セツの 日々つれづれ日記

猫たちの様子や感動した景色など、日々のささいな出来事をアップしています。

さくら~ さくら~♪…より団子?

2015-04-06 09:18:27 | 馬見丘陵公園

 さくら さくら 今咲き誇る~ 


森山直太朗さんの『さくら』。

馬見丘陵公園へ向かう道すがら、沿道のソメイヨシノを見て思わず口ずさんでいました。

これから見に行くさくら並木を想像して、ドキドキワクワク



先週の金・土曜日、お花見に行ってきました。

お花見といっても、ひたすら歩いて撮影ばかりですが


今日は、さくらの写真ばっかりです(笑)。

どれも綺麗で、枚数が削れない

相変わらずの枚数の多さですみません



葉っぱと一緒に出ているさくらだから、ヤマザクラかしらん。




もうすぐ雨が降ってくる予報が出ていて曇り空だったのですが、どうしても今年のさくらを目に焼けつけたい!

意地でも綺麗に撮ってみせる!!と、のしのし歩いていきました



まずは、さくらが上から眺められるテラスへ登ります。

一本のさくらが広く広く枝を伸ばしています。




隣の木も。




ここまでバッチリ満開の時に見たのは初めてかもしれません。




ソメイヨシノって、こう、まあるく鞠のように咲くんですね~。




ぎっしり!




まるで雪柳のようです。




改めて全体を見渡すと、うわ……、密集しすぎ!!




毎年見ているはずなのに、さくらってこんなにすごかったでしょうか……。




心の底から押し上がってくる切ないような感動でした。

なんて懸命に咲いているんだろう~~!!


撮っては眺め、はぁ~~~とため息をつき、また撮って……。

テラスの上でずいぶん長くさくらを眺めていました。


お花見客が入れ替わり立ち代り。

朗らかに話す女性グループの声が聞こえてきました。


「まあるく咲いてまぁ~、お団子ちゃんやねぇ~!」


だっ……、団子と表現なさいますか、確かに白くて丸い……




花より団子、という言葉が浮かんで、いや失礼だろうと即座に打ち消します。



女性は次に、鳥さん待ちをしていたカメラマンさんに話しかけます。

「やっぱり鳥を撮ろうとしたら、だいぶ時間がかかるんでしょうね~~」

「そうですね」

ダンディなおじさんカメラマンがにこやかに答えます。


「そういえばね~、うちのさくらの花びらを、ちぎっては落とし、ちぎっては落としするちっちゃい小鳥ちゃんが来るんですけど、あれはどんな鳥なんでしょうかね~~」

「それはきっと、ニュウナイスズメでしょうね」

おじさんさすが! とっても詳しい!!

「ニュウナイスズメ、ニュウナイスズメ……、ねぇねぇ、あれニュウナイスズメって言うんやって~!」

女性は、グループのほうへ大きな声で伝えました。

返事をした別の女性が。

「え、なに? シュウナイ? シュウマイ(焼売)!?」


ぶっははは!!!

必死に笑いを抑えようとしましたが無理で、ブッと吹いてしまい、あたりを見渡すと、近くのベンチに座っていたおじさんも爆笑していて。

今の面白かったですねぇと、目で会話。



あー、笑わせてもらった。

さてさて、撮影の続きだ。


散った花びらも素敵ですよね~。




しかしやっぱり目が行くのは、花の咲きっぷり。




もっふもふのおててみたい。





と、ふわ~~んとコーヒーのいい匂いが漂ってきました。

あ~~、ドリップしたコーヒーだぁ~~、いいなぁ~飲みたいなぁ。

す~~っといい匂いを吸い込んでいると、すぐ横で。

「あ~~~、さくら餅~~」

「う~~ん、こしあん~~~」


えええ! また食べ物ですか~~(爆笑)!!

