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第14期森林ボランティア青年リーダー養成講座in関西 最終報告

2021-02-27 | 里山・森林ボランティア入門講座
兵庫県宍粟市、オンラインで行われた「第14期森林ボランティア青年リーダー養成講座 in関西」の最終報告をします。
受講生は6名です。


事務局より

 この間に、第4回を兵庫県宍粟市(しそうし)一宮町中坪で、最終回をオンラインで行ない、14期である2020年度は、6人の修了生となりました。
どちらも当初の予定から延期して、第4回は12/12(土)から2/27(土)へと、最終回は1/10(土)から3/27(土)へと変更した上での実施でした。

 中坪での枝打ちの実習は、ここ数年入っていた方とは違う山主さんの林分で行いました。
畑のすぐ南側でフェンスもあるため、受講生の木登り・枝打ちの実習と並行して、スタッフによる林縁の剪定も行いました。
この回は、元々はオプションコースとして、翌日まで滞在する選択肢も用意していました。
しかし夜の地元の方との交流や、普段一緒に暮らしてない人達での自炊、同室での宿泊を伴う行程だったので、その部分は省略して日帰りとしました。
前日の降水の影響か、山の上の方には、うっすら雪が積もっていました。
例年の12月であれば、それは珍しくもないこと。
ですが、今年度はもうすぐ3月。
風も冷たい日でしたが、陽だまりはぽかぽかで、里にはウメも咲いていました。
いつもと違う季節に訪れる事が出来て新鮮でした。

 最終回はオンラインでしたが、スライドショーでのプレゼンも、グループワークも、交流会も(!)当初の予定通りに(笑)組み込んで、不足しがちだったコミュニケーションを補いました。
最後に提出して貰うレポートからは、それぞれ異なる動機から参加した受講生が、様々なものを持ち帰ってくれた様子が見て取れました。
以下に抜粋を載せます。


 自然に接して過ごす事が個人的には気持ちが良い。
その理由を考えるとき、「人の体の中に自然があるから」という養老孟司さんの言葉を思い出す。
そういう感覚で、森と人ともっと距離が近づくことを考えていければと思う。
里山は自然と人とが共生していると感じる。
どちらが生きるのにも悪くない何かがそこにある感じで、より良い現実的なあり方かもしれない。
(社会人・女性)

 コロナ禍で大学の実習が中止になったため、同様の体験ができないかと調べたのでした。
林業がいかに大変かを痛感し、リモートセンシングなどの技術を一般に普及させ、効率よく森林を管理し、作業を進められる工夫が必要だと思いました。
また、事故を減らすためには、道具の使い方や作業のやり方だけでなく、木や山を知ることが重要だと思いました。
(学生・女性)

 木材の工場でも説明がありましたが中々経営的にも厳しいところがあるようです。
あまり儲からないから作業者も減ってきている、それで森林保全が疎かになっている。
今後の自分の活動について、培った経験を活かし、森林ボランティアをしていきたいと思います。
自宅近くでも森林ボランティアの活動があるので、そちらにも参加していくつもりです。
(学生・男性)

・・・

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第4回
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