GA645Zi Professional は、1998年発売の中判コンパクトカメラです。
黒外装のBLACKは1年後の1999年に発売になったモデルです。
チタン外装で重量は885gと中判カメラだけど軽量。
フィルムはブローニー判で120も220もOK。
シャッター速度は1/700秒~2秒。
レンズはスーパーEBCフジノンズーム。
ズームは55、65、75、90mmのステップズーム(135判34~56mm相当)で、F値はF4.5~F6.9でちょっと暗いかなあ。
1.6倍ズームということで、画角の微調整という感じです。
ズーム比率を低くしたのは画質を優先したからですかね。
AFは、ハイブリッド(アクティブ・パッシブ)方式。
AEは、外部測光中央部重点。
撮影モードはプログラムAE/絞り優先AE/絞り優先AEスローシンクロ/マニュアル露出の4種類。
自動っぷりが結構すごくて、バーコードフィルム使用時、フィルム感度自動読み取り機能の他、世界初の圧板の自動切替え機能搭載となっています。
120と220で圧板を動かしちゃうってすごいなと。
コンパクトって言っても中判だから、F3やFM3Aみたいな135判の一眼レフより大きいです。
チタン外装で軽いけど、知らない人だったら大きな全自動カメラが軽いからプラだと思ったりして。
いや、わかる人にはわかりますね。
撮影最短距離が1mってのが普段使いでは厳しいかな。
この前のモデルが0.7mで、室内では30センチの差は大きいですから。
私は、風景専用と思っているし、全自動レンジファインダー機って最短距離での撮影は不安を感じたりしています。
ピントが甘いというクチコミも見たことがあるので、自分で試してみるのがいいんでしょうね。