JUON NETWORK イベント報告

各地で行っているイベント・ボランティア活動を
紹介いたします。

さぬきの森 森林の楽校2010夏

2010-10-20 | さぬきの森 森林の楽校
9月26日(日)に行われた
「さぬきの森 森林の楽校」(香川県さぬき市)の報告です。
参加者70名(内地元14名)で行いました。

さぬきの森 森林の楽校は、
親子連れの参加者を中心に、
自然散策や体験、地元の方々との交流を通じて、
森林や環境問題のことを学びます。
香川ベンチの会、さぬき林業研究会の皆さんと開催しています。



参加者全員で記念撮影




まずは、森林についての話を聞きました。





ヒノキの皮を剥いて帽子掛けを作りました。






お昼は、流しそうめんや竹飯をいただきました。
皆さん、いい笑顔です




参加者の声

やっと秋らしい空気が感じられ始めた日、
『さぬきの森の森林楽校』に参加させていただきました。

森に入ると、優しい面持ちの香川ベンチの会・さぬき林業研究会の方々と
JUON NETWORKの方々、そしてたくさんのコオロギたちが
迎えてくれました。

まずは、森林のお話、間伐の必要性を学んだところで、
実際の間伐の様子を見せてくださいました。

樹の前後に切り込みを入れ、子どもたちが力を合わせ、ロープを引っ張る。
間近で樹が倒れる様子を見ることができ、みんな感激!
「あんな計算された切り込み私にはできないぞ!?」と思っていたら、
間伐の別の方法である「巻き枯らし」を体験させてくださるとのこと。

樹皮とその下の形成層を剥ぎ取ることで、
葉っぱと根っこの間で養分や水分の行き来ができなくなり、
枯れてしまうそうだ。
皮を剥ぐ作業はコツをつかむまでは大変でしたが、
しっとり白い肌が樹皮の下から見えたときは、またまた子どもたちと感激!

次は昼食のために、各自が竹から箸を作る。
なんとサバイバル!
帽子かけも作りたい!
でも箸も作らなきゃ!
流しそうめんを挟みやすいように(^^;)工夫して削りました。

あっという間の森林体験
「竹めしおいしかったね~もう少し森の中にいたかったね~」と、
子どもたちと話しながら、帰路につきました。

日頃、木工製品に触れて生活していても、
今までは、森と意識が繋がっていませんでした。
しかし、今は、持ち帰った時よりも、乾燥し軽く堅くなった帽子かけを見ると、
あの時の森の樹はどうしているだろう…と、
森を身近に感じることができるようになりました。
今度は、間伐材が加工される様子も見てみたいです。

このような貴重な体験をさせていただき、関係者の方々に感謝いたします。
ありがとうございました。



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