また失礼ながら笑ってしまって。

しかしコーヒーに和菓子か……、合うのかな……合うな……うん……


食べ物ネタで3回も笑わせてもらっちゃいました。


なんだかとても健やかで自由な感じを受ける方たちで、私もそんな風にもうちょっと気楽に生きればいいんだな、って思わせてくれました。





さて、そろそろ移動しましょう。

下へ降りると、桜の枝がこんなに低くまで降りてくれていたので。




こうしてそおっと触らせてもらいました。




儚い印象のさくらですが、こうして手に取るとなかなかしっかりと大きく見えて、とても生命力を感じました。



少し離れた場所には、ピンク色の濃いしだれざくらも咲いていました。




花びらがあんまりぴろぴろと可愛くてアップ撮り




真っ白のしだれざくらもありましたよ。




地面まで見事に降りていました。

どうしてこの形が昔流行ったリーゼントに見えるのか、私の目、大丈夫かしらん。。。



桜の下の地面は、桜の花びらで綺麗なじゅうたんになりつつありました。




はらりはらりと舞い落ちる花びらを見ながら、のんびりとあたりを散策します。


また上へ登ったりもして。

こんな素晴らしい桜の下で、シートを敷いてお花見、いいなぁ~




お花見客をいろいろ観察していると、あ、この人上級者だ、と思えるつわものが見つかります。

ものすごく楽そうなアイデア椅子を持ち込んで、日陰でゆっくりと読書タイムとか。

活字中毒で、いつも面白い本に飢えている私は、その人が分厚い本をゆっくり読んでいるのに嫉妬したりして

こういうお花見がした~い!!

次こそは準備万端にして、おいしくて楽しいお花見会を開こう

ああ、お弁当のいい匂い、たまらない。。。

しかしみなさん、たまに小雨がぱらついているのに気にしてないな~

やっぱつわものだわ。




向こうの池も、今日はさくらの額縁つきです。




美しく伸びる枝ぶりの木を見つけたり。




わずかな時間青空が覗いて、大慌てでシャッターを切ったり。




桜越しの眺めに心が休まって。




足元には薄ピンクに染まった根っこ。




お花見客がたくさんいたエリアでは、シャッターを切る寸前に女の子がたたた……。




いい感じ。ありがとね。



こんな感じでぶらぶらと、金曜日はひとりで、土曜日は旦那を引っ張って、公園を歩いてきました。

年に一度のさくらの季節を、今年も楽しめたことに感謝。

最後に、さくらの動画を上げておきます。

曇りで暗いですが、公園の雰囲気は味わえるかと……。

鳥さんの声がいっぱい入っているので、おうちに猫ちゃんがいらっしゃると、鳥さんどこ、どこ!?って探すかも(笑)。





リンクはこちらです。



今日もたくさん読んでくださり、ありがとうございました





さて恒例のねこねこタイム


以前も少しお話ししたと思うのですが、新しい野良猫ちゃんがこの辺りをウロウロしているのです。

しょっちゅう庭猫たちと唸り合い、バトルにゃあっ!!

私もたまに加勢したりして(声だけですが



ある休日、二人でどこかに出かける時に、旦那がガチャリと玄関を開けると、そのまま固まって……。

「どちらさま?」

外に向かってなんとも礼儀正しいご挨拶(笑)。

やっとお顔を写すことができました。




キジトラのハチワレちゃん。

ちょっと寄り目でつり目なのです(笑)。

ポンちゃんに似てるかな……、でもトラの色はひろみちゃん?

姿も声も可愛い子なんです


そろそろ諦めてくれないかなぁ……

でないと、名前をつけたくなっちゃうよ(なんだそりゃ)。



お外のケンカが聞こえるたびにドキドキウロウロしちゃうイブちょは。

お気に入りのベッドでくうくうお休み中。




足はこうなってます。




肉球きゅ


しろちゅさんは、このあいだ大サービスポーズを見せてくれました。

年に一度見れたらいい、そのくらい貴重なシーンです。


気配を感じてふっと和室のほうを見ると……?








しろちゅがごろりんしてる!!!!!!



しかも貴重なのは一瞬ではないということ。

ず~~っとこのままなんです。

動画まで撮ってしまいました。

私がどれだけデレデレになっているか、丸わかりです(恥)。。。





リンクは、こちらです。


このあとどうなったかというと、もうちょっとだけ近くで見たい……と、一歩!

このたった一歩で、ぐるんぱっ!!と伏せの体勢にぃ~~~!!!


