花◎日記

旅・お花・カフェ・ネイル。。。日々のちいさな楽しみをつづっています。ワクワク・ドキドキって最高に幸せ。

カルティエ展へ

2009年05月08日 | 美術館・博物館・観劇
今日は、東京国立博物館の表慶館で開催中の
   ‘カルティエ展’へ行ってきました~。

カルティエというと、友情・忠誠・愛情を象徴するトリニティリングだったり
ラブリング・ラブブレスが有名だったりしますが、
元を辿ると、王の宝石商と呼ばれるほどなので
そのコレクションはティアラや胸飾りが中心で本当にキラキラ~な世界。


そのキラキラを目にして思いだした言葉。
 「何もない空間を美しく」

これはワタシのお花の先生が常日頃口にするフレーズで
お花が埋まっているところは、綺麗で当然。
その間に生まれる、何もない空間こそが全てを表わすと・・・。


確かに、ダイアの埋まるティアラは綺麗で
でも、揺れるダイアを生み出す空間こそが綺麗なんだなーと
ガラスケースに張り付いて観察してきました。。。


で、その空間をどーやって美しく造りだすか。。。。。。。

  ‘離れて見る’事だそーです。

離れることにより、集中してしか見えなかったモノが
空間と共に鮮明に立体的に見えてくる。


これって全ての事にあてはまる。
煮詰まったときに、いかに視野を広げて物事を捉えられるか・・・・・。
何でも、余白が大切。


  花◎より。。。

写真:5月31日まで開催です。
   平成館の方は‘阿修羅展’ですんごい人!でした。。。
   若い人がたくさんでびっくり。
   ワタシ的には表慶館の建物自体が素敵だなーと。









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女王のディナーセット展へ

2009年05月07日 | 美術館・博物館・観劇
今日は東京都庭園美術館で開催されている
  ‘エカテリーナ2世の四大ディナーセット’展へ行ってきました。。。

ココは前から行きたいなーと思っていた美術館だったので
期待大!で行ってきましたー。

さすが、旧朝香宮邸。。。
建物も重厚で1つ1つが最高級。
玄関ホールのガラスはワタシの大好きなルネ・ラリック作で、
展覧内容以外にもワタシ目がハートでした。。。


今回のセルグィス(食器セット)は装飾も細やかで鮮やかで
当時貴重だったであろう、アイスクリーム専用の磁器もあり
本当に溜息もの。。。


このエカテリーナさん、
元はロシア出身ではないものの、愛国心が強く
無能な自分の夫を玉座から下ろし、自分が女帝になったとゆー
賢くて強ーーーい女王様。

でも、絢爛豪華な宮殿も衣装も磁器の数々も
要は権力の象徴を誇るためのモノだったり、
自分を支えてくれる寵臣のためのモノだったりと
何1つ自分のためのモノでないところが・・・深い。


いつかロシアで
今日目にすることができた磁器ともう一度会えたら、さらに素敵。


    花◎より。。。

写真:7月5日まで開催してます!
   ワタシ的にはエカテリーナが愛妾ポチョムキンの為に作らせた
   ‘カメオセルグィス’が最高。
   1つ1つにカメオが貼り付けられてるって、食器の域をこえてるし!
   彼女の想いが溢れてます。。。
   



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