セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

東北旅6 田代島へ

2014-10-25 00:55:33 | 東北旅2014


こんばんは~。

あたたかい日が続いていましたが、雨が降るとまた冷え込んできました~。

上着をはおって靴下はいて、東北旅の続きを書いていきましょう~~





無事に3ヶ所の観光を終えた私たちは。

レンタカーを山形駅前で返し、ここからはバスを乗り継いで、本日の宿泊地、石巻まで行きます。



東北へ来て驚いたのが、このバスの多さなんです。

電車でも行ける山形から仙台までの区間、こんなにバスの本数があるなんて!




前回こちらへ来た時、蔵王へ行く為にその近くのペンション村に宿泊したのですが、雨のため登れずガックリしていると、

「そこの広場のとこから仙台行きのバスが出てるよ~」って教えていただきました。

なんて便利な!!って感動したことがありました。



今回の旅も、この充実したバス路線の恩恵を受けて、山形・宮城間をとっても楽に移動することができたのでした。

奈良もこうなってほしい~~~





疲れていたのでぐっすりと眠っているうちに仙台に到着。

ものすごく楽でした。

ここで、前回仙台に来たときに感動した牛タン屋さんへ。






駅ビルの3階だったと思います、すぐに食べられて良かったです。

普通の牛タンの定食と、ちょっといい牛タンの定食があります。

ぜったいいい牛タンのほうをおすすめします、値段そんなに違わないし。

柔らかくって最高に美味しかった~~~

さすが本場です。



ここからまたバスに乗り、石巻駅へ1時間20分ほど。

またまた爆睡。。。

このバス移動の睡眠のおかげで、この旅を乗り切った感があります



石巻といえば石ノ森章太郎さん。

キャラクターたちをキョロキョロと探しながら、宿まで歩いていきました。




石巻が、東日本大震災で津波の被害を受けたことは知っていましたので、どんな風になってしまったのか……と、到着するのが少し怖いような気持ちもありました。

着いてみれば、駅前は普通の街並みで、まるで何もなかったかのよう。

けれど、コンビニのドアには、『がんばろう、石巻』という言葉が貼ってあって、やっぱりとっても大変なんだな……と心にきました。



ホテルに着いたのは夜の10時。

遅くまでかかってここまで来たのは、次の日の朝に、猫島で有名な田代島へ行くためです。

明日は早起きしなくっちゃ。


静かなホテルで就寝……





翌日、石巻駅。

ここから、田代島へ向かう船が出る『網地島ライン』というところまで、バスで向かいます。


駅舎にはたくさんの石ノ森章太郎さんのキャラクターが書かれています。




こんなところにも。




前日の疲れか、かなりうっかりぼんやりさんになっていた私。

コインロッカーを撮影しているというのに、ここで荷物を預けていくことも、昼食を買っておかなくちゃいけないことも、すっかりと抜け落ちていて。

そのまんま、バスに乗ってしまったのでした……



気がついたのはバスに乗ってしばらくしてからでした。

頭を抱えてももう遅い。

なんとかするしかありません。。。



と、バスがだんだんと、草がぼうぼうと生えた広い場所に差し掛かりました。

もしかしてここって……?


乗客の一人の女性が、「いやぁ……、こんなにまでなってるなんて……」と、とてもショックを受けたように話し出しました。

バスがスーッと止まり、運転手さんが、

「ちょうどこの上辺りが、紅白で長渕剛さんが歌ったところなんですよ」

と説明を始めました。

女性と向かい合って座っていたもう一人の年配の女性も、

「ここは前は、いっぱい建物が並んでたんですよ……、もう想像がつかないでしょう……?」と。

窓の外を見ると、土台だけがむき出しになって、背の高い雑草に覆われている一部分に、『小学校』という文字が見えました。


写真は、一枚も撮れませんでした。


旅行前、このバスの時刻確認などで、バス会社に電話をしていたのですが。

港へのルートは一日に3往復くらいしかしていなくて、帰りの船と連絡していないことを確認していると。

「あのあたりはもう、家がありませんから……、乗る人がほとんどいないので……」

と優しい声の女性が答えたんです。

もうありませんから……。

ありませんから……。

ありませんから……。


この言葉がショックで、ずっと心に染み付いていたのです。

こういうことだったんだな……、と、広過ぎる原っぱを見てぼうっとし、家がかつてあったことを想像しようとしましたが、うまくいきませんでした。






……、運転手さん……、あの……、そろそろ出発してもらえませんか……?

たぶん長い信号かなんかだと思うのですが、しみじみと語る運転手さんと乗客の話は続きます。

貴重なお話をもっと聞いていたいんですが、もうすぐ船が出ちゃうんです……。

焦りながら、時計と運転席をにらめっこ。

すみません、せっかく話をして下さっているのに……




やっとバスが動きだし、無事港に到着しました。

ここで切符を買います。




荷物を預かっておいてもらえないか聞くと、快く引き受けて下さいました。

すみません!助かります!!!



飲み物だけはとりあえず自販機で確保して、出航時間ギリギリで飛び乗り、田代島へ向けて、出発!!

潮風を浴びるのが好きなので、すぐに上のデッキへ上がります。

なんとかお天気で、良かったな。





田代島の仁斗田港に到着です。




田代島にはもうひとつ、『大泊港』があるのですが、仁斗田港のほうが少し大きい集落だそうで、こちらに来ることにしました。

このときのダイヤを一応貼っておきますね。




行かれる際には、必ず再確認してくださいね。



集落の方へ歩いていくと、あ!第一島猫ちゃん発見!!




あちこちでこすり、こすりしながら、ゆっくりと案内してくれているようです。






クンクンクン……、大きなトラックをちっとも怖がっていませんね。




あ!いいにおい~~の顔だ!




口が半開きだもん……


浮きでばりょばりょ。




連れて行かれた一角には、2匹の仔猫が待っていました!!





母子の様子、また次回じっくりと書きますね





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




ポンちゃんとひろみちゃん、シンクロショット。




こうして見ると、男の子と女の子ではやっぱり肩の辺りの感じが違いますねぇ……。

特にポンちゃんのごっつさはカッコいい


前回、ひろみちゃんがポンちゃんに遠慮して箱で寝なくなってしまったと書きましたが、この数日ポンちゃんが姿を見せないので、またひろみちゃん、入ってくれるようになりました。

朝晩冷え込みますからね……、安心します。

しっかしポンちゃんはまたどこで何をしているのやら……。

4~5日姿を見かけていません。

いつもこうして心配させておいて、またひょっこり現れるので、どこかのおうちの庭でのんびりとしているのだと思います。






まだ頑張って咲いてくれている桔梗の花。




いつ見ても、凛として美しいです。


そして今日は、冬毛になってきたしろちゅのむにむにカット!!

しろちゅさ~~ん、ちょっと撮らせてね。




うわ~~!!




その胸のたるみとおてての間に手を挟みたい!!!


タワーの途中の狭い場所で、無理くり香箱座りをしています。


ねむねむ~~~。




うう可愛い……


近頃は、ずっと話しかけているとこうしてねむねむとおめめを閉じていくことが増えました。

私の声でリラックスしてくれているんなら、嬉しいなぁ、しろちゅ


昨晩は後ろから手を出したら、元気にシャー!!していたしろちゅ。

怒んないでよ~~~、触らないよ?


まあでも、イブちょがほぼ怒らないのんびり猫さんなので、こうして猫らしさをしろちゅがみせてくれて、ありがたいのかも(笑)。

刺激的な毎日です。



それでは、また次回です~~~