この足が!!この足が悪い!!!ビシバシッ

後悔先に立たずだったのでした。。。



そんな小悪魔しろちゅさんは、今は寝ているイブちょにぴっとりくっついて、笑うとるのお顔をしています。

こっちをじ~っと見ているのは、なにかおねだりだな……

いやだからね、あそこに置いてあるのよおやつ、ご飯皿に。

あらあら、おめめがとろ~んと閉じてきた。

どうやらイブちょと一眠りするようです。

おやすみ、しろちゅ




それでは、また次回です~~~


木工教室第三回 一輪挿しを作る

2015-04-01 01:16:17 | ワークショップ

ソメイヨシノがついに咲きはじめ、あたたかくなった月曜日。

またまた木工教室へ行ってきました。

ものづくりだけでなく美味しいお食事も楽しめる、とっても楽しい時間。

会場となるのは、手触りのいい木がふんだんに使われ、広々とした空間がある素敵な一軒家。

あたたかい午後の日差しに、そのままお昼寝したくなっちゃうほどの居心地の良さでした。

春休みなので、一緒に来た子供たちのにぎやかな笑い声や足音が響くなか。


いよいよ、木工教室が始まります!




机の上には、見本が並べてありました。




今回は、さまざまな木を切って、磨いて、一輪挿しを作ります。

持ってきていただいた木は、全部で8種類。

さくら、すぎ、ひのき、かえで、たも、けやき、なら、ほお。

さくらの木は、このあいだランチョントレイを作ったときと同じ、ヤマザクラでした。


積み木のように上に積んでいくので、まずは順番と形を決めます。

思い通りの形になるよう、垂直に線が引ける専用のさしを使い、鉛筆で線を入れていきます。


そして、ここでついに登場!!

ノコギリさんです!!!




キャー初めて~~!!!

最初の溝をつけるところから苦労しましたが、包丁で切るときのようにそっと手を添えてするといいと、参加されていた方に教えていただき。

無事ギコギコと切り始めることができました。

まっすぐいかない~~、あ、木の下が欠けた!肩に力が入りすぎ、などなど。

あたふたしっぱなしでしたが、徐々に切ることにも慣れていき。

無事、板の両端を切り終えました。




イエ~い

そして、やっぱり私が最後

さあ、急いで次の作業に取り掛かりましょう~~


次は紙やすりで木の表面をなめらか~にしていきます。

荒いやすりからだんだん細かいやすりへ。

手触りが格段に違ってきます。

熱中してこすっているとついつい顔が近づいて、粉がゴッ!と目に入る。

うう……。


全身粉まみれになってみんなでひたすらゴシゴシ。

これが木工教室の楽しいところでもある気がします。

木の手触りと香りにうっとりして……。

木と触れ合うだけで、ものすごい癒しパワーがあることを実感します。


最後までこすりきり、順番に並べてみました。




色も柄も、ひとつずつ全然違いますね。

そして、重さも全然違うんです!!

