級人民法院(以後、珠海市法院)はこの事件を公開審理し、同日に判決を下した。樊維秋は公共の安全を危険な方法で害した罪により死刑が言い渡され、政治的権利は終身剥奪された。
珠海市法院は、樊維秋が「婚姻の破綻や生活の不満、離婚時の財産分割に対する不満から、私怨を晴らすために人混みに車で突っ込むことを決意した」と述べた。「その犯罪動機は極めて卑劣で、犯罪の性質は非常に悪質、手段は特に残忍で、結果は特に深刻であり、社会に対する危害は非常に大きい」とし、死刑判決を下した。
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中国珠海市で発生した無差別轢殺事件の加害者に死刑判決 超スピード判決に疑問の声も
先月、珠海市中級人民法院は、珠海市で発生した少なくとも35人が死亡した無差別轢殺事件の犯人に対して、死刑判決を下した。わずか1か月半で一審が完了し、判決が下されたことについて、ネット上で疑問の声が上がっている
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