2015年2月26日(金)~3月1日(日)、
3月9日(月)~15日(日)に
農地復興作業(宮城県名取市)、イベント準備(同七ヶ浜町)で活動を行いました。
のべ人数は、53名です。
事務局日記のカテゴリー「東北地域太平洋沖地震」でも報告をしています。ご覧下さい。
参加者の声
私は、今年の三月に三度目の東北ボランティアに参加しました。
一昨年から去年、去年から今年と徐々に変化していく閖上地区を目にして印象に残ったことがあります。それは、被災された方々の心の変化です。津波によって甚大な被害があった地域に閖上地区があります。
私が初めて閖上地区を訪れた時、流されたいくつかの家屋は生々しく残り、いたるところにガラスや日用品が飛び散らかされ、道には折れ曲がった電柱が横たわり、見渡す限り残酷なことに何もない光景が広がっていました。ただただ呆然と立ち尽くし、津波の悲惨さを感じていました。一年後、また同じように閖上地区を訪れると「閖上の記憶」が建てられていました。自身が体験した津波の恐ろしさを口に出して伝えることや、震災の日に見たものを表現することで、被災したことに対して向き合おうとしていました。徐々に彼らの心に変化が起きているのだと気付きました。そして今年、閖上地区には慰霊碑が建てられていました。見上げる高さの慰霊碑は当時の津波の高さを表していました。
どんなに悲惨なことがあっても決して忘れてはいけないと、前に進もうとしている彼らの心を支えるボランティアが今求められているボランティアの在り方だと感じました。人の心の傷は人の心なしでは癒せません。人と人との関わりから自身も学び、これからまた徐々に変化していく閖上地区を見続けていきたいです。
3月9日(月)~15日(日)に
農地復興作業(宮城県名取市)、イベント準備(同七ヶ浜町)で活動を行いました。
のべ人数は、53名です。
事務局日記のカテゴリー「東北地域太平洋沖地震」でも報告をしています。ご覧下さい。
参加者の声
私は、今年の三月に三度目の東北ボランティアに参加しました。
一昨年から去年、去年から今年と徐々に変化していく閖上地区を目にして印象に残ったことがあります。それは、被災された方々の心の変化です。津波によって甚大な被害があった地域に閖上地区があります。
私が初めて閖上地区を訪れた時、流されたいくつかの家屋は生々しく残り、いたるところにガラスや日用品が飛び散らかされ、道には折れ曲がった電柱が横たわり、見渡す限り残酷なことに何もない光景が広がっていました。ただただ呆然と立ち尽くし、津波の悲惨さを感じていました。一年後、また同じように閖上地区を訪れると「閖上の記憶」が建てられていました。自身が体験した津波の恐ろしさを口に出して伝えることや、震災の日に見たものを表現することで、被災したことに対して向き合おうとしていました。徐々に彼らの心に変化が起きているのだと気付きました。そして今年、閖上地区には慰霊碑が建てられていました。見上げる高さの慰霊碑は当時の津波の高さを表していました。
どんなに悲惨なことがあっても決して忘れてはいけないと、前に進もうとしている彼らの心を支えるボランティアが今求められているボランティアの在り方だと感じました。人の心の傷は人の心なしでは癒せません。人と人との関わりから自身も学び、これからまた徐々に変化していく閖上地区を見続けていきたいです。