すぎ、ひのきはすっごく軽くて柔らかく、うっかり角をこするとすぐに斜めになってしまいます。

重くていいなぁと思ったのは、けやき。

土台となる大きめの板を選んだ時のことですが、けやきの色、柄、そして重さにじーんと感動して

気がつくと、けやきの板をもう手放せなくなっていました




けやきの木の柄です。

まるで海のように見えませんか。

穏やかな波が夕日に照らされて打ち寄せる……、木もまた水とは切っても切れない存在であるのだったなぁと思い出します。


電熱で焦がすように文字が書けるペンで、木の名前を書いていきました。

いつまでも忘れないように。




もちろん、間違って覚えないように、先生に名前を再確認させてもらって。

貴重な天然の木に触れさせてもらえ、その場で知らないことはどんどん教えてもらえる。

なんてありがたい環境なんだろうと、つくづく思うのでした。


それにしても、ほんとうに木の感触って素晴らしいです。

やすりで磨いた直後の、あのスルスルな手触り……、写真を見直すたびにまた触りたくなってしまいます。

触ってるだけでストレスなんて吹っ飛んでいきますよ……、まあ私にそんな大きなストレスはありませんが





昔は、いろんなものが木で作られていて、木を加工することはもっと身近な、生活の一部だったでしょう。

けれど今は、なかなかそんな機会がなく。

最近有名な『食育』という言葉がありますが、木工教室では『木育』という言葉を新たに教えていただきました。

木の素晴らしさ、そして自由に創作できるということを知ってもらうということ。

私に理解できるのはそのくらいですが、

「まずは大人から、そのことを知っていって欲しい。そしてそれを子供達に伝えて欲しい」

この言葉を聞いたのは第二回の木工教室でしたが、今回、木に癒されて作る楽しさを改めて体感して、こういうことかとわかってきた気がしました。

機会がありましたら、ぜひたくさんの方々に体験してほしいと思いました。



さてさて、しっかりと磨いた木たちには、一旦熱して冷まされた食用オイルを塗って、木が長持ちするように保護します。

そして。

もうひとつのお楽しみ、昼食タイムです~~!!!


ワッホ~~~イ!!!








写真はご飯のほんの一部です。

最後の写真のおひたしは、わさび菜でした。


口に入れると、ほんとうのワサビのような風味と辛さが来て、これはお肉を焼いて、醤油とともにいただきたいなぁと妄想しちゃいました。

とってもいい風味だったので、その場でわさび菜をお買い上げ~~~




あ、そうそう、今回も山添村の特産品が買える出張道の駅を開いてくださっていたのです。

普段買えないものなど、たくさん買わせていただきました~。




無農薬野菜、乾燥させた野菜、庭にできた大きな果実、高級な大和のお茶!!

ホクホク顔が想像できますでしょう??(笑)。


その後はもう一度作業場に戻って、ノコギリで切り落とした端材も綺麗にして持って帰ろうと、磨いてオイルを塗り塗り

この木はほお、これはすぎ、と自然と口ずさみながら、最後まで楽しませていただきました。


全て終了し、またまたお茶とお菓子をいただいて(ありがたい……)、最後にみんなの作品を並べて撮影タイム!!

素敵でしょう~~??








準備していただいたお花がまた美しくって。

感動しいの私がどれだけテンションが上がっていたか






やがて帰る時間となりました。

可愛い子供たちともお別れ。

先生方にお礼を言って、愛しい作品をそっと車に乗せて、家へと帰りました。



待ち構えていたイブちょたちのご機嫌をとったあとは

もう一度撮影を楽しみます。


持ち帰った作品。




これを組み立てると、こうなります!




全部違う木でできた階段です。




きちんと揃えているのも美しいですが、バラバラの方向に伸ばしても面白いです。




空いた場所には可愛い小物が飾れます。


端材を磨いて作った積み木。




眺めているだけで、どこか山の中で木々に抱かれる心地がしました。

撮影を堪能したあとは、そのまま机に置いて距離を取ります。

すると……?




可愛こちゃんが、来ましたよ~~


スンスンスン……。




-お花にゃ。




猫たちにも木の香りを存分に楽しんでもらいました。


玄関に置く飾りが、またひとつ増えて嬉しいです。


木工教室第三回、これにて終了です




最後に、イブ散歩の写真を少しアップしましょう~~~


一度外に出してしまうと、もう毎日出たいと言い出すのは目に見えていますね。

はい、晴れた日は毎日お散歩に出るようになりました。


イブちょはせいだいゴロゴロを堪能し。




真っ黒に毛を汚したあとは、花たちを眺めに行き。




何してるの~とひろみちゃんが顔を出します。




そのままそのまま、近づかないでね~~と牽制しつつ、なんとかお散歩を続けます。

けれど、私たちが外に出ていることに慣れてきたひろみちゃんは、こちらに歩いてくるようになって。

そのたびにイブちょは抱っこされて離れた場所へ運ばれていきます


どうして挨拶させてくれないの~と、2匹からなんとも寂しそうに鳴かれるのですが。

辛いけど、ダメなの。ごめんね、と言うしかありません。


イブちょのお散歩が終わって家に入れ、すぐに外へ戻ってひろみちゃんのところへ。

ひろみちゃん、私が手を出すと、スンスンしたあとプイッと向こうへ行ってしまいました。

ご機嫌ナナメになっちゃったかも……、ごめんね。

夜に、関係修復のなでなでをたくさんした次第でした



それでは、また次回です~~~