友人が出張で中国に行くというので、経穴人形を買ってきてもらいました。
ドコでも売っていると思って軽い気持ちで買ってきて!!って言ったのですが、探すのに苦労したみたい……。
この人形を探すのにかけずり回ってくれて……
本当に……ありがとう!!
・・・・・この経穴人形早く名前をつけなくちゃ・・・・・!
ところでこの経穴人形ですが、私たち鍼灸師は大きさや材質に関係なく銅人形とか、銅人人形とかよんでいます。
でも……たしかに銅製の人形はいろいろあるので、銅人形といっても銅製の人形としか思わないですよね。
この経穴人形について……
学校でこう習ったのでつい銅人形とよんでしまうのですが、調べてみると、古く中国で出土した経穴人形の全てが、北宋代に仁宗皇帝の勅命によって、医官だった王惟一が1027年に鋳造した銅人形を起源としているそうです。
現在、北京国立歴史博物館に、この経穴人形が所蔵されているそうですが、東京国立博物館所蔵の国宝である鍼灸経穴銅人形は、王惟一がそのとき作った2体のうちの1体とも言われています。
ちなみに東京国立博物館の銅人形の表面には鍼灸のための主要なツボに小さな穴があり、水を満たして、蝋(ろう)で覆って使っていたそうです。
どのようにして使っていたかって??
正しい位置に鍼を刺せば水滴が出てくるけど、間違うと鍼は全く通りませんよね。
当時の鍼灸師の練習用に使っていたそうです。
本当かなぁ……(?_?)……チョット疑問??
おおしたさんの奥様がうらやましい・・・