8月7日(水)~8日(木)に福島県南会津町で行われた「会津高原 森林の楽校」の報告です。
28名(内地元13名)の参加がありました。
参加者の声
会津高原森林の楽校を開催しました。
私は岩手大学で勉学に励む一方で、2024年の大学生協東北ブロック学生事務局を務めています。
「会津高原 森林の楽校」は、そんな東北地方の大学生協から大学生の参加が目立ちます。
1日目の朝に仙台駅に集合し、貸し切りバスに乗り南会津へ向かう中、
徐々に雨足が強まり、南会津に入る頃には天気予報を上回る大雨に見舞われましたが行程を変更・交換し、無事2日間を終えることが出来ました。
農福連携に取り組むあたご共同作業所にて、樹恩割り箸の製造や封入作業の見学を行いました。
樹恩割り箸は東北ブロックの大学生協店舗(食堂や購買など)へ供給していただいています。
普段何気なく使用している割り箸一膳を手に取り、何が材料となり誰がどのように作っているのかを知ることは非常に有意義であると参加者の誰しもが感じたところだと思います。
加えて、間伐の体験や、
育苗・植林に取り組む施設である南会津樹木育苗センターの見学などの場で、
また楽習会での南会津の森から採取した原料をもとに精製した和精油を取り扱う㈱一十八日のプレゼンや、あたご共同作業所の事業・活動のご紹介、間伐体験を行う森のある中荒井区の区長・前区長よりの活動のご紹介などで、
様々な方から数多くのお話をいただき参加者にとってたくさんの学びになりました。
今年は、山村と都市を繋ぐ消費生活に着目しながら学習・体験・交流を行いました。
特に、苗木が育ち、間伐をし、間伐材が割り箸へ加工され、さらに端材は暖房の燃料として苗木の育成に使用されるという木の循環が目に見えて分かるよう、要所で循環を感じられるような行程・説明が行われました。
参加者の意見には、『実際に会津に行き、障碍者支援や森林保全などをしている様子を見て、とても良い町であり、多くの努力をしていることが分かった。私たちなど都市に住んでいるものが実際に現地に行き、それを都市に発信することが都市と農山村をつなげる架け橋になるのではないかと考えた。今回の体験・交流などの機会がもっと増えていくべきだと思った。』
との声も寄せられました。
運営としては、宿泊地の確保やプログラムの決定に躓いたときもありましたが、無事ケガ・病気なく開催できたことを嬉しく思います。
また、帰りのバスでは参加者が学びを得たと実感し感想共有を行いながら休んでいたことが印象的です。
末筆ではございますが、山村の生活や取り組みを知り、森林・環境問題を、そしてさらに私たちの消費生活・これからの将来についても考えることができた森林の楽校でした。
引き続き、会津高原森林の楽校の認知・参加が広がってほしいと願っています。
ご協力いただいた南会津の皆様、ありがとうございました。
28名(内地元13名)の参加がありました。
参加者の声
会津高原森林の楽校を開催しました。
私は岩手大学で勉学に励む一方で、2024年の大学生協東北ブロック学生事務局を務めています。
「会津高原 森林の楽校」は、そんな東北地方の大学生協から大学生の参加が目立ちます。
1日目の朝に仙台駅に集合し、貸し切りバスに乗り南会津へ向かう中、
徐々に雨足が強まり、南会津に入る頃には天気予報を上回る大雨に見舞われましたが行程を変更・交換し、無事2日間を終えることが出来ました。
農福連携に取り組むあたご共同作業所にて、樹恩割り箸の製造や封入作業の見学を行いました。
樹恩割り箸は東北ブロックの大学生協店舗(食堂や購買など)へ供給していただいています。
普段何気なく使用している割り箸一膳を手に取り、何が材料となり誰がどのように作っているのかを知ることは非常に有意義であると参加者の誰しもが感じたところだと思います。
加えて、間伐の体験や、
育苗・植林に取り組む施設である南会津樹木育苗センターの見学などの場で、
また楽習会での南会津の森から採取した原料をもとに精製した和精油を取り扱う㈱一十八日のプレゼンや、あたご共同作業所の事業・活動のご紹介、間伐体験を行う森のある中荒井区の区長・前区長よりの活動のご紹介などで、
様々な方から数多くのお話をいただき参加者にとってたくさんの学びになりました。
今年は、山村と都市を繋ぐ消費生活に着目しながら学習・体験・交流を行いました。
特に、苗木が育ち、間伐をし、間伐材が割り箸へ加工され、さらに端材は暖房の燃料として苗木の育成に使用されるという木の循環が目に見えて分かるよう、要所で循環を感じられるような行程・説明が行われました。
参加者の意見には、『実際に会津に行き、障碍者支援や森林保全などをしている様子を見て、とても良い町であり、多くの努力をしていることが分かった。私たちなど都市に住んでいるものが実際に現地に行き、それを都市に発信することが都市と農山村をつなげる架け橋になるのではないかと考えた。今回の体験・交流などの機会がもっと増えていくべきだと思った。』
との声も寄せられました。
運営としては、宿泊地の確保やプログラムの決定に躓いたときもありましたが、無事ケガ・病気なく開催できたことを嬉しく思います。
また、帰りのバスでは参加者が学びを得たと実感し感想共有を行いながら休んでいたことが印象的です。
末筆ではございますが、山村の生活や取り組みを知り、森林・環境問題を、そしてさらに私たちの消費生活・これからの将来についても考えることができた森林の楽校でした。
引き続き、会津高原森林の楽校の認知・参加が広がってほしいと願っています。
ご協力いただいた南会津の皆様、ありがとうございました。