今日は用事の無い事を幸いに、朝からオシロの故障個所をさがしていた。
物事に熱中すると姿勢が悪く成るのだろうな
肩や首筋が凝って痛く成る。
オシロは四級塩で周囲が腐食した後を洗浄スプレーで洗い、パンクした電解は新しいものに変えて、パスコンに抵抗はチップコンがすぐには入手出来ないので外し、アキシャルの1/8Wの物と交換した。
だがしかし、別な症状が。
自己診断でTEST04のFAIL11が出現、Tektronixのマニュアルを見るとRAMのデーターが初期値に戻ってしまった様なのだ。
各電源の値を精度内に直さなくては成らない
供給側と負荷側の原因が有り一つ一つ直して行かなければ成らないが、これがこれだけ直せば元へ戻るかと言った希望的観測は全く無い。
機器の製造日より10年間はデーター保護用の端子をRAMの内蔵バックアップ電池で書き込み保護をしているがその後はダメらしい。
このオシロは製造から多分少なくとも14~20年位は経っている様に思う。
でもこのオシロ、腐っても鯛と言うべき機能と使いやすさで勤め先で使い始めて、トリガーのかかり方は最高である、他の日本のメーカーはトリガーのかかりが不安定で使い物に成らなかった記憶が有る(今はどうか分かりませんが)。
当時は測定値1MHzが1万円とか言われて、高級乗用車並みの価格と言われていた。
digitalのオシロが普及してきて、この様なアナログオシロは肩身が狭く成っている今頃です。
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