5月22日(土)に行われた
「第10回町並みと民家を訪ねる会」(京都府南丹市美山町)
の報告です。参加者は20名でした。
今回の町並みと民家を訪ねる会の舞台は、
京都府美山町の「かやぶきの里」です。
懐かしいかやぶき屋根の風景
参加者全員で記念撮影
参加者の声
町並み民家探訪も10回目を迎え、
記念すべき探訪先は京都の奥、
南丹・美山の「かやぶきの里」です。
山と川に挟まれた山裾の傾斜に沿って、段々に展開する
かやぶきの屋根の景観は、日本のふるさとの姿そのものです。
ほんの少し前まで、どこにでも見られたものですが、
今は探しても見つからない景色になりました。
そんな懐かしい姿を今も残してくれているところです。
かやぶきを観て回る入り口は赤いポストが印象的で、
ここから村に入ります。途中、樹齢400年と伝わるトチの巨木を
見上げながら、民俗資料館に至り、ここでかやぶきの中身を
つぶさに見ることが出来ました。
これは200年ほど前の農家住宅をそのまま残したもので、
還暦過ぎの方々には見覚えのある農機具や生活用具が、
若い人たちにはもう、過去のものとして、
忘れられつつあるものだと言うことを知りました。
午後から、この地域で最も古く大きい民家を
「小さな藍の美術館」として藍染めの仕事場としても
活用されている当主の説明を聞きました。
藍の魅力に引き込まれて、地に着いた活動が、
さすがに年季の入ったというべきか、古さを保つということが、
いかに大変なことであるかを学びました。
五十戸ほどの集落のうち三十八戸が生活を営みながら、
それを維持継続することは大変なことだと思いますが、
観光資源として活かしながら、集落自体が協同して
守っておられます。
今まで見てきた町並みは商家であり武家屋敷でしたが、
この里の生み出す雰囲気は、ゆったりとした別の世界に
踏み入れたような心地よい按配をあたえてくれました。
5月のさわやかな新緑の光の中で、
名の知れない多くの草花の供宴をえて癒しの空間と時間を、
満喫することが出来ました。
「第10回町並みと民家を訪ねる会」(京都府南丹市美山町)
の報告です。参加者は20名でした。
今回の町並みと民家を訪ねる会の舞台は、
京都府美山町の「かやぶきの里」です。
懐かしいかやぶき屋根の風景
参加者全員で記念撮影
参加者の声
町並み民家探訪も10回目を迎え、
記念すべき探訪先は京都の奥、
南丹・美山の「かやぶきの里」です。
山と川に挟まれた山裾の傾斜に沿って、段々に展開する
かやぶきの屋根の景観は、日本のふるさとの姿そのものです。
ほんの少し前まで、どこにでも見られたものですが、
今は探しても見つからない景色になりました。
そんな懐かしい姿を今も残してくれているところです。
かやぶきを観て回る入り口は赤いポストが印象的で、
ここから村に入ります。途中、樹齢400年と伝わるトチの巨木を
見上げながら、民俗資料館に至り、ここでかやぶきの中身を
つぶさに見ることが出来ました。
これは200年ほど前の農家住宅をそのまま残したもので、
還暦過ぎの方々には見覚えのある農機具や生活用具が、
若い人たちにはもう、過去のものとして、
忘れられつつあるものだと言うことを知りました。
午後から、この地域で最も古く大きい民家を
「小さな藍の美術館」として藍染めの仕事場としても
活用されている当主の説明を聞きました。
藍の魅力に引き込まれて、地に着いた活動が、
さすがに年季の入ったというべきか、古さを保つということが、
いかに大変なことであるかを学びました。
五十戸ほどの集落のうち三十八戸が生活を営みながら、
それを維持継続することは大変なことだと思いますが、
観光資源として活かしながら、集落自体が協同して
守っておられます。
今まで見てきた町並みは商家であり武家屋敷でしたが、
この里の生み出す雰囲気は、ゆったりとした別の世界に
踏み入れたような心地よい按配をあたえてくれました。
5月のさわやかな新緑の光の中で、
名の知れない多くの草花の供宴をえて癒しの空間と時間を、
満喫することが出来ました。